8月に兵庫・三田アスレチック野外ステージで開催された「ONE MUSIC CAMP 2023」。「みんなであそぶフェス」をコンセプトに2010年にスタートした“キャンプイン野外音楽フェスティバル”「ONE MUSIC CAMP」は、プールやアスレチックなど、ライブステージ以外にも“遊べる”エリアがあることが魅力で、今年も多くの観客がアーティストのパフォーマンスを楽しみつつ、キャンプをはじめとしたさまざまなアクティビティを堪能した。
音楽ナタリーでは、国内外のフェスに足を運んでいるフェスジャーナリスト・津田昌太朗氏に、「ONE MUSIC CAMP 2023」の初日公演でモトローラのスマートフォン「moto g52j 5G Ⅱ」を体験してもらう企画を実施した。「moto g52j 5G Ⅱ」は野外フェスで活躍する機能を多く備えたスマホ。スムーズにカメラやライトを起動できる“moto/ジェスチャー”や防水防塵性能など、野外フェスに最適な機能を有している。「moto g52j 5G Ⅱ」を体験してもらったあと、津田氏にインタビューを行い、「ONE MUSIC CAMP」の感想や昨今のフェス事情、「moto g52j 5G Ⅱ」の魅力について話を聞いた。
取材・文 / 酒匂里奈撮影 / YURIE PEPE(moto g52j 5G Ⅱでの撮影写真を除く)
モトローラ スマートフォン「moto g52j 5G Ⅱ」(モト ジーゴジュウニジェー ファイブジー ツー)
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野外フェスで活躍する機能を多く備えたモトローラのスマートフォン。5,000万画素のトリプルカメラシステム、IP68相当の防水防塵性能、5,000mAhのバッテリーと128GBのストレージに8GBのメモリ、簡単なジェスチャーで操作できる“moto/ジェスチャー”などの多彩な機能を有する。
「ONE MUSIC CAMP」(ワン ミュージック キャンプ)
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兵庫・三田アスレチック野外ステージで2010年から開催されている“キャンプイン野外音楽フェスティバル”。コンセプトは「みんなであそぶフェス」で、キャンプをはじめプール、アスレチック、バーベキュー、ワークショップなど、ライブステージ以外にも“遊べる”エリアが用意されている。会場内には2つのステージがあり、それぞれ違った雰囲気を楽しめるところも魅力。深夜にはDJステージも展開される。
「ONE MUSIC CAMP」のお客さんはフェス慣れしている
──津田さんは「ONE MUSIC CAMP」には何度も足を運んでいるそうですね。
毎回ではないですがたびたび行っています。ROTH BART BARONの三船雅也さんと一緒にトークショーをしたこともあって。「ONE MUSIC CAMP」はリピーターが多くて、チケットもすぐに売り切れになるんです。フェス慣れしている人が多く、お客さんそれぞれがフェスの楽しみ方をわかっている感じで。あと今年から、「ONE MUSIC CAMP」のチームが「ARIFUJI WEEKENDERS」というフェスを春に始めたんです。初開催ながら「ONE MUSIC CAMP」同様に成熟した感じがありましたね。
──「ONE MUSIC CAMP」には何か特別な思い入れが?
僕は兵庫県出身なので、地元にフェスがあるということがうれしいんです。僕が若い頃は兵庫にあまりフェスがなかったから、今の若い子が、東京や大阪まで行かなくてもフェスに行けるのはいいことだなと。昔から「ONE MUSIC CAMP」があれば僕は上京しなかったかもしれない(笑)。
──なるほど(笑)。このフェスの初開催は2010年ですね。
「ONE MUSIC CAMP」がスタートしたのは、日本全国で中小規模のフェスがたくさん生まれ始めたタイミングでした。「FUJI ROCK FESTIVAL」や「SUMMER SONIC」を体験して、フェスというものを理解した人たちが作り始めたフェスというか。なので「ONE MUSIC CAMP」は第1世代のフェスではなくて、ある程度フェス文化が日本に根付いてから「じゃあ僕たちはこうする」みたいな考えの人たちが始めたフェスのひとつなんですよね。そして名だたるフェスや大規模のものと差別化するためにキャンプやアクティブティという部分を強く打ち出していて。関西って“キャンプインフェス”というものが少なかったんですよ。そんな中で「ONE MUSIC CAMP」の音楽とキャンプを組み合わせたスタイルが受け入れられて、毎回チケットがなかなか取れないような状況なんです。
──日本で音楽フェスが誕生した頃はシンプルにライブを楽しむものが多かったと思いますが、今は枝分かれして「ONE MUSIC CAMP」のようにいろいろなアクティビティを楽しめるフェスも多いですよね。
今では関西にもキャンプができるフェスが増えましたが、「ONE MUSIC CAMP」はその先駆けなのかなと。秋以降に関東で開催されるものだと「New Acoustic Camp」や「朝霧JAM」でも音楽とキャンプを楽しめますね。
写真が撮りやすい「moto g52j 5G Ⅱ」
──今回は「ONE MUSIC CAMP」の会場で、モトローラのスマートフォン「moto g52j 5G Ⅱ」を体験してもらいました。津田さんはモトローラのことはご存じでしたか?
