「黒ラベルFES SPECIAL LIVE 2024」特集|ブルエン×キュウソ、ゲストのフォーリミも交えた熱狂の一夜

サッポロビールによるライブイベント「黒ラベルFES SPECIAL LIVE 2024」が7月1日に東京・WWW Xで行われた。

「黒ラベルFES」は、“音楽のある場所で、完璧な生ビール体験を。”をテーマに、全国の音楽フェスへの出店やWebコンテンツの展開などを行う取り組みだ。黒ラベル主催の音楽ライブをリアル会場で開催するのは初めてで、今回のイベントにはBLUE ENCOUNTとキュウソネコカミが出演。さらに昨年「サッポロ生ビール黒ラベル」のキャンペーンに参加していた04 Limited Sazabysもゲストとして登場した。会場内では提供品質にこだわった「ザ・パーフェクト黒ラベル」が振る舞われ、総勢約400名の来場者は白熱のライブパフォーマンスとともに大いに満喫。ラウンジでは黒ラベルのオリジナルアイテムを扱うオンラインショップ「サッポロ生ビール黒ラベル THE SHOP」の商品やアーティストとの限定コラボグッズも販売された。

この記事では「黒ラベルFES SPECIAL LIVE 2024」のレポートをお届けする。

文 / 中川麻梨花ライブ撮影 / タカギユウスケ

当日のライブ映像のアーカイブを7月7日23:59まで公開中!

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“完璧”な生ビールを楽しめる空間

会場で提供された「ザ・パーフェクト黒ラベル」は、文字通り“完璧”な生ビールを体現すべく、「Creamy」「Clear」「Cold」の“3つのC”を追求し、提供品質にこだわり抜いた特別な黒ラベルである。白い泡と黄金色の液体の間に生まれる、細やかな霧状の泡の層「フロスティミスト」が生のうまさを持続する秘訣。ちなみに「ザ・パーフェクト黒ラベル」の提供においては「バイオプラカップ」と呼ばれる専用容器が使用されており、再エネルギー化しやすい容器であることはもちろん、ビールや泡を美しく見せるための透明度や硬さにもこだわった渾身のアイテムだ。

※お酒は20歳になってから

「ザ・パーフェクト黒ラベル」提供の様子。

「ザ・パーフェクト黒ラベル」提供の様子。

グッズ売り場の様子。

グッズ売り場の様子。

「黒ラベルFES SPECIAL LIVE 2024」ライブレポート

04 Limited Sazabys

04 Limited Sazabys

04 Limited Sazabys

高揚感に満ちあふれた宴のような会場に、1組目の04 Limited Sazabysが「ザ・パーフェクト黒ラベル」を掲げてステージに登場。大歓声を浴びながら、4人は「midnight cruising」で特別な夜の幕を開けた。続いて「Now here, No where」をプレイした彼らは、会場の隅々まであっという間にみずみずしいサウンドで満たしていく。「My HERO」では疾走するツービートのリズムがオーディエンスの胸を熱く高鳴らせた。

「Galapagos II」を楽しげに届け、「僕らは前回のキャンペーンのときに参加していたんですけど、時間差でライブも誘ってもらいました! ありがとうございます!」と笑顔を見せたGEN(B, Vo)。昨年「サッポロ生ビール黒ラベル」の広告に出演していた彼は「昨日実家に帰ってて、親父がビールめちゃめちゃ飲むんですけど、ちゃんとサッポロでした。冗談抜きでビールは本当に一番サッポロが好きなので、こうして参加できてうれしいです」と朗らかに述べ、少し泡をこぼしながらも気持ちよさそうにビールを口にした。

バンドキャリアの中でこの日初めてWWW Xのステージに立ったフォーリミは、オーディエンスとの近い距離感を楽しむように「Finder」「fiction」をハイテンションに演奏。オーディエンスは拳を突き上げ、躍動感あふれるサウンドを全身で浴びた。畳みかけるように代表曲の1つ「monolith」を投下したところで、GENは「飲んでるー?」とフレンドリーに観客に声をかける。KOUHEI(Dr, Cho)の目にビールの泡が入ってしまうハプニングもありつつ、リラックスした空気でメンバーもビールを楽しんだ。

