まねきケチャ|新体制で進み続ける5人の思い

歌でみんなを引っ張っていきたい

──1月5日には東京・TOKYO DOME CITY HALLでワンマンライブ「TDCでまねきケチャ」が行われました(参照:まねきケチャ「これからも進化していきたい」新体制の意気込み語ったTDCホールワンマン)。振り返ってみての感想を聞かせてください。

松下 新年明けて初めての大きなステージでのワンマンライブで、しかも新体制になったばかりだったので、どうなるかなと不安だったんですけど、たくさんのお客さんが来てくれました。新曲も盛り上がったし、いい新年のスタートを切れたと思います。

──途中のトークコーナーではそれぞれ書き初めで今年の抱負を発表していましたね。中川さんは「記憶」と書いて、「お酒で記憶を飛ばさない」という抱負を発表していたのが印象的でした。

中川 さっそく今年記憶を飛ばしまくってます(笑)。

──(笑)。ちなみに、まねきケチャの活動における今年の抱負は何かありますか?

中川 私はロックフェスに出たいです。まだ1回も出演したことがないので。アイドルファン以外の多くの人にもまねきケチャのことを知ってもらいたいです。

中川美優
中川美優

宮内 私はもっと海外公演をやりたいと思っています。

──海外と日本ではライブの雰囲気は違いますか?

松下 違いますね。でも海外でもお客さんがコールをしてくれるし、日本語が上手な方が多いです。

宮内 日本人以上に日本の文化が好きな人もいて、いろいろと伝わるものがあります。

深瀬 私たちのライブを観る機会が少ないので、1回のライブにかける熱量がすごくて、こっちも楽しくなります。

──そうなんですね。

深瀬 私たちも1つひとつのライブを楽しみたいと思っていて、リリースイベントなどライブが多くて大変に感じることもあるんですけど、新しいまねきケチャとして楽しみながらがんばりたいです。

松下 私は歌をもっとがんばりたいです。去年歌姫の藤川千愛ちゃんがグループから卒業したので、新体制では私が歌でみんなを引っ張っていければと思っています。

松下玲緒菜
松下玲緒菜

──正直なところ、藤川さんが抜けて新体制になることに対して不安はありました?

松下 そうですね。歌割りや立ち位置が変わって、既存曲も覚え直さなきゃいけなかったので。私は千愛ちゃんパートを歌うことが多いんですけど、モノマネみたいにならないように自分らしく歌おうと心がけています。

──なるほど。篠原さんは何か抱負はありますか?

篠原 私は歌もダンスもまだまだなので、ちゃんとパフォーマンスできるように成長していきたいと思います。

まねきケチャ
まねきケチャ

京都をイメージさせる“ザ・アニソン”

──3月20日には両A面シングル「いつかどこかで / ワンチャンス」がリリースされます。「いつかどこかで」は京都を舞台にしたテレビアニメ「おこしやす、ちとせちゃん」のエンディングテーマで、歌詞は作品に寄り添った内容になっています。

宮内 「祭囃子に誘われて 迷い込んだ古都」とか、京都をイメージさせる歌詞にも注目してほしいです。

深瀬 すごくかわいらしい曲で、ライブでは「コンチキチン」と歌うところの振り付けをファンの方が真似してくれるんです。

松下 細かい音までかわいく仕上がっているので、そういうところまで聴き込んでほしいですね。

──まねきケチャのシングルはエモーショナルに歌い上げる曲が多かったですが、「いつかどこかで」は明るい雰囲気があって、これまでとは違うタイプの楽曲ですよね。

中川 “ザ・アニソン”という感じで、すごく好きです。

──アニメはご覧になりましたか?

松下 はい。14話には副音声として出演させていただいて、すごくうれしかったです。

宮内 観ていて癒やされるアニメだよね。