m-floのデビュー20周年を記念したオリジナルアルバム「KYO」がリリースされた。
音楽ナタリーでは彼らのデビュー20周年を祝して特集を連続で公開中。第1弾では7月にリリースされた作品「mortal portal e.p.」についてメンバー3人にインタビューを実施した(参照:m-flo「mortal portal e.p.」インタビュー)。特集第2弾では20周年にちなみ、m-floとゆかりのある20組から寄せられたコメントを2回に分けて掲載。今回は水原希子、tofubeats、向井太一、オカモトレイジ(OKAMOTO'S)、宮野真守、BoA、荒田洸(WONK)、banvox、YOSHI、堀江貴文という10名からのコメントを紹介する。
文・構成 / 清本千尋
水原希子
m-flo活動20周年に寄せて。
おめでとうございます。私の青春時代からよく聞いていたので、そこから20周年と考えると、とても感慨深いものがありますが、今も精力的に活躍されているので、日本のみならずもっと世界に出ていろんな方とコラボレーションを続けていただきm-floの新しいサウンドを追求して、どんどん発信していってください。楽しみにしています。
m-floとの出会い、思い出。
一番最初にm-floを聞いたのは2004年それこそm-floの「ASTROMANTIC」と言うアルバムが出た時に、セブンティーンのモデルをやり始めたばかりで神戸から東京に通っていて、スタジオで曲が流れていて、すごく衝撃を受けました。今まで聞いたことないようなメロディラインで、日本語の歌詞そして日本語でラップがのっている、とても新しいサウンドだなと思いました。 すぐにアルバムを購入し、その後神戸から東京へ通う新幹線の中でいつもこのアルバムを聴いていました。
m-floの魅力について。
m-floの魅力は、すごくいろんなカルチャーが混ざっているようなサウンドで、ボーカルも変わったりするし、m-floっぽいんだけどどの曲も一緒じゃない感じで、毎回違うサウンドなんだけれども、m-floっぽい。そういう部分があって、すごく多国籍な感じがします。実験的にいろんなサウンドにチャレンジしている感じがして、毎回毎回新しいユニークな部分を見せてくれるところが刺激的だと思います。
「KYO」について。
20周年に相応しい贅沢なm-flo tunes満載のニューアルバム! LISAさんの歌声とVERBALさん☆Takuさんの組み合わせがやっぱり最高!
m-floを代表するヒットナンバーを新たなリミックスで楽しめる1枚もあり、昔を思い出しながら新しさを感じれるアルバム!
tofubeats
m-flo活動20周年に寄せて。
おめでとうございます! 20年なんて誰もが続けられる期間ではないと思います。
これからも宇宙まで届くような音楽をガンガンリリースしていってください!
m-floとの出会い、思い出。
小学生のときに「come again」を聞いたのが最初だったのか「beatmania」のアナザーディスク的に入っていたものが初めてだったのか定かではありませんが、それが最初でした。日本語と英語が並んだ楽曲は幼心に新鮮だったのを覚えています。
そういえば高校時代にm-floさんの主催するリミックスコンテストに楽曲を送って入賞したこともありました。商品はVERBALさんの私物サングラス。段ボールの中にコロンとプチプチに包まれたグラサンが入っていて爆笑したのですが今となっては良い思い出です…笑
向井太一
m-flo活動20周年に寄せて。
誰も見たことのないm-flo。
でも誰もが感じることのできるm-flo!
こんなm-flo待ってました!
大好きです。リリースおめでとうございます。
m-floとの出会い、思い出。
僕が学生の頃はLOVESが全盛期で、とにかくHIPHOP、クラブミュージック好き関わらずみんな聴いていました。後に僕の楽曲「Break up」で☆Taku Takahashiさんとご一緒した時は本当に嬉しかったです。
m-floの魅力。
新しいこと、尖ったことと、ポップスとのバランスが毎回絶妙! 力が入りすぎてないのに、ソツなく難しいことをサラッとこなすのはさすがだなぁと(笑)
日本でずっと前線で活躍しつつ、新しいテイストを上手く取り入れている数少ないアーティストだと思います。
オカモトレイジ(OKAMOTO'S)
m-flo活動20周年に寄せて。
おめでとうございます! 20年ってマジすごいです!! 11年目を迎えた時とか、21年目を迎える今の気持ちを今度聞かせてください。
m-floとの出会い、思い出。
物心付いて初めて買ったCDが「ASTROMANTIC」だったりするんですけど、やっぱり☆Takuさんとやった人権侵害ゲーム(Cards Against Humanity)。あれマジで最高に楽しかったす。
m-floの魅力。
m-floの魅力はやっぱ普通にめちゃくちゃかっこ良いところっすかね。ダサいっていう人はカッコ良いまま売れてることに対しての妬みでしかないんじゃないすか?
宮野真守
m-flo活動20周年に寄せて。
m-floさま、デビュー20周年、本当におめでとうございます。青春時代に、聴かせていただいていたm-floの楽曲。自分がまさか、このようにコメントを出させていただける事実があるなんて、今でも信じられません。
アニメーション映画「HUMAN LOST 人間失格」で出会わせていただき、素敵な時間を一緒に過ごすことができました。
優しく声をかけてくださり、想いを交わしたあのひとときは、僕にとって宝物のような時間です。心より感謝です。本当に本当にありがとうございます。
m-floとの出会い、思い出。
10代の時の当時、ヒップホップやR&Bやエレクトロな楽曲などは、それまであまり聴いてこなかった僕が、m-floさんの作品のあまりにもカッコいい世界観にど肝を抜かれたのが楽曲との出会いでした。
メロディアスかつ最高にノれる曲たちを、夢中で聴いていました。そんな中、僕に新しい音楽の世界を見せてくれたm-floさんが、今回のアルバムに「和」のモチーフを取り入れてるところが本当に感動! さらにまた新しい景色を見させていただきましたし、20th Anniversary Best Mixが、マジで最高! 大好きな曲ばかりで、めちゃくちゃ上がります! 本当に本当に素晴らしいアルバムです!
2019年12月20日更新