土か砂なら土が好き
──そして最後の曲が「知りたい」です。
RIN 好きな人のことならなんでも知りたいっていう曲ですね。
MIZYU・SUZUKA・KANON 知りたい!
──「若か貴なら」って言われてもピンとこない世代ですよね?
MIZYU 調べました(笑)。
SUZUKA 作詞の鈴木晋太郎さんは前作「マエナラワナイ」で「ピロティ」という曲を作ってくれた真面目にフザケル界の大御所の方です。テイスト的に緩やかな感じやけど歌詞が……(笑)。
KANON アイデアがいつも面白い。
──ちなみに今、歌詞をなぞって即興で「○○か○○なら○○が好き」を挙げるとしたら何が思い浮かびます?
SUZUKA 山芋はとろろか短冊ならとろろが好き。今朝は短冊食べましたけど。
RIN ペンかシャーペンならペンが好きなんですけど、今シャーペン使ってます(笑)。
KANON 世界史のワードしか出てこなかった。シーア派かスンニ派みたいな(笑)。
──どっちが好きなんですか?
KANON わかんないです(笑)。
SUZUKA お父さんかお母さんならどっちが好き?
KANON どっちも好きだよ(笑)。
MIZYU 土か砂なら土が好きです。
──えっ? なぜ?
MIZYU 土のほうが愛がある。
SUZUKA 砂はまとわりついてくるよな。
MIZYU ガラスとプラスチックみたいな感じ?
SUZUKA わかるわかる。
MIZYU 感情が砂にはない気がする。土には愛がありますね。
──そうですかとしか言いようがないですね。
MIZYU すみませんでした(笑)。
このアルバムは革命武器です!
──アルバム全体を通して、いいものができたなっていう実感はあります?
一同 めちゃくちゃあります!
SUZUKA 振り付けが完成してないから自分たちの表現みたいなものはまだ今作に入りきれていない感じはありますけど、そこはこれからどんどん詰めていって。アルバムのイメージはこれからもっと変わっていくと思います。
MIZYU それをまたワンマンツアーでお客さんに感じてもらって、お客さんから返ってきたものを私たちが感じられたら、さらにこのアルバムが好きになれると思うし。これから楽しみで仕方ないですね。
SUZUKA このアルバムは世の中に革命を起こす革命武器です!
MIZYU 新しい学校のリーダーズにも革命が起きる気がします!
──新しい学校のリーダーズの最終到達点ってなんですか?
SUZUKA 自分たちの個性で自由にはみ出していくというメッセージが世の中に伝わって、目指すべき存在になれたらうれしいですね。学生に「憧れの人は誰ですか?」って聞いたら「新しい学校のリーダーズさんみたいになりたいです」と返ってくるみたいな。
MIZYU でも手の届かない存在にはなりたくない。それがそのままツアータイトルにもなってるんです。
SUZUKA 「有名になんかなりたくない。なりたいけど。」。
MIZYU ちゃんと直と直で伝えたいんですよ。
RIN ちゃんと直と直で伝えたいんですよね×2です。
KANON 自分たちの圧を直接感じとってほしいです。
MIZYU 日々ライブをして、日々お客さんが観に来てくれるアーティストになりたいです。ワンマンだけじゃなくもちろん対バンとかもして。どれだけ大きくなれたとしても。とにかく曲を聴いてライブに来てほしいですね。東名阪ツアーもあるので。
KANON あと私たちが校歌にオリジナルの振り付けを考える企画「新しい学校のリーダーズが歴史と貴校の気持ちを察し、校歌にダンスの振付をします!」も始めました。オリジナルの校歌がある中学・高校のダンス部が対象なんですけど、その校歌に私たちが振り付けをします。それとリード曲「恋ゲバ」の振り付けも直接伝授します。
MIZYU 超絶募集中なんです。長い目でやろうと思ってるんですけど。
SUZUKA 直接行くからにはダンスとか振り付けだけじゃない何かを伝えたいと思っているので、いっぱい応募待ってます!
次のページ »
はみだし写真