「LIVE YEAH!!!vol.3~みんなで作るサイコーPARTY!!!~」特集|チュートリアルと陣&RIKUのこだわり詰まったパーティへようこそ

3月4日(木)にオンラインライブイベント「LIVE YEAH!!!vol.3~みんなで作るサイコーPARTY!!!~」が開催される。

本イベントは、チュートリアルとTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣、RIKUがVJを務めるスペースシャワーTVの音楽番組「ライブを100倍楽しむLIVE YEAH!!!」から生まれたライブ企画の第3弾。前回に引き続き無観客配信のスタイルで行われる今回は、THE RAMPAGE、清水翔太、Reolがライブアクトとして出演し、チュートリアルがネタを披露する。

イベントに向け、音楽ナタリーではチュートリアルと陣、RIKUにインタビュー。大成功に収めた前回のイベントを振り返りつつ、今回の見どころやこだわりを聞いた。

取材・文 / 清本千尋 撮影 / 曽我美芽

演者たちの雰囲気が伝わるいいイベント

──「LIVE YEAH!!」発のイベントは今回で3回目ですね。2020年7月に行われた第2回は無観客配信でしたが、どんなライブになりましたか?(参照:ランペがチュートやchelmicoとコラボ!「LIVE YEAH!!!」でスペシャルステージ続々

左から福田充徳(チュートリアル)、陣(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、徳井義実(チュートリアル)。

(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE) THE RAMPAGEメンバーをはじめ、出演者みんなが楽しんでいる印象でした。出演者たちのテンションって配信でも観ている人に伝わると思うし、楽しいイベントになってよかったです。

福田充徳(チュートリアル) 無観客配信というスタイルだったので、出るアーティストの皆さんはきっと不安なところも少しはあったと思うんですけど、会場にお客さんがいない分、演者がお客さんの気分になってステージを盛り上げようという一体感がありましたね。それが視聴者の皆さんにも伝わって、いいライブになったんじゃないかなと僕も思います。

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE) 視聴者の方から好評な意見をたくさんいただけて、すごくうれしかったですよね。僕個人としては、イベントで毎回ほかの出演者さんとコラボさせてもらってるんですけど、前回は平井大さんと一緒に歌わせていただいて。THE RAMPAGEでは見られない僕の姿で新鮮だったという感想もあってうれしかったですね。あと同世代の人たちが集まったイベントだったこともあり、音楽仲間が増えました。

──徳井さんはどうですか?

徳井義実(チュートリアル) 前回のインタビューでもお話しましたけど、スタッフさんがこんなにいろんなことを考えて実際に実現してくれるイベントってなかなかないと思うんですよ。優良なスタッフ皆さんの努力が出演したアーティストさんにも伝わって、いい空気感でイベントができたんじゃないかなと思います。

──先ほど福田さんもお話されていましたけど、演者の皆さんがお互いのステージを客席で楽しんでいる様子も印象的でした。チュートリアルのお二人はTHE RAMPAGEのライブを袖からではなく、客席から観ていかがでしたか?

福田 16人そろったときのパフォーマンスのクオリティがすごいなと思いましたね。陣くんRIKUくんとスタジオでしゃべっていると陽気な兄ちゃんみたいな印象だけど、ステージ上であんなふうに歌って踊っている姿を観るとやっぱりすごいアーティストだなと思いましたし、人気の理由もすごくわかりました。

──「LIVE YEAH!!!」の企画で何度か取材させてもらってますけど、チュートリアルのお二人と陣さん、RIKUさんは本当に仲良しですよね。ここまで仲良しだと「うちの子がステージでがんばってるな」みたいな、親心みたいなところもあったりするんでしょうか?

福田 どちらかと言うと「やっぱりすごい子たちなんや」という感じで、ライブ観たあとはちょっとだけ距離を置こうと思いました。

RIKU いやいや!(笑)

左から福田充徳(チュートリアル)、RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、陣(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、徳井義実(チュートリアル)。

福田 仲間やと思ってたけど、全然違うステージの人やと痛感させられましたね。ただの後輩芸人みたいな感じで思ってたから(笑)。

RIKU (笑)。

徳井 当たり前のことなんですけど、目の前で観ると16人の汗や息遣いを感じるなと思いましたね。なんかステップを踏む足音とかそういうものも聞こえてきて、贅沢な思いをさせてもらいました。

──チュートリアルのお二人はTHE RAMPAGEと一緒にステージに立ってパフォーマンスしましたよね。ぜひその感想を聞かせてください。

徳井 あれはね……楽しかったです。徳井側、福田側みたいな感じで左右に分かれてカメラに寄っていくシーンなんか、ファン感謝デーでステージにあげてもらったような感覚でしたよ。単純に楽しかったです。

福田 あれはよかったよなあ。

「どーもー」だけでごはん2杯は食べられます

──陣さんとRIKUさんはチュートリアルのネタを観るのもすごく楽しみにしていましたよね。実際に生で観てみていかがでしたか?

