煌めき☆アンフォレント|心機一転生まれ変わったキラフォレ 新たな7人で“新宇宙”へ再出発

お披露目ツアーで感じた手応えと悔しさ

──1月には新体制のお披露目ツアーが東名阪で行われました。新体制になってからツアーが開幕するまであまり準備期間がない状況だったと思いますが、ライブはいかがでしたか?

双葉 私としては短期間でよくここまで仕上げられたなと思いました。ライブの直前で振り付けが変わったり、かなりキツいスケジュールだったんですけど、ステージに立ったらかなりの手応えを感じて。ライブ後にSNSでエゴサしたら、「新体制のキラフォレよかった」という声が多くて安心しました。

──ステージに立つまでは「前の体制のほうがよかった」と言われたらどうしよう、という不安もあったんじゃないですか?

双葉 それはめっちゃ不安でした。

穂村ゆうか

穂村 新メンバーとして入ってきた身としても、「新体制のキラフォレいいな」と思われたい気持ちがすごく強くて、初日の東京公演ではドキドキでした。でも、特典会でファンの方から優しい言葉をかけていただいて、プレッシャーから解放された感じがありました。

達家 私は歌とダンスをずっとやっていたものの、正直あまり得意なほうではなくて、お披露目ツアーでは毎公演全力で挑みました。ずっと応援してくださっている方が観に来てくれたのが何よりもうれしかったですね。

白瀬 まきちゃんのファンの人たち、うちわを作って持ってきてくれたし、熱狂的だよね。私はずっとそばでキラフォレを見てきて、「私たちもこうなりたい」と思っていたので、そこに自分が入るという実感が最初はなかったんですけど、お披露目に多くのお客さんが来てくれて、しかもライブ中も楽しんでくれている反応を肌で感じることができて、「私たち、この調子でいけるかも」という感覚がありました。でも、ツアー2公演目の名古屋でのライブがけっこうひどくて……(笑)。

双葉 会場がZepp Nagoyaだったんですけど、正直、思ったよりお客さんが少なくて。コロナ禍で厳しい制限の中とはいえかなり悔しかったです。私は前体制のときにZepp Nagoyaでワンマンをやった経験があるので、そのときの景色との差を感じてしまいました。新しいキラフォレでもう1回会場を埋めたいですね。

──いいスタートを切れたという実感がありつつ、すべてがうまくいったわけでもなかったと。

双葉 今もまだ模索してる感じですね。でも、全部が調子よくいくより、失敗もあって、みんなで反省点を話し合えたのは逆によかったのかなと思います。

白瀬 新体制でステージデビューしてからまだ2カ月くらいしか経ってないのに、こんなにたくさんのことを経験できているのがすごいと思います。新体制初作品のリリースイベントもやっていて、その中で新しい曲の振りを覚えて。ホントに濃密な時間を過ごしています。

煌めき☆アンフォレント

新しいキラフォレを感じられる新曲

──ここからは3月31日発売の新体制初の作品「新宇宙±ワープドライブⅡ」について話を聞かせてください。リード曲「新宇宙±ワープドライブ」を初めて聴いたとき、どんな印象を抱きましたか?

羽純凜

双葉 「なんだこの曲は……!?」と思いました(笑)。今までキラフォレにはこういう軽快なノリの曲がなかったので、自分たちがライブで歌っている姿を想像できなくて、「どうやって歌ったらいいんだろう」と戸惑いながらレコーディングに臨みました。でも、振り付けが完成してステージで踊ってみたら、新しいキラフォレを表現できている感覚があってよかったです。振りを真似しやすい曲なのでファンの方がすぐに覚えてくれて、一緒に楽しむことができました。

羽純 特に落ちサビで動きがそろうよね。いろんな方にライブに来てもらって、真似して踊ってほしいです。

桐下 あと、ミュージックビデオがすごく面白い仕上がりになっているので、ぜひ観ていただきたいです。メンバーの普段見れない表情や動きがたくさんあって、コミカルでかわいくて、観ていてクセになると思います。

双葉 今までのMVとは撮影の仕方も全然違ったんです。セットをたくさん変えて撮るのも初めて経験で、そういう面でも新しいキラフォレにぴったりなリード曲だと思います。

神谷 歌詞の中にグループ名の「煌めき☆アンフォレント」が出てきたり、振りの中に自己紹介のポーズがあったりするのもいいよね。