スペースシャワーTVで毎週金曜に放送されている音楽情報番組「ライブを100倍楽しむ LIVE YEAH!!!」。チュートリアル、THE RAMPAGE from EXILEの陣とRIKUがVJを務めるこの番組発のオンラインイベント「LIVE YEAH!!! vol.2~家!!!で楽しむBIG STAGE~」が7月20日にエンタメサイト・uP!!!で生配信されることを記念して、イベントを“100倍楽しむ”方法を聞くインタビューをVJ4人に実施した。「LIVE YEAH!!!」のイベント名物のアーティストコラボはもちろん、舞台裏の生配信やフードのデリバリーなどオンラインイベントならではの試みも盛り込んだ「LIVE YEAH!!! vol.2」。開催を待ちわびる4人の和気あいあいとした雰囲気のインタビューを、ソーシャルディスタンスを保って撮り下ろした写真と共に楽しんでほしい。
取材・文 / 清本千尋 撮影 / 曽我美芽
第1回が終わってすぐに第2回の話に
──2019年10月に神奈川・パシフィコ横浜でライブイベント「LIVE YEAH!!! vol.1」が開催されました(参照:THE RAMPAGE、KREVAら出演「LIVE YEAH!!!」大盛況!SPiCYSOL×RIKUコラボも)。満員御礼だった第1回ですが、振り返ってみていかがですか?
福田充徳(チュートリアル) せっかくなのでまずは徳井に振り返っていただいて……。
徳井義実(チュートリアル) 振り返れない。
一同 (笑)。
徳井 ちょうどお休みしていた時期だったので、自宅で「今頃始まったんやな……」とか思いながら時計を眺めていたのを思い出しますね……一旦泣いてきてもいいですか?(笑)
福田 それは困ります。
──陣さんはどうでしたか?
陣(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE) 今まで僕たちは自分たちのツアーでライブをすることが多かったんですけど、番組のイベントということでほかのアーティストさんのファンの方や「LIVE YEAH!!!」の視聴者の方の前でパフォーマンスができたことが新鮮でした。僕らはチュートリアルのお二人がやってこられた番組(前身番組「チュートリアルの徳ダネ福キタル♪」)に加わった形だったので、これまでのストーリーを少し知れたような気もして、番組に対する気持ちがより一層深まった時間でしたね。
RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE) 番組のカラーもあるので普段の我々のライブの作り方とは違ったんですよね。振り返ると「LIVE YEAH!!!」だからできる内容になったなと思うし、グループに持ち帰るものも多かったです。番組視聴者の皆さんや僕らのライブを初めて観る人たちがどういう目線でパフォーマンスを観てくれるのかとか、この機会に知れてよかったです。
福田 僕は普段一緒に番組をやっている陣くんとRIKUくんがTHE RAMPAGEとしてパフォーマンスしているのを初めて観て、16人全員が集まったらこんなにカッコよくてお客さんとの一体感があるライブをするグループなんだなと感激しました。RIKUくんはSPiCYSOLと一緒に歌ったりもしたし、なかなか普段観られない貴重なパフォーマンスが観られたのもよかったですよね。合間のトークも含め特別な雰囲気を持ったイベントになったと思います。陣くんが総合プロデュースをしてくれて、RIKUくんがグッズを考えてくれて、僕はフードを担当して。徳井は謎の猫担当(笑)。VJたちで企画したものをたくさん盛り込めたので、その手作り感がお客さんに伝わっていたらうれしいなと思います。あとスタッフさんが舞台裏で、徳井が飼っている猫の写真をプリントしたTシャツを着ていたのがなんかよかったですね(笑)。盛り上げようとしてくれたのかわかりませんけど、ほとんどのスタッフさんがあのTシャツを着ていました(笑)。
徳井 元から決まってたんだよ。俺の魂を猫に乗せてな。
RIKU 本当に雰囲気がよかったですよね。イベントが終わって軽く打ち上げをしているときに「vol.2はこうしたいね」とかそういう話がすでに出るくらいチームワークが高まっていました。
人数制限なく日本中で誰もがリアルタイムで楽しめるお祭り
──「LIVE YEAH!!! vol.2~家!!!で楽しむBIG STAGE~」は配信という形で実施されますが、どんなイベントにしようと思いましたか?
陣 配信になったことをマイナスに捉えるのではなく、配信だからこそできることをいろいろ考えました。“配信だとこれしかできない”というよりも、今回しかできない内容になると思います。フードデリバリーは大きなところですよね。僕らもデリバリーされるものと同じフードを会場で食べる予定です。視聴者の皆さんと同じものを共有できることが楽しみですね。あと開演前の楽屋の様子を中継したり、転換中も面白いことができたらと思っています。かなりワクワクしています。
──皆さんが思う配信ライブならではのよさを教えていただけますか?
RIKU 会場だと定員がありますし、スケジュールを合わせるのも大変です。それに遠方に住んでいる方は交通費や会場に来るまでの時間がかかってしまいますよね。配信ライブは家で画面を開けばすぐにライブ会場とつながることができます。僕らも距離を感じさせない演出をたくさん考えているので、きっと近くに感じてもらえると思いますよ。その1つが舞台裏の配信で普段のライブよりも僕らに親近感を持っていただけるんじゃないかなと思っています。人数制限なく日本中で誰もがこのお祭りをリアルタイムで楽しめるというのが配信ならではかなと思います。それを最大限に楽しみたいし、皆さんにも楽しんでもらいたいです。
徳井 配信ライブは新規開拓にもなると思うんですよ。そもそもライブに行かない人たちが世の中にはいて、むしろそういう人のほうが多い。でも配信やったら観てくれる人もいると思いますし、きっと新しいファンを増やすチャンスになるんじゃないかなと。
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前回はできなかったあのコラボも……?