7ORDER×SHE'S・the telephones|新たな出会いで意気投合!ツーマンライブに向けて語り合う (4/4)

音楽以外でもシンパシーを感じます

森田 対バンってどんな感じなんですか?

諸星 僕らは初めてなので何も知らなくて。

石毛 いろんな対バンがあると思うんですよね。僕らは自分たちの企画だと普段一緒に飲んでいるような人たちを呼ぶことが多々あるのですが、楽しい空気をまといながらも、本当のガチンコでやっています。せっかく一緒に対バンするから、コラボとかもよくやっています。お互いの曲にどっちかが参加したり。コロナ前は打ち上げをライブと同じ熱量でやってるときもありましたね。ステージ上にいる時間より、酒を飲んでる時間のほうが長かったかもしれない(笑)。

左から森田美勇人(B / 7ORDER)、諸星翔希(Sax / 7ORDER)、石毛輝(Vo, G, Syn / the telephones)、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek, Cho / the telephones)。

左から森田美勇人(B / 7ORDER)、諸星翔希(Sax / 7ORDER)、石毛輝(Vo, G, Syn / the telephones)、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek, Cho / the telephones)。

諸星 ライブのあとが本番なんですね(笑)。

石毛 2人はけっこう飲むほうなの?

森田 あー、けっこう激しいです。

諸星 7ORDERの中では僕たち2人が特に飲むほうだと思います。

岡本 うちらはわりと全員飲みますね。

諸星 僕たち2人でずっと飲んでいた時期があって。ある日、飲みすぎて楽しくなって、最終的にカラオケに行ったんですけど、美勇人が酔っ払いすぎて目が見えてなかったんですよ(笑)。

森田 飲みすぎると視力が奪われるので、何も見えない。でも、酒は飲みたいんです。だから酒を探すんですよ。それっぽいのをつかんで飲んだら……。

諸星 「お前、何やってんだよ! それデンモクだぞ!」っつって(笑)。

岡本 ははははは。

石毛 デンモクの重さだったら、だいぶ入っている酒ですよね(笑)。

森田 グイっといけるなって思って。

諸星 かなりデカいですよ。

石毛 めっちゃ仲いいですね。

諸星 メンバーみんなで焼肉に行ったりしますね。うちの年下2人(阿部顕嵐と長妻怜央)がめちゃくちゃ頼むんですよ。

石毛 飲むよりも食べる?

諸星 はい。頼みすぎちゃって最後みんな「これ、誰が食べる?」みたいな。でも、食べきらないといけないので、最後、長妻がマルチョウを丸呑みしていました。

石毛 ええっ!

岡本 ハンパないですね……!

森田 まだタンとかなら締めでいけるけど、マルチョウだけを呑むっていう。

諸星 油の塊なのに。でも、最後までちゃんと全部食べ切ってました。

石毛 そういうバカなこと、うちのメンバーでもよくやったりするので音楽以外でもシンパシーを感じますね(笑)。

岡本 でも7ORDERにイメージがつきましたね、マルチョウの。

石毛 どういうイメージだよ(笑)。

森田諸星 ははははは。

左から森田美勇人(B / 7ORDER)、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek, Cho / the telephones)。

左から森田美勇人(B / 7ORDER)、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek, Cho / the telephones)。

みんなで一緒に盛り上がれたらうれしい

石毛 この前のライブのMCで、アイマスクのグッズの話をしていましたよね? それが気になっていて。

森田 今日持ってくればよかった! 今年僕らはそれぞれの誕生日にグッズを販売していて。僕は「夢の中で僕と会いますk?」というアイマスクをプロデュースしたんです。

諸星 アイマスクの目がバキバキなんですよ(笑)。

石毛 めっちゃ欲しい(笑)。

岡本 僕は眠くなってくるとまぶたが下がって、どんどん目元の彫りが深くなって、朝起きても戻んなくなっちゃうんですよ。

森田 だとしたら僕のアイマスクはぴったりだと思います。僕たちけっこう目元、似てますよね。

石毛 ライブのときに着けたら?

岡本 着けて弾こうかな!

諸星 いやいや、見えないんで(笑)。

石毛 諸星さんの誕生日グッズは何を作ったんですか?

諸星 僕はジョッキです!

石毛岡本 ジョッキ!?

諸星 ほろ酔いくらいとか、お酒の濃さを調節できるメモリが書いてあるんです。僕は「モロ」って呼ばれてるので、“モロ酔い”みたいな。

岡本 うまく掛けてるんですね。

森田 ホワ茶と一緒です。

石毛 でも、全部おしゃれなんだよなあ。モロ酔いは言いたくなりますもん。

──お互いのファンに向けて、ライブでここに注目してほしいというポイントは?

石毛 なるべく引かないでほしいなということだけですね(笑)。終わる頃には会場を1つにしたいと思っていますので。

岡本 温かい目で見てもらえたらうれしいです。

諸星 僕らはイメージ的にちょっとカッコつけてる人たちだと思われてるかもしれないんですが、意外とみんなバカだよっていうことを知ってもらえたらいいなって。

森田 みんなで一緒に盛り上がれたらうれしいですね。一体感のあるようなライブになったらいいなと思います。「Whoa cha」でダンスとかありますか?

