ナタリー PowerPush - LAST ALLIANCE
MATSUMURAインタビュー&セルフライナーノーツ
<DISC 2>
01. TRUTH IN MY ARMS
ANZAI ライブハウスでみんなで叫ぼう! So I Try!!!
MATSUMURA 僕らが聴いて育った古き良きメロディックハードコアを僕らなりに昇華して生まれた曲です。
sanoshingo Else コーラスの声が若い! つか、nature living清水君の声が大きめですね。清水君元気かなー?
HIROSHI コレも「LAST ALLIANCE」と同じ立ち位置だね。東のラスアラ、西のトゥース! オードリーではない。
02. I.O.J.F.K
ANZAI 「Identitiy Of John・F・Kennedy」歌詞には英語と日本語をちりばめてみました。ライブハウスでみんなで叫ぼう! I.O.J.F.K!!!
MATSUMURA テンションあがるぜ! 安斎の世界観満載でございます。
sanoshingo Else 本編前のSEがロング系。イメージボーイ。布袋さん以来です。
HIROSHI ドラマチックな歌詞と展開、すごい好きな曲だ。
03. ソリチュード
ANZAI 歌詞はとびきりダウナーです。でも4人のアンサンブルに絡まると、なんともオシャレピアなミクスチャーじゃあありませんか。大好きな曲です。
MATSUMURA 超名曲! 知らなきゃモグリですよ。ラストのサビで拳を上げろ!
sanoshingo Else バンド結成当初にこの曲の前身をスタジオで合わせてた気がしますな。
HIROSHI アルバムVer.とシングルVer.で歌が微妙に違うんだけど、シングルVer.の歌い回しが断然好きである。
04. astrogate-0
ANZAI 当時の僕らは展開に凝ってましたね。これはスピード感とアレンジの妙が際立つ曲ですね。佐野さん作曲のナイスソング!
MATSUMURA サノゴのデモ聴いて「これ良いよー」ってメールした記憶あり。歌メロ秀逸です。
sanoshingo Else 特筆すべきは、私がこのバンドで唯一作詞に参加した曲です。言葉は音とちがって人間性の薄っぺらさが如実にあらわれちゃうから危ないですな。怖いなー怖いなー。
HIROSHI 吹き荒れた乱気流を体感せよ。
05. HEKIREKI
ANZAI 青天の霹靂。いつか状況は一変する! これは僕らLAST ALLIANCEのBODY & SOULですね。歌詞は、アニメ「はじめの一歩」の内容と僕らの生きざまを重ね合わせて、書き下ろしました。
MATSUMURA 大好きだった「はじめの一歩」のOP決まってホクホクで書き下ろしました。これもライブの定番ですよ!
sanoshingo Else この曲も今ではライブで欠かせない曲の1つですね。バイオリンとのユニゾンフレーズは良い感じにハマって、ナイスなサウンドになったんじゃないかな。
HIROSHI またまた定番この曲だけ知ってるって輩多し。
06. COLOR DESERT
ANZAI パッション溢れる激情歌。4人のインストゥルメンタルのぶつかり合いったらもう、ハンパじゃないです(笑)。Bメロのファルセットは、LAST ALLIANCE史上最高音域です。抜きサビのサノゴのパッションギターに濡れちゃいそうです。
MATSUMURA オリジナリティ詰まりまくり。これぞLAST ALLIANCE'S EMO!!!
sanoshingo Else みんなやりたい放題 = 最高にロック!!
HIROSHI この曲はかなりプログレッシブだねー。各パートの見せ場が存分に盛り込まれてて組曲っぷりがイカす一曲。
07. 羅針
ANZAI 「劣等感」がテーマですが、和の叙情旋律に合わせて、光を見つけ出そうとする思いが込められています。ドラマチックな楽曲だと思います。かなり好きです。
MATSUMURA めっちゃ好き。この曲の俺はファンだ。歌詞が沁みるぜ☆
sanoshingo Else 粘り気のあるSCHECTERSシリーズのサウンドがお気に入り。
HIROSHI なにげにシンコペ多くてライブは大変だった印象、後奏なんか適当に遊んでたのをOKテイクに使っちゃった。まぁ多々ある話。
08. 疾走
ANZAI 疾走してると周りが見えない。とても美しいことです。だけど、立ち止まってふと周りを見てみると、普段は絶対に気がつかないような大事な発見があったりもするもんです。まさに無我夢中でした。そして、「疾走」は少しづつ大事な曲になっていきました。
MATSUMURA こんな曲は俺らじゃなきゃ作れないぜ☆ ルーツを素直に受け入れ等身大で作った曲。
sanoshingo Else 風を切って駆け抜けましょう。
HIROSHI 「疾走」やってくださいリクエスト高いなー。
09. 真冬の蝉
ANZAI 社会的なテーマを歌うことが、若干僕らのブームだった時期に作られた曲の1つ。テーマは重いけど、痛快メロディックのオケに乗せるとスーッと抜けていく2ビートウタパンク!
