音楽ナタリー Power Push - うたパス「Listen with」特集 Vol.1 ザ・チャレンジ

“周り巻き込み型バンド”ザチャレが「Listen with」に登場

どんどん新しい音楽に出会ってほしい

──最近定額制の音楽配信サービスが増えていますが、こういったサービスに対してどのような考えを持っていますか?

ドラゴンチャレンジ(Dr)

ドラゴン いろいろ意見はあると思うけれど、僕は賛成派です。1つのツールとして見たときに、テクノロジーの進化をすごく感じられる。登場したときはすごくインパクトがあったから、これをきっかけに音楽リスナーがみんな盛り上がって音楽の市場全体に活気が生まれたらいいなっていう気持ちが強いですね。

沢田 すごく手軽に音楽を聴けるから、どんどん新しい音楽に出会ってほしいなと思ってますね。ザ・チャレンジに関して言えば、自分たちのやっている音楽に自信があるから「いいな」と思ってくれた人がたとえCDを買ってくれなくても、ライブには来てくれると思っているんですよ。だからこういったサービスが自分たちを知ってもらうきっかけになればありがたいなって。もしライブに来てくれたら、その分しっかりといいものをお返ししますよ。

今までに聴いたことのないザ・チャレンジを

──バンドの最近の活動はいかがでしょう。今はレコーディング期間中なんですよね?

沢田 そうなんです。4月にメジャーデビューして8月に1stシングルの「スター誕生」を出して、今は1stアルバムのレコーディングをしているところですね。年末か来年の頭くらいにリリースできそう。年末にかけてはいろんなイベントにも呼んでもらっているので、冬にひと山盛り上げたいと思ってますよ。

──レコーディングは現状どのような感じですか?

沢田チャレンジ(Vo)

沢田 すごくいい曲が録れてますよ! デビューミニアルバムの「スター誕生」ではザ・チャレンジのライブの楽しさを作品で表現することを意識したんだけど、今回のアルバムはザ・チャレンジの音楽的な幅の広さやルーツを感じられるように、収録曲にバリエーションを出すことを意識して作っていて、非常に面白いものになってるんじゃないかなと。今までに聴いたことのないザ・チャレンジの一面を見ることができると思いますよ。

ドラゴン アルバム収録曲の「パーティーちゃん」はすでにライブ会場限定でワンコインシングルとして売っているんです。この曲もバンドとしては新しいタイプの曲だったんですけど、お客さんの評判がいいから、そういう反応の1つひとつが自信になりますね。

沢田 自分たちの音楽が、世間にまだまだ広がってないなっていう実感が正直あるんですよ。届くところには届いていると思うけど、まだまだ色物として見られちゃっているところもあるし。……まあ、こんなサングラスしてるからいけないんですけどね(笑)。

ドラゴン そこはデカいよ(笑)。

沢田 ほんとは全然そんなことないんですけどね。だからそういった、バンドに対する“誤解”みたいなものを解いていく作業をしないといけないなっていう思いもあって。音楽にちゃんと向き合ってないと作れないような楽曲をそろえました。

「Listen with」へ向けて

──では、29日に行われる「Listen with」へ向けた意気込みをお願いします。現時点で決めている選曲テーマなどもあれば。

左からドラゴンチャレンジ(Dr)、沢田チャレンジ(Vo)。

沢田 自分の音楽的なルーツを語る機会ってあまりなかったりするから、音楽的ルーツをテーマに好きな音楽について話せたらいいなと思ってます。自分が10代の頃って、あるUKロックを聴いたらそのルーツにはThe Beatlesがいて……っていうように、ルーツを遡ることで音楽の世界が広がっていったので、今の若い世代にもそういう経験をしてもらえるようなきっかけを作れたらいいな。

ドラゴン 自分でDJをやるときって、盛り上がりを優先してしまって本当にかけたい曲がかけられなかったりするんですよ。「アッパーな曲でつなげなきゃ」って自分の中で決めちゃったりするんだけど、「Listen with」では楽曲のつながりの起伏とかを気にせずに本当に自分がおすすめしたい曲を聴いてもらえるかなって。だからすごく楽しみにしています。

──ちなみに「Listen with」という言葉からは、どんな楽曲が思い浮かびますか?

ドラゴン 僕は中学3年生くらいのときに、当時好きだった女の子と自転車2人乗りしながら聴いてた曲……そういう甘酸っぱい思い出のあるナンバーが今ぱっと浮かびましたね。Mr.Childrenの「innocent world」とか、DEENの「瞳そらさないで」とか。1つのイヤフォンを片耳ずつ付けて聴いてたなあ。

沢田 俺はOasisの「Don't Look Back in Anger」のような、みんなで大合唱できるようなナンバーですかね。そういう曲を「Listen with」を使って聴いて、みんながそれぞれの部屋で歌っているシーンを想像したけど、そういうのもなんだかいいね。

ドラゴン つながってる感があるね。

沢田 同じ場所にいなくてもね。

左から沢田チャレンジ(Vo)、ドラゴンチャレンジ(Dr)。

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うたパス「Listen with」

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「Listen with」とは、有名人やアーティストと一緒に同じ音楽を聴きながらチャットができるソーシャル機能。アーティストが自身の曲、影響を受けた曲、好きな曲などを再生し、ファンはアーティストとチャットで会話が楽しめます。

「Listen with」ザ・チャレンジ
開催日時:2015年9月29日(火)20:30~22:00

※「うたパス」「KKBOX」アプリから参加する事が可能です。

ザ・チャレンジ
ザ・チャレンジ

沢田チャレンジ(Vo)、チャレンジオノマック(Vo, G)、タラコチャレンジ(Vo, G)、ヤンキーチャレンジ(B)、ドラゴンチャレンジ(Dr)の5人からなるロックバンド。2010年に沢田チャレンジの「バンドやりてえなー」というつぶやきをきっかけに、彼と交友のあったメンバーで結成された。“アミューズメントロックバンド”というテーマを掲げており、さまざまな挑戦を行ってファンを楽しませている。2015年4月にEMI Recordsからミニアルバム「スター誕生」でメジャーデビューを果たす。同年8月にはメジャー1stシングル「すっぽんぽん」を発表した。

ザ・チャレンジ 「すっぽんぽん」
2015年8月26日発売 / EMI Records Japan
初回限定盤
[CD] 1296円
UPCH-89232
タワーレコード限定盤
[CD+DVD] 1944円
PRON-5902

2016年1月12日更新