「KARAOKE WORLD CHAMPIONSHIPS 2016」世界チャンピオン
海藏亮太 メールインタビュー

──「KWC2016」に参加したきっかけを教えてください。

参加したきっかけは2つあります。
1つは「世界に友達を作りたい！」という理由です。
日本代表になれば世界大会に参加できると知り、勝ち上がれるかどうかはわからないけど参加せずにはいられなくなりました。

もう1つは「歌が好き」だから。
今まで会社員として働いていましたが、去年から歌のオーディションなどに参加して自分の可能性を広げたいと思ったときにちょうどタイミングよく「KWC」のことを知ったので参加しました！

──「KWC2016」で優勝した理由はなんだったと思いますか？

はっきりとした勝因は分かりませんが、うまく歌おうと背伸びしないで、今できる範囲で自分の歌を聴いてくださる方に「僕は歌が好きなんです！」と伝わるように歌ったことがいい方向に作用したのかもしれません。

──大会での選曲とその理由について教えてください。

日本大会で歌ったHYの「366日」については、好きな曲であるのと同時に予選のときにいただいた審査員の方のアドバイスを表現しやすいものだと思ったからです。また自分のよさが出るのではないかとも思いました。
自分の声は太くてカッコいいというより、優しくてきれいな印象を持たれるので、そこを上手に表現できるかなと思いました。

世界大会の決勝は浦島太郎（桐谷健太）の「海の声」を歌いました。これは歌詞の意味以上にメロディ重視の選曲です。
まず三味線のメロディから始まるので、日本の雰囲気が出やすいのとイントロの音がとてもきれいで海外ウケすると思ったからです。
また、最後に転調する構成の曲なので、歌詞の意味がわからなくても盛り上がる部分がわかりやすく、ロングトーンもしやすい曲なので、聴いている方のテンションを下げずに歌い切れると考えてこの曲にしました！

──海藏さんにとってカラオケはどういうものですか？

僕にとってカラオケとは家族との思い出であり、かつコミュニケーションの場でもありました。
普段なかなか話せないことでも、カラオケをしたあとだと
なぜか気軽に話せる気持ちになったりしていました。
今でも家族でカラオケにはよく行きます。
普段口にしないことや、家族の体調なんかもわかったりするので、今はカラオケ＝家族の体調確認みたいになっています（笑）。

──今年の応募者へのメッセージをお願いします。

はじめまして！ 海藏亮太と言います。
去年の「KWC」ではうれしいことに世界大会で日本代表として優勝しました。
「KWC」に参加したことで、僕自身の“歌”に対する姿勢、考え方、環境がガラッと変わりました。
結果、想像もしなかった人生を歩んでいます。
「KWC」はきっとあなたの人生も変えてしまうかもしれません。

これを読んでいるあなたは“歌”が大好きだと思います。
でもいろんな理由で一歩を踏み出せないかもしれません。
普通はそうです。何かを変えることは勇気がいることですし、ものすごいパワーがいることです。
でも、あなたの人生を変えられるのはあなたしかいません。
まずは応募するという一歩を踏み出してほしいです。
踏み出した先はきっとあなたが見たこともないような
自分を見つけることができると思います。