MATSUMURA ポップなメロディーで儚さを歌う。これがテーマだった。狭くても良い、深く突き刺さってほしい1曲。
sanoshingo Else 「ぼくのなつやすみ」には8月32日があるんですって。
HIROSHI この曲は何故か詩の情景が一番出てくる。
10. BOYS DON'T CRY
ANZAI 記念すべき1stアルバムの1曲目ですね。LAST ALLIANCEとリスナーの皆さんが共有した"処女曲"と言ってもいいと思う。僕らは泣いてはいけないんだ! いや、いっか。
MATSUMURA 青い、蒼い、碧い! この曲がLAST ALLIANCEの始まり。
sanoshingo Else 1stシングルの記念すべき1曲目。まさにLAST ALLIANCE幕開けの曲。
HIROSHI ラスアラ結成して一番初めに4人で合わせた曲だったんじゃないかな。
11. 流星涙
ANZAI ヒロシ作曲の、ピコピコ満開哀愁ダンスチューン。なかなか渋い展開してて今聴くとスゲー新鮮!
MATSUMURA ヒロシ作のゴキゲンDANCEチューンに柔らかい反骨精神を乗せたショートストーリー!
sanoshingo Else 間奏のコード進行が素晴らしい。
HIROSHI 頭のラジオから流れてくる感じを作るのが楽しくてずっとやってたのを覚えてる。
12. 蒼い銃創
ANZAI ロックなビート感と、キャッチーな歌メロが気持ちいいですね。僕らの怒りや悔しさをシニカルストーリー仕立てにした歌詞も含めラスアラ王道曲の1つですね。蒼い銃創に込めた紅い弾。死神を射ち倒せただろうか。
MATSUMURA バップ第1弾ってことでかなり鼻息荒く臨んだ1曲。歌詞、メロ、アレンジ、安斎の唄、全てにラスアラをイメージして作りました。
sanoshingo Else 1番のCメロはマイナー進行。2番のCメロはメジャー進行。いいね。
HIROSHI これはラスアラの全楽曲の中でも上位に入る好きな曲だ。
13. KONOYUBI TOMARE
ANZAI 不安や不満、怒りや苦しみ悔しさといった「負の感情」を、結束、絆という最大級の「ポジティブワード」で覆いかぶせるのがLAST ALLIANCEの奥義。その代表曲と言えるんじゃないでしょうか。ナイスソング!
MATSUMURA 本当に一瞬でできた。メロが浮かんだ夜にそのままの勢いで歌詞を書いた。この曲にはこの歌詞しかなかった。大好きな1曲。
sanoshingo Else POP感とメッセージ性。バランスが絶妙。ナイスソング入ります。
HIROSHI ライブでかなり盛り上がる。みんなこの曲聴きたいんだね。
DISC 1収録曲
- LAST ALLIANCE
- 一刀旅団
- Drag On
- スロースターター
- MY IDEA
- Fry again, hero
- EQUAL REASON
- MABOROSHI MEMORY
- Sketch
- 夢想時代
- One Drop Of Tear
- 片膝の汚れ
- Melancholy
DISC 2収録曲
- TRUTH IN MY ARMS
- I.O.J.F.K
- ソリチュード
- astrogate-0
- HEKIREKI
- COLOR DESERT
- 羅針
- 疾走
- 真冬の蝉
- BOYS DON'T CRY
- 流星涙
- 蒼い銃創
- KONOYUBITOMARE
DISC 3収録曲 It's a emotional world
- a burning bullet
- Last Word
- HEKIREKI ~Acoustic ver.~
- WORLD IS MINE ~Acoustic ver.~
- NE(W)ROTIC WORLD ~Acoustic ver.~
LAST ALLIANCE(らすとあらいあんす)
2002年に結成されたANZAI(Vo, G)、MATSUMURA(Vo, B)、sanoshingo Else(G)、HIROSHI(Dr)からなるロックバンド。ANZAIとMATSUMURAのツインボーカルを活かしたエモーショナルな楽曲と、文学的でメッセージ性の強い歌詞が高い支持を集めている。精力的なライブ活動を経て、2003年6月に1stシングル「LAST ALLIANCE」をタワーレコード限定でリリース。続いて7月には1stアルバム「TEARS LIBRARY」を発表し、好セールスを記録する。また、自主企画イベント「UPRISING」や野外イベント「UPFIELD」も定期的に開催しており、毎回強力な出演者で話題となっている。さらに、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「COUNTDOWN JAPAN」「京都大作戦」「PUNKSPRING」といった大型フェスにも出演。2007年からは活動の場をメジャーフィールドに移し、数々のシングルやアルバムをリリースしている。