音楽ナタリー Power Push - うたパス「Listen with」特集 Vol.8 flumpool
メンバーも大満足！ファンとの音楽共有体験
今までのどのライブよりも楽しみかも
──flumpoolの今後の活動についてもお伺いしたいのですが、年末は横浜アリーナでの単独カウントダウンライブを控えていらっしゃいますね。
阪井 はい。とにかくハッピーなものにしたいですね。
山村 もう楽しみでしょうがないです。今回の「Listen with」でもファンとカウントダウンライブについてチャットしたけど、それについて話しているだけで楽しかったし。個人的にカウントダウンイベントが好きなんですよね。ライブじゃなくても、大みそかは毎年出かけてたし。昔、一生と一緒に過ごしたよな？
阪井 そうそう。歩道橋の上でずっと日の出を待ってな。寒かったなあ、あれ。
山村 うん（笑）。大みそかってただでさえワクワクするのに、そこに音楽があると余計楽しいと思うんです。単独でのカウントダウンは初めてだし、どうなるかわからないけど期待感は大きいし、今までのどのライブよりも楽しみかもしれません。
──現時点で決まっている構想などはありますか？
山村 具体的なところはまだなんですが、セットリストの中にはファンからのリクエストを基にしたコーナーもあります。あまり明るいニュースがない1年だったけど、それを乗り越えてがんばってきたみんなが集まると思うので、ライブで気持ちを解放してもらえたら。
──ちなみにカウントダウンライブは、年越しの時間が決まっている分、普段以上に緊張感があると思うのですがいかがですか？
阪井 確かにカウントダウンがちゃんとできなかったらと思うと怖いよな。
山村 もうこの際、時間は気にしないでおこうよ。
尼川 いっそ携帯持ち込み禁止にして、俺たちが提示する時間で進めさせてもらおう！
山村 「俺らの始まりはここや！」って自分たちで決めるってこと？ それは新しいな（笑）。
2016年は動きのある1年に
──年末も近付いていますが、2015年はflumpoolにとってどんな1年でしたか？
山村 メンバー全員が30代を迎えて、次のステップに入った1年だったと思います。その中で地元でのライブ（2015年8月に大阪・大泉緑地で行われた「flumpool 真夏の野外★LIVE2015 『FOR ROOTS』～オオサカ・フィールズ・フォーエバー～」）はバンドにとって大きな出来事だった気がします。音楽を続けていく中で、俺たちの生き方は正しいのかなって考えることがあるんですよね。好きなことを続けて、夢を見てきたつもりだけど、この道で合ってるのかなって。なんで歌ってるんだろうとか、なんでこのメンバーなんだろうとか……そういうことと向き合う1年だった気がします。これから大きな実を付けるにあたって、自分たちの根っこの部分を見つめ直すことができましたね。
阪井 俺は成長できた1年だと思いますね。いろんなことに対して、自信がついてきたというか。音のアレンジを任せてもらったり、ライブを自分たちで1から作り上げていったり。今、制作が楽しくて仕方がないんですよ。
小倉 今年はバンドにとって大事な1年だったと思いますね。ライブの本数が今までで一番少ない年ではあったんですけど、その分濃いライブができた1年だと思います。あと、「FOR ROOTS」も恒例化できたらいいなという今後の目標ができたんですよね。毎年はできないと思いますけど、期がきたらやりたいと思います。
──尼川さんはいかがですか？
尼川 俺はこれまであんまり責任感を持たずにやってたんですけど、高校生のバイトくらいには持てるようになったかな（笑）。
山村 元気はそうだよな（笑）。
尼川 店を背負っていく感じではまだないんですが。来年はバイトリーダーくらいまで成長したいと思ってます。
──そして来る2016年はどんな年にしたいですか？
山村 今年は自分たちとしては、内側の活動が多かった気がするんですよね。だから来年は外に向けて仕掛けていこうかなと思ってます。今年の活動を通して、いい意味で自分たちの身の丈がわかったんですよね。今、自分たちが発信する音楽は聴く人の心を解放することができる力があると思いますし、そういう音楽を作っていく覚悟があるんです。全国を回る準備もできたし、積み重ねてきている音源を1つの作品にしたいと思いますし、楽しみにしてほしいなと。とにかく動きのある1年になると思います。
flumpool COUNTDOWN LIVE 2015→2016
「ヒツジの皮を被ったサルたちの歌合戦」
- 未の忘年会
- 2015年12月30日（水）神奈川県 横浜アリーナ
OPEN 16:00 / START 17:00 / END 20:00（予定） - 申の新年会
- 2015年12月31日（木）神奈川県 横浜アリーナ
OPEN 20:00 / START 21:30 / END 24:30（予定）
うたパス
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※3. 初回登録時に限り1カ月無料です。無料期間終了後は自動的に月額情報料がかかります。
※再生中の音楽を保存することはできません。
うたパス「Listen with」
アーティストと一緒に聴こう
アーティストとチャットを楽しもう
「Listen with」とは、有名人やアーティストと一緒に同じ音楽を聴きながらチャットができるソーシャル機能。アーティストが自身の曲、影響を受けた曲、好きな曲などを再生し、ファンはアーティストとチャットで会話が楽しめます。
※「うたパス」「KKBOX」アプリから参加する事が可能です。
flumpool（フランプール）
山村隆太（Vo）、阪井一生（G）、尼川元気（B）、小倉誠司（Dr）の4人からなるバンド。2008年10月にメジャーデビュー作となる配信シングル「花になれ」を発表し、10日間で100万ダウンロードを記録した。2009年にはシングル「星に願いを」のヒットで注目を集め、10月には初の東京・日本武道館公演、年末には「NHK紅白歌合戦」への初出場を果たした。2010年12月に4日間にわたるアリーナライブも大成功に収め、2011年9月に「第78回NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部課題曲に採用された「証」をシングルとしてリリースし、3年連続で「NHK紅白歌合戦」に出演。デビュー5周年を迎えた2013年10月には日本武道館で2日間にわたりスペシャルライブを行った。2014年4月からは10万人を動員する全国ツアー「5th Anniversary tour 2014『MOMENT』」を開催。5月に初のベストアルバム「The Best 2008-2014『MONUMENT』」をリリースした。2015年8月にバンド初の単独野外公演を故郷である大阪・大泉緑地で開催し、同ライブの模様を収めた映像作品を11月に発表。12月30、31日には神奈川・横浜アリーナでの初の単独カウントダウンライブを開催する。またアニメ映画およびテレビアニメ「亜人」主題歌「夜は眠れるかい？」を含むシングルのリリースが2016年2月に予定されている。
- flumpool「flumpool 真夏の野外★LIVE 2015 『FOR ROOTS』 ～オオサカ・フィールズ・フォーエバー～」
- 2015年11月18日発売 / A-Sketch
- [Blu-ray Disc 2枚組]
6900円 / AZXS-1013 - [DVD 2枚組]
5900円 / AZBS-1033
- flumpool「夜は眠れるかい？」
- 2016年2月3日発売 / A-Sketch
- 初回限定盤 [CD+DVD]
1836円 / AZZS-41 - 通常盤 [CD]
1296円 / AZCS-2060
2016年1月12日更新
![アイナ、CHO CO PA、[Alexandros]が3組のメンバーとタッグ 「ポッキー音楽祭」インタビュー＆番組収録レポート](https://ogre.natalie.mu/media/pp/static/music/pocky-music/thumb_inbox_600.jpg?imwidth=240&imdensity=1)
