プロデューサーからNGが出ました

──そして名倉さんは初のソロ曲を担当。しかも作詞までされてますね。

名倉　やっちゃいました！（笑）

──それは自分から志願されて？

名倉　もともとアーティスト志望だったし今後のために作詞はしていたんですけど、今回のアルバムでソロやってみるかとお話をいただきまして。そこはもう「はーい！」と元気よく返事を（笑）。

──でも初めてということで不安もあったのでは？

名倉　確かに誰かに聴かせるようなものは初めてだったので正直不安でした。さらに野村義男さんに作曲していただけることになりまして……。

──なんだかすごいことになってきましたね（笑）。

名倉　うわーどうしようどうしようってこっちは焦りまくりですよ！ でも曲を制作するにあたって野村さんと打ち合わせをさせていただいたんですけど、そこで野村さんから私の書いた歌詞とイメージにあわせてメロディを考えるよとおっしゃってくれて。優しいお言葉に甘えまして素直に私の気持ちを込めて書いたんですけど、プロデューサーからNGが出ました（笑）。

──なんと（笑）。それはどういった感じの歌詞だったんですか？

名倉　ちょっと大人の女性をイメージして書いたんですけど、女言葉とかもすごく入っていて。そこから何度かプロデューサーとの攻防があって書き直し続けて今の「survive」の歌詞ができあがりました。

──タイトルの意味は？

名倉　ズバリ“生き抜く”です！

──力強いですね！

名倉　私含めてメンバー、そして社会に出ている人たちみんなが思うことを代弁したかったんです。自分の感情も含めて一番素直に書けることでもあるので。

次回予告です、あれは

──いろいろなKAMEN RIDER GIRLSの顔が見られるアルバムですね。

名倉　本当にこんなに見せちゃっていいんですかね（笑）。

安田　アルバムを出すことで新しい楽曲も増えて、グループとしても幅ができました。2年間の集大成として「alteration」を作ることができてよかったなって思います。

──このアルバムがあっての今後がすごく楽しみです。

名倉　そういう意味も込めて14曲目はボーナストラックの「HEAVY METAL STRIKES BACK ～血まみれの救世主（メサイア）たち～」です！

──「Girls Anthem」から一転ヘヴィメタ（笑）。

名倉　1曲目から13曲目までで今のKAMEN RIDER GIRLSを表現できたので、やっぱりその先も見せたいじゃないですか。今後も攻めの姿勢は見せ続けたいし、「alteration」で表現したものだけが私たちのすべてじゃないよという意味を込めてます。

井坂　次回予告です、あれは。

──なるほど、「to be continued.」的な。

名倉　今後の私たちを匂わす楽曲になってると思います。

1つの夢が叶いました

──それでは最後にアルバムのアピールコメントをください！

井坂　いろんなタイプの楽曲が収録されてますが、もちろんKAMEN RIDER GIRLSらしいロック全開の激しい曲もありますのでぜひ聴いてみてください！

遠藤　アルバムオリジナル曲もたくさん入ってますけど、フォーゼやウィザードの挿入歌や映画の主題歌も入っているので仮面ライダー好きの方にももちろん聴いてほしいです！

吉住　結成当初からアルバムを作りたいと言っていたので1つの夢が叶いました。このアルバムを聴いて今までのファンの方もこれから新しくファンになってくださる方も一緒に楽しんでもらいたいです。あと楽曲も増えたのでライブにも挑戦していきたいと思ってます！

──ライブは本当に楽しみなので、ぜひ！

名倉　なんか今日いっぱいしゃべり過ぎた（笑）。レコーダー壊れてないですかね？（笑）