マイケル・ジャクソン特集|MJを愛する著名人9人選曲によるオリジナルプレイリスト&「私にとってのマイケル・ジャクソン」コメントを一挙公開

倉木麻衣

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プレイリストテーマI ♡ MJ

倉木麻衣

プレイリスト解説

いっぱいありすぎて選曲に悩みましたが、この10曲を選曲してみました。

01. Man In The Mirror♪
10代の頃この歌に出会い、自分を周りにあまり上手く表現できず、内に閉じ籠っていたときに支えられました。
心に栄養、自信と勇気をくれる1曲。
歌やサウンドを通り越して、自分を解放させてパワーをくれる、私にとっては一生涯の聖歌。マイケルのように歌いたくて、CDがすり減るくらい何度も聴いてビブラートの歌唱法を学んだ1曲でもあります。メロディやリズム、サウンドを飛び越えた魂の音がこの曲にはあるように思います。

「Mai.K's favorite Michael Jackson's Words」
僕はブラック・アメリカンだ。自分の人種を誇らしく思う。僕という人間を誇らしく思う。そして僕には多くの誇りと尊厳がある。
I'm a black American, I am proud of my race. I am proud of who I am. I have a lot of pride and dignity.
By Michael Jackson

02. Blame It On The Boogie♪
自分のライフスタイルに欠かせない1曲。イントロを聴くだけで、ブルーな気分も飛んで、どんなところにいても、わくわく楽しくやる気を与えて何も心配いらない世界へ連れて行ってくれる大好きな1曲。これからの日々も支えてくれる神曲です。
「Sunshine...moonlight...good time...boogie♪」と、韻を踏んでリピートするサビは特にお気に入りのフレーズで、思わず一緒に口ずさんで踊ってしまいます♪
1曲聴き終わっても頭の中にまだ流れてる..で、また聴いちゃう(笑)。

「Mai.K's favorite Michael Jackson's Words」
夢に向かって突き進んでください。あなたの理想がなんであれ あなたのなりたいものになれるのだから。
Please go for your dreams. Whatever your ideals, you can become whatever you want to become.
By Michael Jackson

03. Smooth Criminal♪
ミュージックビデオを観て、一瞬にしてハートを奪われてしまった1曲。
息ができないほど完璧な美しさ、カッコよさ、ドキドキの極み! マイケル・ジャクソンの素晴らし過ぎるMVたちの中でも、特にマイケル・ジャクソンの魅力と天才的な才能と繊細さと情熱が爆発した歌声、芸術的なダンス、五感を刺激するサウンドの1つひとつが際立っていて、細胞を踊らせる神曲です……うまく言葉で表せないので、知らない方はぜひ! 聴いて、観て、体感してみてください! 出会えて幸せ。永遠の憧れ……。

「Mai.K's favorite Michael Jackson's Words」
仕事に関しては本当に自信があるんだ。プロジェクトを始めるときは100%それを信じている。魂を注ぎ込むんだ。そのために死んでもいい。
I'm really very self-confident when it comes to my work. When I take on a project, I believe in it 100%. I really put my soul into it. I'd die for it.
By Michael Jackson

04. Get On The Floor♪
アウトロのサビの部分でマイケル・ジャクソンが音楽の喜びを隠しきれず、気持ちが溢れて思わず歓喜の笑い声を上げています。聴いてるこちらもうれしくなってしまう1曲です。
「Then why don't you just Dance across The floor♪」のwhyの歌声を重ねている低音のパートで中性的な声質が特に際立っていて、不思議な魅力を放っている歌。曲が終わって無音になっても、Michael Jacksonの歌声とリズムが聴こえてくるような。

「Mai.K's favorite Michael Jackson's Words」
生きることは音楽的であること。体内の血が踊り出すところから始まる。すべての生命がリズムを刻んでいる。君は、君の音楽を感じているかい?
To live is to be musical, starting with The blood dancing in your veins. Everything living has a rhythm. Do you feel your music?
By Michael Jackson

05. You Are Not Alone♪
マイケル・ジャクソンのSweetな歌声からスタートするこの曲は、数々の素晴らしいバラードの中でも特に甘く切なく優しくジェントルメンな歌です。落ち込んでいるときにもそっとそばで優しくハグをしてくれるように励ましてもらえます。
今でもいろんな場所、街のラジオから聴こえてくると、まるで家族を見つけたような安心を感じます。自粛が続く今日この頃、まさにこの曲を聴けばyou are not alone♪

