カレーに引き寄せられて……
──この曲の主人公はカレー愛にあふれていますが、皆さん自身のカレーに対するモチベーションは?
高岡 僕はスパイスカレーのお店に行くのが好きです。「Curry on love」のMVはインドで撮影したんですけど、スタッフさんから「インドに行くよ」と聞いたときはもう天国かと思いました。本場のカレーが食べられるぞ!って。
森田 僕もカレーめっちゃ大好きです。辛いのはちょっと苦手だけど、辛くないカレーだったら、夜ごはんに出てきたらうれしい。
近藤 僕、好きなカレー屋さんがあって。チーズカツをトッピングするのが定番です。
芳賀 僕は「Curry on love」を練習するようになってから、カレーをいっぱい食べるようになったと思います。
高岡 1人でスパイスカレー屋に行ってたよね?
芳賀 行った! 引き寄せられて……(笑)。
武田 僕のお父さんがカレーを作るのが好きで、スパイスを一緒に買いに行ってるから、わりと詳しいほうだと思います。お父さんのカレーは毎回味が違います。
──そんなカレー好きのお父さんは、インドに行くと聞いてなんと?
武田 ……「気を付けてね」って。リアルな反応でした(笑)。
高桑 僕もけっこうカレー好きで、創世と食べに行ったりするんですけど、インドに行ってちょっと単語を覚えたので、運んでくれた店員さんに「धन्यवाद」(ヒンディ語で「ありがとう」)と言ったんです。そしたら「धन्यवाद」って返ってきて、感動したよね!
武田 そうそう! あとインドのカレーの写真を店員さんに見せたりしました。
「季節の野菜」
──歌の話をすると、柊斗さん担当の「ナートゥ・ナートゥ」「アッチャ・アッチャ」という決めゼリフが気になりました。
芳賀 ここはレコーディングのときに「めっちゃカッコよく歌ってね」と言われて苦戦しました。「ナートゥ・ナートゥ」「アッチャ・アッチャ」なんて、最初は意味もよくわからなかったからどんな感じで歌えばいいんだろう?って。意味を調べて理解してからレコーディングしたのですが、ライブのときは特に気持ちよく歌わせていただいています。
──では皆さん的に、この楽曲の聴きどころは?
近藤 カレーの名前を6人が順番に言っていくところですね。自分が叫ぶカレーを何カレーにするかは、それぞれ自分で決めたんですよ。
──そうだったんですね。自分が叫ぶカレーを選んだ理由を、それぞれ教えてもらえますか?
高桑 僕は一番好きなバターチキンカレーにしようと思ったんですけど、音に当てはめると早口になっちゃうので、チキンカレーにしました(笑)。
武田 僕は納豆カレー。さっき言ったようにお父さんがいろんな種類のカレーを作ってくれるんですけど、納豆はどのカレーにも合うんですよ。
近藤 全部に納豆入れちゃうの?
武田 うん。全部入れたことある。本当においしいから、みんな1回やってみてほしい!
芳賀 僕はマトンカレーなんですけど、初めて食べてみたらおいしくて。あと、響きがカッコいいなって。
高岡 響きのカッコよさで選んだんだ。僕が歌っているコザンブカレーは季節の野菜を煮込んで、ココナッツを入れるスパイスカレーなんですけど……。
近藤 なんかなあ(笑)。「季節の野菜を……」って。
高岡 だって本当にそうなんだもん! 僕の行きつけのスパイスカレー屋さんが有名なお店なんですけど、さつまいものコザンブカレーがめっちゃおいしいんです。野菜はなんでもよくて、コザンブカレーは季節の野菜を煮込むものだから、いろんな味を楽しめるんですよ。
森田 僕がシーフードカレーにしたのは、シーフードが好きだから。あと、言いやすそうだなと思って。
近藤 何が入ってるの?
高桑 季節の?
近藤 季節のエビとか?(笑)
森田 季節のエビとかあるの?(笑)
高岡 おい~、イジってるなあ!
一同 あはははは!
近藤 俺、ドライカレーはカッコよさで選びました。でも、もう1ついいのあったなと思っていて。北海道出身だからスープカレーにすればよかった……。
一同 ああー。
近藤 これ、今の一番の悩みです。どこかのライブでアドリブで変えるかもしれません(笑)。
“コマネチ組”の脳内
──1番ではカレーに夢中だった主人公が、2番で恋に落ちるというストーリーも面白いですね。1番と2番で、歌い方に変化をつけたところはありますか?
武田 「情熱的 Flavour」「挑発的な Motion」と、僕は1番も2番もサビ前にソロパートがあるんですけど、1番ではカレーしか見えていない情熱的な感じを、2番ではちょっと切なさを意識しています。
高岡 僕は1番も2番もAメロを担当しているんですけど、初めて聴く人はそこで「これ、カレーの歌?」と気付くと思うんです。そんな中、2番になると恋愛要素が生まれるので、さっきまでカレーでカッコよくガチガチに固めていたところに、ひと目惚れしたときのようなかわいさを入れて歌っています。
──振付についても聞かせてください。注目ポイントや踊っていて楽しいところは?
高桑 最初1列に並ぶんですが、一番前にいるミロに注目してほしいです。ここですべてが決まる。表情も振りの形も完璧にして、バッとファンの人の心をつかむので。
高岡 プレッシャーすご! どんどんハードルを上げていくじゃん(笑)。
近藤 そのあとの千手観音みたいなポーズもね。
森田 きれいだよね。
高岡 ここはインドの神様、シヴァ神を意識しているのかな?と思っていて。
──インドらしいモチーフが入っているんですね。
高岡 はい。あと、僕と璃空とさね(高桑)は、コマネチをやるパートがあります。初めての動きなので、最初は不思議な気持ちでした。
高桑 今もね。
高岡 今もなんだ? 僕はもう慣れちゃった。
森田 僕はめちゃめちゃ恥ずかしいです(笑)。コマネチをしてから、何秒か動きが止まるんですよ。顔が上を向いているので、ファンの方と目が合わないからよかったけど、(ポーズを決めながら)「これ、まだかな……」って。
一同 あはははは!
高岡 待ってるんだ!
森田 めっちゃ振り切って「バンッビーナ!!」ってやってますよ? だけど、実は恥ずかしい(笑)。
高岡 ほかのメンバーにもやってほしいよね!
高桑 ホントに。
──(笑)。そのほか、サビのダンスのポイントや、マネしてほしいパートはありますか?
近藤 サビに手振りがあるので、マネして踊ってTikTokに動画を上げてほしいですね。
芳賀 「ナートゥナートゥダンス」という名称なんですけど、みんなで踊って楽曲を広めてもらえたらと思います。簡単なのでやってみてほしいです。
高岡 あと、これは「挑戦者求む」って感じなんですけど、間奏のダンスブレイクでみんな首が取れるんじゃないかってくらい頭を振っているので、踊れる方はぜひ。僕らと戦ってみてくれませんか?
芳賀 ケガしない程度にね。
──このパート、激しいですよね。踊っていてフラフラしないですか?
高桑 全然大丈夫です。
高岡 このパート、けっこうこだわったよね。
近藤 僕が主体となってね。
一同 (近藤に向かって)ありがとうございます!
近藤 全然、全然。むしろありがとう。ついてきてくれて。
一同 あはははは!
近藤 嘘です。全然僕主体じゃないです(笑)。
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インドロケでピンチ!大ピンチ!