ヤユヨ「YOUTH OF EDGE」に乗せて高校生たちが応援合戦、「本格炒め炒飯®」が青春の1ページをおいしく彩る

全国にある高校ダンス部の頂点を決めるエイベックス・マネジメント主催の大会「第11回 全国高等学校ダンス部選手権(DCC)」応援ソングとして書き下ろされ、2023年8月にリリースされたヤユヨの「YOUTH OF EDGE」。この曲をバックに、同大会においてニチレイフーズ賞を受賞した三重高等学校ダンス部の生徒たちが踊るスペシャルムービー「赤と白」がニチレイフーズのYouTube公式チャンネルにて公開された。音楽ナタリーでは、このスペシャルムービーの公開に合わせて特集を展開し、映像の見どころやヤユヨメンバーの言葉を紹介する。

構成 / 中野明子

ニチレイ「本格炒め炒飯®」

「本格炒め炒飯®」

「本格炒め炒飯®」

発売以来23年連続売上No.1(※)のニチレイの看板商品。プロの料理人が作る「本格的な美味しさ」を再現するため日々改良が重ねられており、2020年度には「世界で一番売れている冷凍炒飯」としてギネス世界記録にも認定された。2024年3月からは今田美桜出演の新CMが放映中。

※インテージSRI+冷凍調理炒飯市場 2017年3月~2024年2月 各年累計販売金額 / インテージSRI冷凍調理炒飯市場 2001年3月~2017年2月 各年累計販売金額

スペシャルムービー「赤と白」

ストーリー

舞台は「秋」。
夏の大会も落ち着き、空気が澄んで、
空が高く、遠くに感じられる秋の季節。
わたしたちはもう一度、燃え上がる。
全校生徒が紅白に分かれ、競い合う。
夕焼けに輝く、汗。と向き合う両者の熱量が観るものを魅了する。
赤と白。競い合う。

青春を味わい尽くすよう踊る生徒たち

2013年にスタートした「全国高等学校ダンス部選手権」は、ダンス技術のみを競い合うのではなく、「漢字二文字のテーマをいかにダンスで表現するか?」というテーマも出場者たちに課せられている。

2020年の第8回大会からニチレイ「本格炒め炒飯®」はDCCに協賛し、高校生ダンサーたちをサポートしている。第11回において、ニチレイフーズ賞を受賞したのは三重高等学校ダンス部。掲げられたテーマは「家族」だ。生徒たちは老若男女に扮し、ストーリー性のある構成と生き生きとしたパフォーマンスで観衆を魅了した。そしてヤユヨは、高校生たちが抱える青春時代特有の逡巡や前のめりな熱さを、疾走感のあるさわやかなバンドサウンドに乗せて表現。ダンスに懸ける高校生ダンサーたちの背中を押した。

「本格炒め炒飯®」

「本格炒め炒飯®」

このたび公開されたスペシャルムービーの振付は、ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデといった世界的なアーティストたちとステージをともにし、現在は振付師、クリエイティブディレクターとして活躍するMaasa Ishiharaが考案。またナレーションはTikToker、コスプレイヤーとして活動する本望あやかが務めている。

「青春は、お腹が空く」。

季節は秋。体育祭の応援合戦で紅白に分かれ、真剣にダンスパフォーマンスを競い合うダンス部の学生たちの胸には、こんな言葉が浮かんでいたことだろう。二度とは戻らない青春時代の一瞬一瞬を味わい尽くすように、体の力を振り絞って踊る。その姿を見守り、支える家族の眼差し。それは「全国高等学校ダンス部選手権」の決勝大会での生徒たち、それを見届けた家族の姿と重なる。世代を超えて純粋な感情が交錯するその時間を、ヤユヨの「YOUTH OF EDGE」が鮮やかに彩っている。

スペシャルムービー「赤と白」より。

スペシャルムービー「赤と白」より。

「『THE生きてる!』という時間を思い返して青春だったなあと感じるのです」とヤユヨのリコ(Vo, G)は語り、「YOUTH OF EDGE」の作詞作曲を担ったぺっぺ(G)は「今日どれだけ悲しいことがあっても、今日は明日ではない。だから“エネルギーを使い果たせ”ばいい。今日は明日ではないように、今日は今しかないから。今まさに悩みや葛藤を抱えている人に届くといいなと思ってこの詞を書きました」と曲に込めた思いを明かしている。