GEN(B, Vo / 04 Limited Sazabys)

GEN(B, Vo / 04 Limited Sazabys)

その後、「丸くなるな、星になれ。」というサッポロビールのブランドメッセージにちなんで、GENは「『星になれ』というのは『輝け』っていう意味だと思うんですけど、長い人生をやってるといろんなタイミングで別れがあって、星になっちゃった友達もいる。星から見えるように俺たちもしっかり輝いて、ここにいる俺たちの存在を感じてもらいたいなと思います」と思いを語った。そしてGENが「いろいろややこしい世の中だけど、たまに思い出したり、たまに忘れたり、たまに飲んだりして、一緒に生きましょう!」と告げると、フォーリミは「Keep going」をプレイ。生命力に満ちたサウンドに乗せて、前に向かって突き進んでいくポジティブなメッセージをオーディエンスに送った。「ありがとう、渋谷! ありがとう、サッポロ! これからも一緒に輝いてください!」と晴れやかな表情で歌われたのは「swim」。爽快なプレイで最後まで会場を盛り上げ、4人は笑顔でステージを去っていった。

04 Limited Sazabys

04 Limited Sazabys

04 Limited Sazabys

04 Limited Sazabys

キュウソネコカミ

キュウソネコカミ

キュウソネコカミ

ステージにする登場なり、パフォーマンス前からビールをグビっと飲むキュウソネコカミのメンバー。「『黒ラベル』飲んでるのか、お前らー! 飛んだり跳ねたりやっていくか!」というヤマサキセイヤ(Vo, G)の絶叫とともに「ビビった」でライブを開始し、1曲目からオーディエンスを激しく踊らせた。「ここで注意を1つ! 酒で薬を飲んではいけないぜ!」というヤマサキの注意喚起を経て、アクセル全開で「メンヘラちゃん」をプレイ。iPhoneの着信音“マリンバ”をモチーフにしたイントロからスタートした「ファントムヴァイブレーション」では、オーディエンスが声を合わせて「スマホはもはや俺の臓器!」とキラーフレーズを叫んだ。

コロナ禍を経て作られた「3minutes」でライブハウスへの愛を爆発させたあと、ヤマサキは「『黒ラベル』うまー! お酒を飲みながらライブをするのは、何年ぶりかわからんな。いやー、ちょっとテンション上がってるわ!」と声を弾ませる。BLUE ENCOUNTの田邊駿一(Vo, G)とともに「黒ラベル」のWebムービーやポスター広告にも出演したヤマサキは「あのキュウソネコカミのヤマサキセイヤが『黒ラベル』とコラボして、カッコいいだけの映像撮るって何事やねん!」と興奮気味。「今までミュージックビデオで楽器持っただけで喜んでた僕らが、楽器しか持たずに、しかもなんか革ジャン着て、キザなセリフ言って、それで認められる世界ってすげえやろ!」と続けてアピールすると、「じゃあそこ(ステージ)でもカッコつけろよ」とヨコタシンノスケ(Key)から冷静なツッコミが入る場面もあった。

ヤマサキセイヤ(Vo, G / キュウソネコカミ)

ヤマサキセイヤ(Vo, G / キュウソネコカミ)

キュウソネコカミ

キュウソネコカミ

“宇宙”をテーマにした「GALAXY」でキュウソのパフォーマンスは再開。オーディエンスはスマートフォンの光を一斉に掲げ、ライブハウスに美しい“夜空”を作り上げた。「今日も渋谷の街を歩いたけど、ほとんど俺は声をかけられなかった。だが、この瞬間だけはお前たちのヒーローであり、ロックスターであってもいいですか!」とヤマサキが声高に叫ぶと、「The band」の演奏がスタート。ロックバンドとしてのまっすぐな信念を堂々と掲げるパワフルなプレイで、フロアに大きなシンガロングを巻き起こした。ラストナンバーは6月にリリースされたメジャーデビュー10周年記念ソング「ネコカミたい」。「これからも俺たちはバキバキのロックバンドでお前たちの前に立ち続けたいと思ってます!」とヤマサキが宣言すると、彼らはこの曲を通してバンドのこれまでの軌跡と未来に向けての思いを示してアクトを終えた。