「Mai.K's favorite Michael Jackson's Words」
あなたと私は別物ではない。別だと思うのは、認識という魔法のレンズによる幻想のせいさ。
You and I were never separate. It's just an illusion wrought by The magical lens of perception.
By Michael Jackson

06. Smile
チャールズ・チャップリンを尊敬していたマイケル・ジャクソンが大切にしていた1曲。マイケル・ジャクソンの太陽のような眩しい笑顔と優しい歌声が、雨の中、傘になって支えてくれて虹を見せてくれる……大好きな大好きな1曲です。
これからも、おばあちゃんになってもカバーして大切に歌わせていただきたい1曲です。

「Mai.K's favorite Michael Jackson's Words」
愛されていると感じながらこの世に生をうけ、同じように感じながらこの世を去るならば、その間に起きることは乗り越えていけるものである。
If you enter this world knowing you are loved and you leave this world knowing The same, The n everything that happens in between can be dealt with.
By Michael Jackson

07. Heal The World
マイケル・ジャクソンの∞の優しさ、すべての愛と地球、世界をよくしたいという純粋な思いが、心から伝わってきます。地球で生きていられることに感謝し、愛をシェアして優しさや思いやりを大切に生きていきたい……。
この先々も、世界中の大勢の方々に愛聴され続けてほしい! この世になくてはならない大切な神曲だと思います。
マイケル・ジャクソンのスピリットもリスペクトしています。

「Mai.K's favorite Michael Jackson's Words」
僕たちは、傷ついたこの世界を癒さなければならない。今日、僕たちが目にする混沌や絶望、無意味な破壊は、人々がお互いや周りの環境から感じる疎外感に起因している。
We have to heal our wounded world. The chaos, despair, and senseless destruction we see today are a result of The alienation that people feel from each oThe r and The ir environment.
By Michael Jackson

08. I Just Can't Stop Loving You
「I Just Can't Stop Loving You~♪」何回聴いても胸がキュンと切ない……サビのあえて抑えて歌っている歌声がより心に響いて伝わってきます。一緒に歌いたくなるメロディで、デュエットソングといえば!私にとってはこの名曲しか考えられません♪
学生の頃からカラオケでも練習したりして大好きな1曲で、デュエット曲ですが何年か前に1人でカバーしてしまいました(笑)。これからもたくさん聴いて、たくさん歌いたいです。

「Mai.K's favorite Michael Jackson's Words」
僕は人々を助け愛することを決してやめない。イエスさまがそうするようにと言ったようにね。
I will never stop helping and loving people The way Jesus said to.
By Michael Jackson

09. The Lady In My Life
1度は言われてみたいフレーズがいっぱいのラブソング。ボーカルを重ねて生み出されたコーラス主体の楽曲が多い中で、マイケル・ジャクソンの歌声1本で、繊細で艶と深みのある歌声がよりダイレクトに伝わってくるミディアムバラードの名曲です。
空がオレンジ色に変わった夕暮れ時から夜にかけて、お家で1人、浸って聴きたい。ラストの「Stay with me l want you to stay with me♪」というマイケル・ジャクソンのかすれた歌声に思わず視界が涙でにじみます。

「Mai.K's favorite Michael Jackson's Words」
すべてはゆるすことから始まる。なぜなら世界を癒すためには、まず自分自身を癒さなければならないから。
It all begins with forgiveness, because to heal The world, we first have to heal ourselves.
By Michael Jackson

10. Rock With You
マイケル・ジャクソンを知る前、ラジオから流れてきてこの歌に恋をしました。
マイケル・ジャクソンを知った後、この歌を愛しています。
大好きな大好きな「Rock With You」をカバーさせていただいたこと、たくさんの方に聴いていただけたことは誇りです!これからも、たくさん聴いて、たくさん歌いたいです。

「Mai.K's favorite Michael Jackson's Words」
生きていることが幸せだ。僕が僕であることが幸せなんだ。
I'm happy to be alive, I'm happy to be who I am.
By Michael Jackson

私にとってのマイケル・ジャクソン

一生涯の永遠の憧れであり、師匠であり、心の支え。
私がマイケル・ジャクソンを知ったのは、中学生の頃、母がMV集のビデオをレンタルしてきたことがきっかけです。その圧倒的な魅力とパフォーマンス、歌声、1つひとつに衝撃を受け、鳥肌が立ちました! 感動し、当時引っ込み思案だった自分に歌手になりたいという夢を与えてくれました。マイケル・ジャクソンは音楽だけではなく、スピリットも尊敬しています!! 言葉たちにも支えられています。
ずっと夢や希望、勇気を与えてくれています。これからも、命尽きるまで……マイケル・ジャクソンを愛しています!
Respect.. Michael Jackson♡
LOVE FOREVER!!