もちろん知っていました。モトローラが過去に海外のフェスに協賛していたことを覚えていますね。アメリカの友達で使っている人も多い印象です。
──モトローラの本社はアメリカのシカゴにありますからね。では会場で実際に「moto g52j 5G Ⅱ」を使ってみた、率直な感想を聞かせてください。
普段は「g52j Ⅱ」より少し小さめのスマホを使っているのですが、それでも重さをあまり感じなかったし持ちやすくて。薄くて軽いし、手になじみやすいのがいいなと思いました。フェスに参加したら、とにかくスマホでたくさん写真を撮るんですけど、「g52j Ⅱ」は写真が撮りやすいと感じました。Googleレンズに対応しているのも魅力だなと。フードの写真を撮ったあとにそのレシピが検索できるのもいいですよね。
──ちなみに津田さんはスマートフォンを選ぶ際にどんな機能を重視しますか?
最近はバッテリーの持ちと画質のきれいさですね。「g52j Ⅱ」は1日使っていたのに全然充電が減っていなくて驚きました。
──「moto g52j 5G Ⅱ」は最長で40時間バッテリーが駆動するので、日中から深夜まで長時間開催している「ONE MUSIC CAMP」のようなキャンプインフェスにはぴったりだと思います。
いいですね。最近のフェスは充電がすべてなので。キャンプができて、夜間まで開催しているフェスだとより重視される点だと思います。あとは出演アーティストの情報をその場でパッと検索したり、はぐれた友達へ連絡したりとか。だいたいのことはスマホで解決できるので、生命線だなと思いますね。
──ちなみに、津田さんはフェス会場でキャンプされたことは?
もちろんあります。アーティストには少し失礼かもしれないですけど、テント内でライブの音をBGMとして楽しんだり、ステージの前のほうに行ってライブを観たり、フードやドリンクを買って後ろのほうで座りながらゆったり聴いたり、と、楽しみ方の幅が広がるんですよね。より自分らしく楽しめるというか。
フェスで活躍する“moto/ジェスチャー”
──「moto g52j 5G Ⅱ」はさまざまな機能を有していますが、電子マネーや交通系ICカードでタッチ決済ができるFeliCaにも対応しているところも魅力の1つです。
最近はフェスの運営側も決済をすベてデジタル化する流れが始まっていて、大規模フェスは決済のデジタル化が加速していますね。日本ではまだ見かけないですが、スマホとリストバンドが連携して決済やチャージができるフェスも海外にはあるので、そういう未来も近いと思います。
──“トリプルカメラ”を使用した感想も聞かせてください。先ほどはかき氷をポートレートモードで撮っていましたね。
ちょっと撮影がうまくなったのかな?と思いましたね。たぶん「g52j Ⅱ」のおかげなんですけど(笑)。タイマー撮影もジェスチャーで起動できるのが楽だなと。やっぱりフェスではオブジェや食べ物を写して自撮りする機会も多いと思うんですよね。そんなときに役立ちそうです。あとフェスの運営側は夜のライトアップにかなり労力をかけていることも多いので、そういう景色をカメラの“ナイトビジョン”モードできれいに撮れたらいいなと思います。
──「moto g52j 5G Ⅱ」の特筆すべき機能が“moto/ジェスチャー”というもので。手首を2回ひねるだけでカメラが起動できる“クイックキャプチャー”や、2回振り下ろすだけでフラッシュライトが点く“簡易ライト”は、フェスの会場でも活躍しそうです。
めちゃくちゃいいですよね、この機能。最近、アーティストがライブ中に「明かりを点けてほしい」とMCすることが増えてませんか? そのときに、おそらくスマホのバッテリーが少ないんだろうなという人は点けないんですよね(笑)。そんなときに「g52j Ⅱ」だったら充電の残量を気にせずに点けられるし、“簡易ライト”機能を使えばスムーズに点灯できる。「ONE MUSIC CAMP」みたいにキャンプができるフェスだと、夜間に懐中電灯が必要なタイミングが多いので、そういうときも重宝されそうだなと。あとは雨のフェスでも活躍しそうですね。
──「moto g52j 5G Ⅱ」は防水防塵の性能があるので、その面でも安心です。
そうですよね。さっき撮影で「g52j Ⅱ」をプールに入れたときは罪悪感がありましたけど……問題ないんですもんね(笑)。「ONE MUSIC CAMP」はプールに入れるところも魅力なので、「g52j Ⅱ」なら気兼ねなく遊べそう。このフェスのプールは来場者だけでなくアーティストの方からも評判がよくて、出演アーティストがライブの様子ではなくプールに入った写真をSNSに上げているのを見かけたことも(笑)。会場内にプールがあるフェスってほかにあまりなくて。「ONE MUSIC CAMP」のお客さんにはファミリーも多いので、子供がプールで遊べるし、そこでDJを楽しむこともできる。プールだけじゃなくて、どの野外フェスでも雨が降ることは多いので、プールに入れても大丈夫なくらいの防水性なのは安心感があります。あと、フェスでは砂埃が舞うこともけっこう多くて、携帯の隙間に砂や埃が入っていないか心配になるので、防塵がしっかりしているのもポイント高いです。
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