音楽ナタリー PowerPush - 石崎ひゅーい×丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)

舞台「彼女の起源」出演記念対談 未知なる世界で奮闘中

「彼女の起源」現場レポート

劇団鹿殺しロックオペラ「彼女の起源」2015年6月3日(水)~8日(月)東京都 CBGKシブゲキ!! / 2015年6月11日(木)~14日(日)兵庫県 AI・HALL
「彼女の起源」

<作>丸尾丸一郎

<演出>菜月チョビ

<出演>
菜月チョビ / 石崎ひゅーい / 丸尾丸一郎 / オレノグラフィティ / 山岸門人 / 橘輝 / 傅田うに / piggy(ex. pocketlife) / 辰巳裕二郎(ex. 花団) / and more

ストーリー

幼い頃から父親に監禁して育てられた金子陶子(菜月チョビ)のもとに、ある日1本のカセットテープが差し入れられる。差出人は彼女の弟の金子三樹夫(石崎ひゅーい)。テープを再生すると、そこには陶子の知らない世界の様子を伝える三樹夫の歌が吹き込まれていた。その日から陶子と三樹夫のテープを通じた交流が始まる。だが、しばらくして三樹夫からのテープが途絶えてしまう。

凱旋LIVE「彼女の起源FINAL」

2015年6月16日(火)東京都 TSUTAYA O-WEST
2015年6月18日(木)宮城県 darwin

※東京公演にはジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)、鳥肌実、masato(SuG)がゲストミュージシャンとして参加。

石崎ひゅーい(イシザキヒューイ)
石崎ひゅーい

1984年3月7日生まれ、茨城県水戸市出身のシンガーソングライター。風変わりな名前は本名で、デヴィッド・ボウイのファンだった彼の母親が、ボウイの息子・ゾーイ(Zowie)をもじってひゅーい(Huwie)と名付けた。高校卒業後、大学で結成したバンドにてオリジナル曲でのライブ活動を本格化させる。その後は音楽プロデューサーの須藤晃との出会いをきっかけにソロシンガーに転向し、精力的なライブ活動を展開。2012年7月、ミニアルバム「第三惑星交響曲」でメジャーデビューし、2013年2月から5月にかけて全国47都道府県を回るライブツアー「全国!ひゅーい博覧会」を実施した。同年6月にテレビ東京系ドラマ「みんな!エスパーだよ!」のエンディング曲「夜間飛行」を、7月に1stフルアルバム「独立前夜」をリリース。2014年4月に、自身の亡き母をテーマにしたコンセプトアルバム「だからカーネーションは好きじゃない」を発表した。2015年6月3日より上演される劇団鹿殺しの舞台「彼女の起源」に出演する。

劇団鹿殺し(ゲキダンシカゴロシ)
劇団鹿殺し

2000年、関西学院大学在学中に菜月チョビと丸尾丸一郎によって旗揚げされた劇団。2005年に活動の拠点を大阪から東京に移し、年間1000回以上の路上パフォーマンスを敢行する。あわせてコンスタントに公演を実施し、2010年発表の「スーパースター」は、第55回岸田國士戯曲賞の最終候補にノミネートされた。2013年6月、文化庁新進芸術家海外派遣制度により菜月チョビが海外留学すること、それに伴い1年間の充電期間へ突入することを発表。充電前最後の舞台「無休電車」は東京・大阪ともに全ステージ完売となった。2014年1月にはCoccoを主演に迎え、初プロデュース作品として「ジルゼの事情」を手がける。この公演は演劇界のみならず音楽界でも大きな話題を呼び、同年9月に再演された。2015年6月、菜月チョビの復帰後初出演作として石崎ひゅーいを招いた「彼女の起源」を上演する。