ミオヤマザキ|ミオヤマザキ史上最大規模でお届けする赤字覚悟のこだわりワンマン

この日限りのスペシャル演出は?

──当日はどんなライブを予定しているんですか?

taka 僕らは毎回赤字になるんじゃないかと怯えながら、セットや照明にこだわってライブをやっているんです。今回は過去最大キャパの会場だからより一層気合いが入っていますね。ミオヤマザキはライブでもちろん音楽を届けたいんですけど、視覚で感じてもらいたいこともたくさんあって。スレ(ライブ)を観終わったときに、1本の映画を観たような感覚で帰ってくれたらいいなと思っています。だから「THE SHOW」というライブタイトルにしました。

──座席のあるライブだからこそ、皆さんにしっかりステージを観てもらえそうですね。

4月28日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて行われた「0428 2人の記念日 待ち合わせ場所は六本木でしょ?」の様子。(撮影:ミズシマトモコ)

mio そうですね。まあ私は「全員立て!」って言うと思いますけど(笑)。「THE SHOW」というタイトルなので、とにかく「見せる」ことがテーマです。ただ盛り上げるだけじゃなくてしっかりミオヤマザキが表現したいものを見せたいです。

──ライブの演出面で企画していることはありますか?

taka この日限りの特別演出も予定しているんです。これ、言っていいのかな?

mio いいんじゃない? 「女子高生」という新曲があって、この曲でスペシャルなステージを披露しようと思っています。昨日、Twitterで公開したミュージックビデオと連動した内容になります。なので、MVを観てライブに来てほしいです。

サビでmioが歌わず踊ってます

──「女子高生」はアッパーなパーティチューンですよね。

mio みんなには踊り狂ってもらいたいですね。

──歌詞と曲のどっちが先にできた曲なんですか?

mio 歌詞ですね。女子高生っていつの時代も流行の最先端で、未来を動かすことのできる存在だと思っているんです。でもあの子たちはパワーがある一方で、殻をかぶっている印象もあって。そういう子たちに向けて「何も気にしなくていいんだよ! もっといっちゃおう! やっちゃおう!」って背中を押せる曲を作りたいと思って歌詞を書きました。

──殻をかぶっている、というのはどういうことなんでしょうか?

2017年12月24日に東京・Zepp Tokyoにて開催された「ミオヤマザキ メジャーデビュー3周年記念 “約束の観覧車の下で”」の様子。(撮影:ミズシマトモコ)

mio 今の子たちは当たり前にSNSの裏アカウントを持っていて、そこで表では言えないことを吐き出しているんです。それに現実世界ではいろんなことを我慢してみんなに合わせながら生きているんじゃないかなって。今しかできないことがたくさんあるはずなのにそんなのはもったいないじゃないですか。だから私たちが「やりたいことをやっていいんだよ」って歌ってあげたかったんです。

──楽曲のテイストは歌詞から導かれたんですか?

taka 歌詞からインスピレーションを受けて曲のテイストが決まることもあるけど、今回は違いました。もともとこういう新曲を作りたいと思っていて、たまたまmioが歌いたかったこととハマったんですよね。

mio こういうアンセミックな曲はミオヤマザキにとって新鮮でした。

taka サビでmioが歌メロを歌ってない曲は初めてですね。サビ部分にはmioの声素材をがっつりエディットして使っていて。ライブでmioは歌わずに踊ってます(笑)。

mio ガンガン踊ってますねえ。パシフィコでもみんなと一緒に踊れたらいいなと思っています。

taka いろんなことがある時代だけど、「今日はもうなんでもいいや!」って手放しで踊ってくれたらいいですよね。いろんなものから解き放たれてほしい。

mio うん。学校とか家庭で嫌なことがあっても、ミオヤマザキのライブではそういうことを忘れて全力で楽しんでほしいよね。

イベント情報ミオヤマザキ「THE SHOW」
2018年7月16日(月・祝)
神奈川県 パシフィコ横浜国立大ホール
ミオヤマザキ「THE SHOW」
ツアー情報
ミオヤマザキワンマンスレツアー2018「diffusion」
  • 2018年10月20日(土)神奈川県 Yokohama Bay Hall
  • 2018年10月21日(日)千葉県 KASHIWA PALOOZA
  • 2018年10月27日(土)北海道 札幌PENNY LANE24
  • 2018年11月3日(土・祝)宮城県 darwin
  • 2018年11月4日(日)群馬県 高崎clubFLEEZ
  • 2018年11月10日(土)長野県 NAGANO CLUB JUNK BOX
  • 2018年11月17日(土)石川県 金沢EIGHT HALL
  • 2018年11月18日(日)新潟県 NEXS Niigata
  • 2018年11月23日(金・祝)広島県 広島CLUB QUATTRO
  • 2018年11月24日(土)福岡県 DRUM LOGOS
  • 2018年11月25日(日)香川県 高松MONSTER
  • 2018年12月8日(土)愛知県 DIAMOND HALL
  • 2018年12月9日(日)静岡県 LiveHouse 浜松 窓枠
  • 2018年12月15日(土)東京都 新木場STUDIO COAST
  • 2018年12月29日(土)大阪府 なんばHatch
ミオヤマザキ
2013年に東京で結成されたmio(Vo)、taka(G)、Shunkichi(B)、Hang-Chang(Dr)からなる4人組ロックバンド。mioによる“男性は心拍数が上がり、女性は皆共感する”恋愛にまつわる歌詞と、パワフルで圧倒的なライブパフォーマンスで人気を集めている。2014年のクリスマスイブにシングル「民法第709条」でEPICレコードからメジャーデビュー。2016年には1stフルアルバム「anti-these」をリリースした。2017年4月には東京・日比谷野外大音楽堂にてワンマンライブを成功に収め、8月にリリースしたシングル「ノイズ」はiTunesロックチャートで1位を獲得するなど、デビュー後も人気上昇中。“ミオラー”と呼ばれるファンを着実に増やしている。2018年7月には神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールにて“ワンマンスレ”「THE SHOW」を開催。10月からは“ワンマンスレツアー”「diffusion」を全国15カ所で開催する。