M!LK|M!LKに捧げた青春の行方 アニバーサリーソングに込めた僕たちの5年間

一生懸命になれる場所がM!LKである幸運

──仁人さんはどうですか?

仁人 EBiDANに入って期間限定のユニットなんかをいろいろとやっていた中で、「青空センターフォワード」という曲を歌うためのユニットがM!LKにつながっていったんですけど……まずそれって、すごく幸運な出来事じゃないですか。誰でもグループを組めるわけではないと思うし、自分がM!LKに必要な要素を持っているから召集されたのかもしれないと考えたら、そのために一生懸命やりたいなって思うし。一生懸命何かをやることで人は輝けるはずだと思っているんですけど、自分にとって一生懸命になれる場所というのがM!LKっていう……ステージに立って、自分磨きを常にしなければいけない場所であることが幸運というか。いい経験を積んで、自分磨きをさせてもらっている感覚がすごくあるんですよね。これは誰でも経験できるものではないし、幸運だなと僕は思っています。

曽野舜太

舜太 僕にとっては、M!LKはRPGに例えられる感じです。

瑞生 俺たちパーティってこと?

舜太 そう。1つの目的に向かって、一緒に戦っていく仲間。それぞれに役割があって、それぞれに役者の一面だったり学生の一面だったり、違ったストーリーも持っていて。

琉弥 僕のM!LKのイメージはね、パーティに近いけど“動物の群れ”って感じだった。

一同 どういうこと?(笑)

琉弥 あのね、同じ種類の牛! 牛みたいに群れながら、バーンて突進していくイメージ!

瑞生 なるほどね(笑)。最高だな。

柔太朗 僕も舜太と同じでRPGに例えちゃうんですけど。M!LKは「ドラクエ」で言う、メタルスライムがいっぱい出る洞窟だなと思ってて。

瑞生 メタルスライム?

柔太朗 メタルスライムって、倒すと経験値がたくさんもらえるの。

瑞生 そうなんだ!

山中柔太朗

柔太朗 普通に日々を過ごすよりも、すごくたくさんの経験をさせてもらえる場所がM!LK、という感覚なんです。そのダンジョンに入れたことがうれしいし……。

勇斗 そんなふうに思ってるんだね。

柔太朗 逃げることもできるけど、絶対に逃げたくないし。

舜太 うわ、まさに「ERA」の歌詞だね!

琉弥 「簡単じゃなくて でも逃げたくなくて」だ!

──やっぱり、皆さんの思いとリンクしているんですね。

琉弥 ですね。M!LKの思いが「ERA」に凝縮されているってことですね!

M!LKに捧げた青春の行方

──「ERA」はM!LKの歩みを振り返る曲であると同時に、皆さんと同世代の人へ向けて「この今を一緒に駆け抜けよう」と力強く発信する歌でもありますよね。M!LKは常に自分たちの等身大の思いを歌にしている、青春の象徴のような存在でもあるなと思うのですが。皆さん自身がM!LKの音楽で目指している場所というか、こんなふうに自分たちの歌が届いたらいいなと思っていることはありますか?

板垣瑞生

瑞生 いろんな方にとっての太陽になりたいです。どんな花も太陽の光がないと育たないように、このグループが太陽のような存在になって心を照らせたら。僕たちがM!LKに捧げた青春を、そのままいろんな方に与えるくらいの気持ちを持ってやりたいなと思っていて。

──でも本当に、M!LKにはそのくらいの陽のパワーがありますよね。

瑞生 そう思います。

仁人 なんだかんだいいこと言ってる(笑)。

舜太 でも、M!LKは月にもなれると思う!

瑞生 そうだね、確かに。

琉弥 暗いところを優しく照らす存在でもありたいよね。

柔太朗 自分たちの歌で1人でも助けられたらなということは考えますよ。

太智 そのために、どんなシチュエーションにもピッタリと合う曲をいろんなバリエーションを持って出したいなと僕は思う。

仁人 いろんな意見があっていいよ(笑)。

──勇斗さんはどうですか?

勇斗 いや、思っていることはみんなと一緒ですよ。「僕らが青春をあげたい」と瑞生が言ってたけど、本当にそういう存在になれたらなと思います。M!LKの曲を聴いて「この曲があったからがんばれたし、M!LKの曲があったから今の自分がある」って1人でも多くの方が思ってくれたら幸せですよね。そして、僕らは皆さんのおかげでM!LKでいられるわけであって。ファンの方とも相乗効果じゃないけど、お互いに支え合って大きなパワーを生み出していけたらなと思います。