1ミソシタ
2018年3月4日に活動を開始したバーチャルYouTuber。2018年8月16日時点で26本の動画を投稿している。本人曰く“イチモツ”が頭に付いており、胸部のふくらみがあるものの、性別は不明。「ポエムコア」と呼ばれるジャンルの音楽を発表しているほか、「ミソシタ相談室」と呼ばれる視聴者の相談に答える動画や、トラックの付いていないポエムを読む動画も投稿している。バーチャルYouTuberとして動画に登場するだけでなく、現実世界で行われているライブイベントにミソシタが登場することもある。2017年8月17日に1stアルバム「ミソシタ」を発表し、バーチャルYouTuberとして初めてメジャーデビューを果たした。
2バーチャル
リアルとの対義語であり、ミソシタの突出した頭部や膨らんだ胸、また全裸による配信などはバーチャルだからこそ成立している。ミソシタ自身はバーチャルであることを利点と捉えており、視聴者に向けてたびたび「バーチャルはいいぞ」「お前もバーチャルに来い」と呼びかける。またバーチャルであることをいいことに、真偽不明の話に対して「ここはバーチャルだぞ」と強引にオチを付けることもある。
これからはリアルかフェイクの二択って時代じゃねえ、つまりバーチャル。
3ポエムコア
2006年にBOOLが提唱した音楽形態。ポエトリーリーディングとは似て非なるものであり、ポエトリーリーディングがトラックに乗せて詞を朗読するのに対し、ポエムコアは朗読の音源をもとにトラックが制作される。またBOOLによればポエムコアを構成する“三大要素”として「ナイフのような自意識」「スケベ心」「闇」が挙げられている。ミソシタは9作目として投稿した動画「ミッドナイト・ファイティングブリーフ」で一躍注目を集めた。
できないからって諦めるな。お前が勝ちあがれるルールを作ればいい。そうやってポエムコアは生まれたんだ。即ち極上の敗者が鳴らすミュージックだよ。
4闇
ミソシタが生まれた場所であり、活動を行っている空間。動画のシチュエーションが常に薄暗いトーンで統一されているのは闇の中で活動していることを表すためである。「我闇ナリ」「Life is Dark」などYouTube上で発表されている楽曲の中には「闇」をテーマにしたものが多い。
闇の中では誰よりも自由になれるんだよ。
5スケベ
ミソシタがよく口にする言葉で、ミソシタの行動原理でもある。YouTuberの多くは主に再生数を稼ぐことを目的に動画を投稿しているが、ミソシタは“スケベ”を求めて動画投稿を続けているとのこと。「スケベ」はミソシタが発表している楽曲内でもたびたび登場する言葉で、スケベを包み隠さず生きることが人間らしく生きることにつながると説かれている。また動画内ではミソシタのスケベ心を満たす装置としてエロ本や個室ビデオが登場する。
僕はどんな金を積まれても、絶対信念は曲げない。でもスケベを積まれたら簡単に寝返るぞ。
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メールインタビュー
- ミソシタ「ミソシタ」
- 2018年8月17日発売 / ポニーキャニオン
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[CD+DVD]
1944円 / PCCG-01709
- CD収録曲
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- ミッドナイト・ファイティングブリーフ
- ヘンリー・ダーガー
- 地下二階のレジスタンス feat. world's end girlfriend
- Dive Deep
- Life is Dark feat. world's end girlfriend
- 我闇ナリ feat. arai tasuku
- エロ本WALK
- Video Box Underground
- アタラシイヘブン
- 革命前夜
- DVD収録内容
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- 特典映像:新作未公開動画100本
- イベント情報
ミソシタ「ミソパーティー ~地下二階のレジスタンス~」 -
- 2018年10月7日(日)東京都 WWW
- ミソシタ
- 2018年3月に活動を開始したバーチャルYouTuber。ポエムコアと呼ばれるジャンルの作品を中心に22本(2018年8月時点)の動画を投稿している。2018年8月にアルバム「ミソシタ」をリリースし、バーチャルYouTuberとして初めてメジャーデビューを果たした。同年10月には東京・WWWにて初の単独ライブ「ミソパーティー~地下二階のレジスタンス~」を開催する。
ミソシタが何者かである以前にお前は何者なんだ?