岡本 いつもサビで「ホワチャ! ホワチャ!」ってとりあえず拳だけ突き出しています(笑)。

森田 うちの長妻がブルース・リーが大好きで。

岡本 おお!

石毛 マジですか。でも、僕らブルース・リーはにわかです(笑)。

森田諸星 ははははは。

石毛 語呂だけで作っちゃったんで(笑)。予習しておきます。

森田 もし当日「Whoa cha」を演奏されるなら、長妻が出るかもしれないです。ブルース・リーとして。

岡本 じゃあ絶対にやります!

石毛 出てもらえるんですか?

森田 出ます!

諸星 この場に本人いないのに(笑)。人数が足りなかったら追加するので言ってください。

森田 やられ役でね。

岡本 めっちゃうれしい!

石毛 逆に7ORDERのライブのときにthe telephonesから誰か貸し出しますので。

岡本 ギターがいいんじゃない?

石毛 ツインギターね。僕はなんでもやれるならうれしいです。

──7ORDERの曲だと、例えばORANGE RANGEのNAOTOさんとHIROKIさんの提供曲「SUMMER様様」だとつながりもあるのかなと。石毛さんがアレンジレンジ(ORANGE RANGEのデビュー20周年を記念して今年の4月に結成されたトリビュートバンド)のバンマスをやっていらっしゃるので。

石毛 あー! ORANGE RANGEは友達で同い年なんですよ。確かにその曲だったらNAOTOに「どういうギターを弾いてるのか教えて」って聞けるかもしれない。サングラスを使ってる曲だと思うので、僕も自分のサングラスをかけて出ようかな。

森田 いいですね! 参加していただけたらうれしいです。

諸星 メンバーもめちゃくちゃ喜ぶと思います!

石毛 酒なしでこういう話ができるんですね。

森田 ホワ茶が突破口でしたね(笑)。

左から森田美勇人(B / 7ORDER)、諸星翔希(Sax / 7ORDER)、石毛輝(Vo, G, Syn / the telephones)、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek, Cho / the telephones)。

左から森田美勇人(B / 7ORDER)、諸星翔希(Sax / 7ORDER)、石毛輝(Vo, G, Syn / the telephones)、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek, Cho / the telephones)。

プロフィール

7ORDER(セブンオーダー)

安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人が2019年5月に結成したグループ。2019年8月よりプロジェクトの第1弾となる舞台「7ORDER」を上演。2020年3月に1stシングル「Sabãoflower」、5月に2ndシングル「GIRL」を主宰レーベル7ORDER RECORDSより発表した。2021年1月に1stアルバム「ONE」を日本コロムビアからリリースし、メジャーデビュー。東京・日本武道館と大阪・オリックス劇場で全8公演の1stツアー「7ORDER LIVE TOUR 2021 "WE ARE ONE"」を行った。その後も個々が舞台や映画などで活躍しながら、グループとしては積極的に音楽活動を展開。2021年11月にライブツアー「7ORDER LIVE TOUR 2021-2022『Date with.......』」を実施した。2022年2月には2ndアルバム「Re:ally?」を発表。9月より全国ツアー「7ORDER LIVE FACTORY~脱色と着色~」を開催した。11月16日にシングル「Growing up / 爛漫」、2023年春に3rdアルバムをリリース。その後4月より全国7都市11公演のホール&アリーナツアーを行う。

the telephones(ザ・テレフォンズ)

2005年に埼玉県北浦和にて結成されたロックバンド。メンバーは石毛輝(Vo, G, Syn)、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek, Cho)、長島涼平(B, Cho)、松本誠治(Dr, Cho)の4人。ポストパンク / ニューウェイブにも通じるダンスロックサウンドで各地のフェスを席巻し、2009年7月にアルバム「DANCE FLOOR MONSTERS」でメジャーデビューを果たした。2011年には埼玉・さいたまスーパーアリーナでワンマンライブ「SUPER DISCO Hits FINAL !!! ~そして伝説へ~」を開催。その後もコンスタントに新作をリリースし、2013年9月にはPOLYSICSと合同で初のヨーロッパツアーを敢行するなど、ワールドワイドに活動を展開する。結成10周年記念日である2015年5月21日に初の武道館公演を開催。同年11月3日のさいたまスーパーアリーナで開催された「Last Party~We are DISCO!!!~」を最後に無期限活動休止に入っていたが、一時的な再開を経て、2019年12月15日の東京・Zepp Tokyoでのワンマンライブで完全復活を遂げる。2020年11月に5年ぶりのアルバム「NEW!」をリリース。2022年9月には9thアルバム「Come on!!!」を発表。アルバムを携えて、11月よりワンマンライブツアー「Come on!!! TOUR」を開催。そして今年の大晦日12月31日に東京・Zepp Diver City(TOKYO)で初の年越しイベント「SUPER DISCO Hits13!!!~COUNTDOWN DISCO!!! PARTY~」を行う。