陣(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

 僕はお笑いがめちゃくちゃ好きで、チュートリアルさんのネタはTHE RAMPAGEになる前からテレビで観ていたので生で観られて感激しました。アドリブで客席をいじってくださったのもうれしくて、子供の頃に戻ったような気持ちになりました。客席の前のほうで観ていると本番直前の袖の様子とかも見えるじゃないですか。お二人は緊張してる様子もなく、会話してケタケタ笑ってるんですよね。でもサンパチマイクに向かって2人で歩いていくときのあの貫禄はすごかった。そこから「どーもー」って始まって。

福田 ホンマかい(笑)。

 あの瞬間はサブイボが立ちましたよ。あの「どーもー」だけでご飯2杯は食べられる。

福田 食えるか(笑)。

 いけますよ!

RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)

RIKU チュートリアルのお二人には収録の合間とかにもたくさん笑わせてもらってるんですけど、やっぱり漫才はそれとは全然違うんですよね。本業をやっているときのお二人は本当にカッコよくて面白くて、観ていて感動しました。僕もお笑いが好きで、ずっとお笑いライブに行ってみたいと思っていたんですよ。でもなかなかそれが叶わなかった中で「M-1」王者の方たちのネタを生で観られるなんて奇跡みたいだと思いましたし、改めてすごい人たちと一緒にお仕事させてもらってるんだなと感じました。あのネタだけで僕はラーメン5杯いけますね。

徳井 だいぶカロリー行くなあ(笑)。

福田 そもそもラーメンってちゃんとした味付いてるからおかずいらんしな(笑)。

 確かに(笑)。

うまくいけばLDHに……

──今回のライブではチュートリアルのネタに陣さんとRIKUさんが参加するんですよね。実は前回からこのアイデアはあって、今回ようやく実現することになったんだとか。

RIKU 子供の頃の自分に自慢したいですね。でもこれって「LIVE YEAH!!!」だからこそできることだと思うんですよ。お笑いのライブでチュートリアルさんが僕らみたいなアーティストとコラボすることなんてまずないし、逆に僕らのライブでチュートリアルさんとネタコラボをすることもないと思う。番組のイベントだからこそ実現できるんだよなと。一生懸命真面目にふざけて、その時間を噛みしめたいなと思います。

──陣さんはどうですか?

 お二人は本当にお忙しい中、僕らと一緒にやるネタを考えてくださるわけで。きっと若手芸人さんとかがうらやましがると思うんですよね。がんばってやって、若手芸人さんたちを嫉妬させたいです。

──陣さんとRIKUさんを迎えたネタはどんな感じになりそうなんですか?

徳井義実(チュートリアル)

徳井 ほかの人のネタなんですけど、この4人にピッタリっぽいものがあるんで、それを拝借しようと思ってます。今ちょうど本人に貸してくれって声をかけようとしていて。

──ネタ合わせの時間はありそうですか?

徳井 やれたらいいなと思っています。まあでもね、2人ともすごく勘がいいので面白いものになると思います。4人でネタをやるなんて新鮮なんで僕らも楽しみです。

──今までこういうコラボのネタはけっこうやってるんですか?

徳井 芸人と集団でコントみたいなのはもちろん何回もやってますけど、芸人以外と一緒にネタをやるっていうのはなかなかないと思います。

──それは貴重なステージになりそうですね。福田さんは陣さんとRIKUさんにどんなことを期待していますか?

福田充徳(チュートリアル)

福田 とりあえず僕はツッコミの役回りになるんで、陣くんRIKUくんには自由にやっていただいたところに極力うまくツッコミを入れて爪痕を残したいですね。うまくいけばLDHに入れるんやないかと思ってるんで。

徳井 爪痕を残したらLDHに入れるの?(笑)

福田 きっとHIROさんが観てくれてるだろうし、「こいつLDHでいけるな」と思ってもらいたいです。

 HIROさん、突拍子もないこと言う人が好きなのでそれもあり得るかもしれないです。

福田 俺、その日が勝負の日かもしれない(笑)。