プロフィール

1982年生まれの女性シンガー。マイケル・ジャクソンやホイットニー・ヒューストンから影響を受け、音楽活動を開始。高校生の頃に現在のレコード会社のスタッフと出会い、デビューに向けて始動する。1999 年10月に、Mai-K名義でシングル「Baby I Like」にて全米デビュー。同年12月に倉木麻衣としてシングル「Love, Day After Tomorrow」にて日本デビューを果たした。透明感あふれる繊細な歌声、ポップかつキャッチーな楽曲で幅広い層からの支持を受け、これまで発表してきたシングル42枚はすべてオリコンランキングにてトップ10にランクインしている。2019年12月8日でデビュー20周年を迎え、初のシングルコレクション「Mai Kuraki Single Collection ~Chance for you~」をリリース。近年は音楽活動と並行して、被災地支援をはじめとする社会活動も積極的に行っている。

コウメ太夫

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プレイリストテーマ愛は世界中を救う マイケルの思いが詰まった作品

コウメ太夫

プレイリスト解説

「Thriller」
小学生5年生くらいのときに友人に「面白そうなのがあるから(ビデオを)観に来なよ」と言われてからハマった曲。現在に至るまで好きになった。怖いのだがカッコいい!

「Beat It」
不良が大喧嘩して、ナイフでボスたちの殺し合いが始まるときにマイケル・ジャクソンが殺し合いを止め、みんながダンスを踊り出す……キレがあってピタッとそろうダンスが最高!

「Billie Jean」
マイケル・ジャクソンが初めてあのムーンウオークをした。歩数にしてわずか2、3歩のムーンウオークをしただけなのに、世界中に大影響を与え、黒人差別からの解放を示した見事なステージ!

「Say Say Say」
あのポール・マッカートニーと共演して人参ジュースを飲んで踊り出すマイケル・ジャクソン。初々しさがありカッコよい!

「Remember The Time」
王様に次々と登場する技芸を見せていく者の中でマイケル・ジャクソンが布に被り、登場。サッと姿を消し金色に輝き踊り出し、姫を魅了してしまい王様が嫉妬してしまう……カッコよすぎてしびれます!

「I Just Can't Stop Loving You」
これはマイケル・ジャクソンが日本に来たときにコンサートを観に行ったとき、生でみて甘くささやき、愛が止まらない歌を女性と歌っていたのが印象的な大人な歌で好きでレコードも買いました!

「Smooth Criminal」
映画化されたときにこの曲をよく聴いていて、映画を実際に観に行ったとき、麻薬ですべてを支配をしようとするギャングにダンスと歌で立ち向かい、マイケル・ジャクソンが体を斜めに傾く姿にすごい!!と衝撃を受けた感動的作品!

「Ben」
マイケル・ジャクソンがまだ子供のときの歌で恐ろしいくらいの美声で天才現れる!!! と思ってしまいました!

「The Way You Make Me Feel」
マイケル・ジャクソンがアカペラで女性を口説く。ものすごく常人ではない格好よさと曲がズシンズシンと心に響き、興奮状態になりそうなカッコよさを楽しめるのでこれもよく観ました! 日本でのコンサートのとき、たまたまこの曲をアンコールでマイケル・ジャクソンがパフォーマンスしてくれてうれしかった。思い出のある曲です。

「This is It」
マイケル・ジャクソンがひさしぶりにコンサートをロンドンで再開する、とニュースになっていて、そのときの新曲がこれ。コンサート会場では3Dを使ったライブ会場に集まった人たちが3Dメガネをかけて楽しめるはずだったのに、コンサートの前に他界してしまい世界中に悲しい衝撃を与えたことを覚えています。

私にとってのマイケル・ジャクソン

マイケル・ジャクソンは僕の長き人生の最初芸能界に入りたいと思わせてくれた人で、紛れもなく僕の人生の中で生きてきた。今でも曲は聴きますし、大好きな憧れの存在で、偉大なキングオブポップです。

