8月7日にSPEEDSTAR RECORDS移籍第1弾作品となるニューシングル「リラックマのわたし」を発表した矢野顕子が、MONTHLYナタリーに初登場。癒し系キャラクターとして愛されているリラックマとのコラボについて、拠点としているニューヨークの夏の風物詩などについて語ってもらった。

Q1. SPEEDSTAR RECORDSへの移籍第1弾作品はリラックマとのコラボ作「リラックマのわたし」。制作に際してのコンセプトや、レコーディング中の印象的なエピソードがあれば教えてください。

とにかく、もう既に確立しているキャラクターなので、彼のことを知ることから始めました。リラックマの本を読みまくって。広い年齢層に支持されているので、誰でも歌えるやさしい曲を、と、心がけたつもりです。

Q2. 矢野さんとリラックマとの共通点があれば教えてください。

なんといっても居眠りが得意なところですね。わたしも、自分でも驚くくらいの早さできっちり居眠りしますので。

Q3. SPEEDSTAR RECORDSで挑戦してみたいことはありますか？ またレーベル内でセッションしてみたい方はいらっしゃいますか？

やってみたことのないものや、共演した事の無い人とやることは、魅力的な事だと思っています。

Q4. お住まいになっているニューヨークの夏の名物を教えてください。その魅力とは？

七月四日の独立記念日あたりから、家族で遠出したり、庭でバーベキューしたり、多くの人が長い休みをとって、夏を楽しみます。レストランやバーも夏メニューになるので、都会にいても楽しめます。肌を白く保つ事とは無縁の人がほとんどなので、日本から旅行できたら、ニューヨーカーと同じように、日焼けをあまり気にせず歩き回ってください。

Q5. 最近ハマっていることがあれば教えてください。

1930年、40年代のいい映画を探して見ること。

Q6. ナタリー読者にメッセージをお願いいたします。

この夏、弾き語りのコンサートをあちらこちらで、トリオで東京ブルーノートや大阪ビルボードをやります。会場はいいあんばいに冷やしておきますので、どうぞいらしてください。音楽は熱いけどね！