スペシャルムービー「赤と白」より。

スペシャルムービー「赤と白」より。

スペシャルムービー「赤と白」より。

スペシャルムービー「赤と白」より。

「明日は明日の風が吹くんだ エネルギーを使い果たせ 君の熱は何色だ」

誰もが目の前の一瞬に集中し、魂を燃やし尽くす。そして応援合戦が終わると、敵も味方も関係なく、円を描きながら食事を楽しむ。そこには、看板商品「本格炒め炒飯®」をはじめとするニチレイフーズの逸品が。「チームのみんなで一致団結できて、この3年間の部活動で一番いい映像作品が撮れた」「朝から夜までみんなで撮影してきて、最後に全員で食べたチャーハンは格別」と口々に話す生徒たち。その顔には充実感にあふれた笑みが浮かんでいた。

「本格炒め炒飯®」を頬張る高校生たち。

「本格炒め炒飯®」を頬張る高校生たち。

「本格炒め炒飯®」を頬張る高校生たち。

「本格炒め炒飯®」を頬張る高校生たち。

ヤユヨ インタビュー
ヤユヨ

──スペシャルムービーを観た感想を教えてください。

ぺっぺ(G) うらやましいほどのエネルギッシュさを皆さんの踊りや表情から感じました。今日どれだけ悲しいことがあっても、今日は明日ではない。だから「エネルギーを使い果たせ」ばいい。今日は明日ではないように、今日は今しかないから。これは私が少し大人になってから気付いたことです。今まさに悩みや葛藤を抱えている人に届くといいなと思ってこの詞を書きました。私たちは同じ場所を目指していることに変わりはないけど、それぞれが個性を持ってそれぞれの局面と対峙している。勝負をしている。自分と、仲間と、同じ場所に向かって勝負をし続ける。まっすぐ進め! そんなエールを改めてこのムービーからもらいました。作詞作曲者としてはこのうれないほどうれしい、素敵なスペシャルムービーでした。

──ダンス映像は体育祭がテーマになっています。皆さんの体育祭での思い出を教えてください。

はな(B, Cho) 皆共通の思い出といえば高校の体育祭です。私たちの高校の体育祭は仮装して参加する風習があり、体操服をベースとして特殊な髪型をしたり装飾品を付けたり、変なグッズを持ったり、皆で手作りの名札を付けたり、お祭りみたいな記憶です(ちなみにリコは羽を付けてた)。無邪気に勝負を楽しめるのは、なんだかんだあの頃特有なのかもなと今になって思います。「ちょっと面倒だな」とか「楽しめないな」と思っていても、大人になると話のネタくらいになるし、一度吹っ切って楽しんでみてほしいなと思います。思い出を振り返ったときクスッと笑える程度に。

──ヤユヨの皆さんにとって「青春」とは?

リコ(Vo, G) 青春ってなんだ? 歌詞を書くときによく考えることです。曖昧でよくわからないものだなあと思っているのに、青春を思わず感じてしまう瞬間はよくあります。そのだいたいは過去の記憶で、「THE 生きてる!」という時間を思い返して青春だったなあと感じるのです。「生きてる」なんて当たり前のことのようですが、四六時中それを実感しながら過ごしているわけじゃない。だけど、時間を忘れて夢中で奇抜な古着を探してたとき、好きな人に振られて泣いて過呼吸になったとき、不意に生きてると感じたのです。これがあとになって青春だったのだと気付き、笑い話になっている。ということは?青春とは「THE 生きてる!」な時間のことですかね、、!?

プロフィール

ヤユヨ

2019年1月に高校の軽音楽部の友達同士で結成された大阪出身のガールズバンド。現在はリコ(Vo, G)、ぺっぺ(G, Cho)、はな(B, Cho)にサポートドラマーを迎えて活動している。2019年10月にタワレコ限定シングル「さよなら前夜-Single-」を発表。2022年3月に1stフルアルバム「日日爛漫」、2023年3月に3rdミニアルバム「SPIRAL」を発表した。2024年2月には4thミニアルバム「BREAK」をリリース。3月に東京・murffin STUDIOでアコースティックライブ「ヤユヨとテイク・ア・ブレイク」、同年4月から6月にかけてワンマンツアー「真面目にぶっ跳べファンキー!ツアー2024」を開催する。