プロフィール

東京都出身のお笑いタレント。日本テレビ系「エンタの神様」で彗星のごとく登場し、「チックショー」のフレーズで人気を集める。特技は「マイケル・ジャクソン風のダンス」。2013年に開催された「第1回ムーンウォーク世界大会」の“おもしろ部門”で準優勝した。

西寺郷太(NONA REEVES)

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プレイリストテーマメロウでビターでファンクなマイケル
(ジャクソンズ期を中心に)

西寺郷太(NONA REEVES)

プレイリスト解説

The Jacksonsの兄弟6人全員再集結アルバム「Victory」のポスターとステッカー付LPを小学五年生の僕が買ったのが、1984年の夏。ロサンゼルスでオリンピックが行われ、コカ・コーラを買うとイーグル・サムと五輪ロゴの入ったグラスがもらえた7月の終わりのことだ。「Victory」は、僕が初めて手に入れ宝物のように抱きしめたLPだった。そこからミック・ジャガーとの「State Of Shock」(元々はフレディ・マーキュリーとデュエットするはずだった)と、弟ランディが中心になったミニマムなメロウチューン「One More Chance」をセレクト。コーラスに回ったマイケルも最高だ。

「That's What You Get(For Being Polite)」「Push Me Away」は、ジャクソンズの出世作「Destiny」から。「Rock With You」は、1981年のライブ盤から。タイムマシーンが開発されて夢がもしひとつだけ叶うなら、この時期のジャクソンズ・ライブを観に行きたい。

マイケルが追求し続けたビターなグルーヴも大好物だ。特に「Bad」収録の「Speed Demon」は好きすぎて。スピード狂の歌なのに、BPMが遅い。本当の最速までスピードが上がり切った瞬間、もしかするとすべての景色はゆっくりと克明に把握できる形で動き出すのかもしれない。ここでの狂気的なまでに研ぎ澄まされたグルーヴ描写。当時、人類史上最も世界的にその存在を知られたエンターティナーとなった彼にしか見えない世界の景色だったのかもと思うことがある。

私にとってのマイケル・ジャクソン

マイケルやジャクソンズのファンになって、新しい楽曲が発表されるたびに驚いたり喜んだりしていたことが懐かしいです。最初に聴いたアルバムは、小学4年生のとき先輩にカセットを渡してダビングしてもらった「Thriller」で、それは1983年の初夏のことでしたが、大人になって思い出せる自分の人生の確実な記憶のほぼすべてがその日のその瞬間から始まっています。何がよかったって、彼のファンになった時点でマイケルにはたくさんのアーカイブ、キャリアがあったことです。The Jackson 5や、The Jacksons、彼の「過去」を追うことで、モータウンはもちろんミュージカル映画やロックンロールまで、ポップミュージックの「歴史」を体感する愉しみを教えてくれた「先生」でした。

今回プレイリストにセレクトしたカバー曲「P.Y.T(Pretty Young Thing)」は、僕、西寺郷太の7月22日発売のソロアルバム「Funkvision」からの先行配信。昨年NHK-FMで1年間毎週日曜日に放送された「ディスカバー・マイケル」の「Thriller」全収録曲リクエストでなんと首位を獲得した大人気曲で。若い世代にも圧倒的な支持を得ているということから、リスナーへの感謝の意も込めて選びました。マスタリングはフランク・オーシャン、ザ・ウィークエンド、ドレイク、デヴィッド・ボウイも手がけるジョー・ラポルタ。40歳のジョーとも「マイケル」というキーワードでつながることができました。いつも感謝しています。

プロフィール

1973年東京生まれ京都育ち。早稲田大学在学時に結成したバンド・NONA REEVESでボーカルを担当し、同バンドで1997年にメジャーデビュー。以後、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家として少年隊、SMAP、V6、YUKI、鈴木雅之、岡村靖幸、私立恵比寿中学などの多くの作品に携わる。1980年代のポップスに造詣が深く、マイケル・ジャクソン、プリンスなどの公式ライナーノーツを手がけるほか、「新しい『マイケル・ジャクソン』の教科書」「プリンス論」といった書籍や、小説「噂のメロディ・メイカー」などを執筆した。現在はSpotifyオリジナルポッドキャスト「西寺郷太のGOTOWN Podcast」が配信されている。2020年7月22日にソロアルバム「Funkvision」をリリースする。


2020年6月25日更新