武道館に立つきゃりーに密着！ フォトブック＆ドキュメンタリー映像

フォトブックには、ライブ直前にきゃりーとダンサーたちが集まって気合いを入れている様子や、パフォーマンス中のステージ、カラフルなペンライトが光る客席の写真などを掲載。ドキュメンタリーは武道館のバックステージにカメラを入れた貴重な映像となる。

ドキュメンタリーについて本人は「かなり素の私です（笑）。みんなが観たことない、ほんとに普段の私です。ライブ前にきゃりーキッズと話したり、円陣組んだり、終演後の様子も入ってるので観てほしいです。恥ずかしいけど（笑）」と話す。記念すべき初武道館ライブの表側と裏側、どちらも装飾のないありのままの姿で堪能してみよう。

初のライブ映像作品だから……過去のワンマン公演の模様も放出

本作は、きゃりーぱみゅぱみゅにとって初のライブ映像作品でもある。そこで特典DVDには、デビューからのファンにも入門者にもうれしいポイントとして、武道館公演以前のワンマンライブの模様が収められる。

きゃりーぱみゅぱみゅが初めてワンマンライブを行ったのは、2012年2月25日（参照：きゃりー初ワンマンでヤスタカ制作新曲、capsuleカバーも）。約800人キャパの東京・渋谷CLUB QUATTROで開催された「もしもしクアトロ」は、デビューミニアルバム「もしもし原宿」と1stシングル「つけまつける」のみしか持ち曲がなかったため全13曲のセットリストだったが、すでにこのときからデコラティブなセットや衣装、きゃりーキッズたちの抜群にキレのあるダンスタイムなど、“きゃりーライブの基盤”はできあがっていた。今回はこのライブから「きゃりーのマーチ」「PONPONPON」の映像を観ることができる。

もう1つのライブ映像は、同年7月2日に東京・SHIBUYA-AXで実施された全国ツアー「ぱみゅぱみゅレボリューションツアー」の最終公演（参照：きゃりー全国ツアーラストで号泣、武道館に向け決意新たに）より「ぱみゅぱみゅレボリューション」と「CANDY CANDY」。これら2曲はオープニングの模様だが、その後アンコールでは初のツアーを完走した安堵感からか、きゃりーは大粒の涙を流し「オリコンデイリー1位が獲れて、武道館公演も決まりました。本当に皆さんのおかげです！ ありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします！」と語った。

本人実演！ 人気の2曲をマスターできる振り付けビデオ

サウンドや歌詞をキャッチーに表現した振り付けも、きゃりーの魅力のひとつ。第一興商が運営する振り付けカラオケコンテンツ「フリカラ」では、昨年末から本人出演による「つけまつける」「ファッションモンスター」の振り付けビデオが配信されており、この特典DVDには「フリカラ」の映像がそのまま収録されることとなった。

このVTRは、本人の姿が映えるように背景を白で統一。マルチアングルでの映像と、振り付けをフォローするコメントによって楽しくダンスを覚えることができる。ぜひ習得してライブやカラオケで踊ってみては？