毎月ナタリーの注目ニュースおよびランキングを紹介する「MONTHLYナタリー」。今回は2013年5月度に話題を集めたニュースのほか、コシミハルのメールインタビューを掲載する。【2013年6月6日更新】

2013年5月の注目ニュース&人気画像ランキング

ニュース月間アクセスランキング トップ10(2013年5月1日~31日)

  1. チャットモンチー橋本絵莉子が妊娠、夫はtacica猪狩翔一(2013年5月28日)
  2. しょこたん裸体に黒リボンの艶姿「壇蜜さまにもご意見を」(2013年5月10日)
  3. bloodthirsty butchers吉村秀樹が逝去(2013年5月30日)
  4. ももクロ、Ozzfestで白熱ライブ「私たちがアイドルだ!」(2013年5月11日)
  5. AKB48第5回総選挙、投票初日速報で指原莉乃が1位(2013年5月22日)
  6. flumpool阪井ダイエット宣言!当面ビジュアル活動休止へ(2013年4月27日)
  7. ゴールデンボンバー樽美酒ヤクルト入団テスト合格も即引退(2012年7月11日)
  8. ポルノ、Perfume、flumpoolら14組「BBQ」写真撮影(2013年5月7日)
  9. SEKAI NO OWARI、GWに3都市でフリーライブ(2013年5月1日)
  10. andymoriが解散を発表、ラストライブは9月武道館(2013年5月27日)

人気画像アクセスランキング トップ10(2013年5月1日~31日)

注目アーティストに接近!最近どう?

先日約5年ぶりとなるソロアルバム「Madame Crooner(マダム・クルーナー)」を発表したコシミハル。今回は彼女に新作の制作エピソードや、今の季節にぴったりな1曲、好きな映画などについて語ってもらった。

コシミハル
Q1. 昔のスタンダードナンバーや、シャンソンをカバーした最新アルバム「マダム・クルーナー」の聴きどころを教えてください。
アルバムタイトルの「クルーナー」とは、マイクロフォンを通して甘く囁くように歌う男性歌手のことで、それまでのマイクを使わなかった時代の大きな声で歌う唄法とは異なり、柔らかく穏やかな声をレコードや劇場で響かせる歌い方で、アメリカでは1920年代後半ぐらいからラジオを通して広まっていったのが始まりのようです。代表的な歌手にはルディ・ヴァレー、ラス・コロンボ、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、フランスではジャン・サブロン、ティノ・ロッシなどがいます。
今ではほとんど聴かれなくなってしまった音楽の中には、素晴らしい曲が沢山あります。
歴代のクルーナーへの敬意を込めて、クルーナー夫人という視点で作りました。
原曲の響きを大切に、ピアノ、アコーディオン、チェレスタ、トランペットなどを中心にした生演奏で、歌は生々しさや感情的なものを遠ざけ、ひとつの楽器のような気持ちで歌いました。
古い時代の中にある美しいメロディーを感じてもらえれば・・と思います。
Q2. レコーディング中にはやっていたことがあれば教えてください。
う~ん、そういうことは何もなかったですね・・
レコーディング中は、いつも時間がある限り作品に集中して、毎日作り続けることだけなんです。
Q3. 映画主題歌のカバーも収録されている「マダム・クルーナー」。映画好きとしても知られるコシさんですが、人生に影響を与えた映画はありますか? またそれはどのような影響を与えましたか?
子供の頃に観たジョルジュ・フランジュの「顔のない眼」
ジャン=ピエール・メルヴィルの「恐るべき子供たち」
ジュリアン・デュヴィヴィエの「巴里の空の下セーヌは流れる」
それからフレッド・アステアの「足長おじさん」は、いつも幸福な気持ちにさせてくれるし、「拾った女」や「ローラ殺人事件」
リリアン・ギッシュの「散り行く花」や
「ワーロック」「荒野の決闘」などの西部劇も大好き!
それに「苦い米」や「地獄に堕ちた勇者ども」も!
あぁ・・もう沢山あり過ぎて・・

音楽を作る時は映画のような気持ちで作るのですけれど・・
アステアだったら、このフレーズをどんな風に踊るかな?とか、
ハープの旋律を作っている時に、背中を丸めて笑うマルレーネ・ディートリヒがふと横切ったり・・
様々なインスピレーションが繋がって、曲が出来上がっていくことが多いですね。
Q4. これから梅雨に突入しますが、「マダム・クルーナー」の中でこの季節にぴったりな1曲を教えてください。その理由もあわせて教えてください。
「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス」
これはトミー・ドーシー楽団の専属歌手だった頃のフランク・シナトラのヒット曲ですが、ピアノはフェビアン・レザ・パネさん、ドラムは浜口茂外也さん、ベースは渡辺等さん、トランペットはエリック・ミヤシロさん、古いスウィングのスタイルで演奏しています。
Q5. これから挑戦してみたいことはありますか?
早寝早起き!(笑)
Q6. ナタリー読者にメッセージをお願いします。
7月3日に「マダム・クルーナー」のコンサートをします。
レコーディングメンバーと一緒に演奏します。
ぜひ観に来てくださ~い!
■コシミハル最新情報

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