キュウソネコカミ

キュウソネコカミ

BLUE ENCOUNT

田邊駿一(Vo, G / BLUE ENCOUNT)

田邊駿一(Vo, G / BLUE ENCOUNT)

04 Limited Sazabysとキュウソネコカミからバトンを受け継いだBLUE ENCOUNTは、「Survivor」で勢いよくライブを開始。魂のこもったプレイで会場をヒートアップさせ、その勢いのまま「#YOLO」で熱いコールを巻き起こした。「すげえ楽しそうじゃん! 飲んでる? 何杯飲んでる?」と田邊は会場を見渡し、「ありがたい企画に出させてもらってますね」としみじみ口にする。そして「この汗臭いバンドの2人が、カッコよくポスターを撮ってもらって。今日も渋谷駅の地下鉄のところに、どデカいポスターを貼ってもらってるんですよ」と高揚した様子で述べ、ポスターの前でヤマサキと一緒に記念撮影したエピソードを明かした。

田邊駿一(Vo, G / BLUE ENCOUNT)とヤマサキセイヤ(Vo, G / キュウソネコカミ)。

田邊駿一(Vo, G / BLUE ENCOUNT)とヤマサキセイヤ(Vo, G / キュウソネコカミ)。

「フォーリミもいい! キュウソもいい! でも俺たちが最後のヒーローになります!」と田邊が言い放つと、4人は「LAST HERO」をプレイ。さらに魂を燃やすように「VS」を演奏したあと、「バッドパラドックス」でオーディエンスが一斉にジャンプする圧巻の光景を生み出した。そんな熱気に満ちた会場に彼らは「ハウリングダイバー」を投下。観客を鼓舞するように「最大限で吠えろよ」「最前線で生きろよ」と力強いメッセージを届けた。

BLUE ENCOUNT

BLUE ENCOUNT

BLUE ENCOUNT

BLUE ENCOUNT

「俺はマジで『丸くなるな、星になれ。』というキャッチフレーズが好きなの。媚びを売ってるわけじゃない」とサッポロビールのブランドメッセージに言及した田邊。「バンドマンとして腐りながら、希望を見ながらやってきて思うのは、もうどっちでもいいんじゃないかと思ってる。どういう意味かというと、丸かろうが丸くなかろうが、どっちでもいいと思ってるの。キャッチフレーズを否定してるわけではなく、俺の持論として。要は自分が選んだ人生にちゃんと満足できてるかがテーマだと思う」と自身の解釈を述べ、「紆余曲折あって生きてきたその先に、あなたが選んだ道があるとするなら、絶対にあなたの道は星のように優しく輝くと思うし、光るんだと思います」とオーディエンスそれぞれの人生を肯定した。「結成20周年、いまだにバカにされることばっかり。満足いかないことばっかり。でも、俺があなたに歌える人生でよかったと思います」と言い切り、田邊が熱唱したのは「もっと光を」。希望に満ちた4人のサウンドとオーディエンスのシンガロングがライブハウスに響き渡った。最後には3組がステージに集結。総勢12人とオーディエンスで「ザ・パーフェクト黒ラベル」を掲げて乾杯し、笑顔でイベントを締めくくった。

ステージに集合するBLUE ENCOUNT、キュウソネコカミ、04 Limited Sazabys。

ステージに集合するBLUE ENCOUNT、キュウソネコカミ、04 Limited Sazabys。

オーディエンスと一緒に記念撮影するBLUE ENCOUNT、キュウソネコカミ、04 Limited Sazabys。

オーディエンスと一緒に記念撮影するBLUE ENCOUNT、キュウソネコカミ、04 Limited Sazabys。

フォトギャラリー


このライブの模様はYouTubeで7月7日23:59までアーカイブ配信されている。さらにBLUE ENCOUNTの田邊とキュウソネコカミのヤマサキのスペシャルインタビューを掲載したコンテンツサイトが公開中。出演者のサイン&メッセージ入りの黒ラベルのグラスが当たるキャンペーンも7月14日12:00まで実施されている。

当日のライブ映像のアーカイブを7月7日23:59まで公開中!

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