WOWOWオリジナル音楽レギュラー番組「INVITATION」|第8回にDA PUMP登場 m.c.A・T、AK-69、Crystal Kayとのコラボで見せた、グループの現在地

DA PUMPが登場するWOWOWオリジナル音楽レギュラー番組「INVITATION」第8回が3月26日に放送・配信された。今回の放送・配信でDA PUMPは、公私ともに交流のあるAK-69やCrystal Kayとの初コラボ、師匠的存在であるm.c.A・Tとのパフォーマンスを繰り広げた。音楽ナタリーでは収録の模様を、出演者のコメントを交えつつ紹介する。

取材・文 / 平山雄一撮影 / 田中聖太郎

「INVITATION」にとって初めてのダンス&ボーカルグループの登場だ。1997年にデビューしたDA PUMPは、J-POPの中で新しいシーンを切り拓き、その後のダンス&ボーカルグループの活躍の先駆けとなった。その彼らが、今年でデビュー25周年を迎える。今回の「INVITATION」は、オリジナルナンバーはもちろんカバーやコラボも満載で、にぎやかな収録となった。「25周年という機会でもあったので、今のDA PUMPを一番わかりやすく表現することと、一緒に歌いたかった人と歌うというのを真っ先に考えました」とISSA。

いつもは楽器隊がステージを埋め尽くすのが当たり前の「INVITATION」の収録風景だが、この日は勝手が違っていた。サポートミュージシャンはキーボードの斉藤アリア1名のみ。DA PUMPのメンバー6人が自在にパフォーマンスできるよう、フロアはすっきり整えられている。リハーサルもサウンドチェックではなく、メンバーの動きとカメラワークの確認がメインで、いつもとは進行も雰囲気も異なっていた。しかし面白いもので、チェックにかかる時間には大差がない。スタッフはサウンドチェックするのと同じくらい入念に、メンバーとカメラの位置を確かめていく。番組の中盤で披露された「U.S.A.」と「Dream on the street」はメンバー全員でのパフォーマンスとなった。2018年にDA PUMPが放った大ヒット曲「U.S.A.」に対して、「Dream on the street」は昨年リリースされ、グループ初のチャート1位を記録した曲。ISSAの言う「今のDA PUMPを一番わかりやすく表現する」2曲だ。メンバーたちの華やかなステップが、広々としたフロアに映える。

コラボゲストの収録もスムーズに運ぶ。Crystal Kayがスタジオに入り、バラードナンバー「All My Love To You」を歌唱。ISSAとCrystal KayのデュエットにYORIとU-YEAHがコーラスを付けるという、DA PUMPとしては異色のセッティングだ。

ISSA Kayちゃんはひと言で言うと、あったかい歌声の持ち主。「All My Love To You」は絶対似合うだろうなと思って選曲したんですけど、Kayちゃんも納得してくれて。……でも本当は一緒に踊りたかったみたいね(笑)。

YORI Kayさんはソウルフルな歌い方だから、ISSAさんとはちょっとジャンルが違う気がしてたんですよ。しかもそこに自分たちのコーラスが入る。なので「どうなるんだろう?」ってドキドキしてました。でもリハで2人が歌ってるのを聴いて、普通に感動しちゃって(笑)。今までは歌い手さんがいて僕たちが踊ることはあったんですけど、歌い手さんと僕たちが一緒に声を出すことはなかったから、2人のハーモニーに自分たちのコーラスを乗せたときに感慨深くなりました。自分で言うのもなんですけど、すごくいい感じに聴こえて、ただただ一生懸命歌ってました。

U-YEAH 楽しかったですし、貴重な体験をさせていただいたという気持ちでいっぱいですね。

初めてコラボするCrystal Kayとのセッションは、DA PUMPの新しい魅力を引き出した。普段ならダンスをするYORIとU-YEAHがスタンドマイクの前から動かずに集中して歌う姿は、ファンにとってもDA PUMPの歴史にとっても非常に貴重なシーンと言えるだろう。収録後にCrystal Kayが「みんなと踊りたかった」と笑顔で残念がっていたのも、このコラボが成功した証だった。

さらに貴重なコラボが続く。日本を代表するヒップホップMCのAK-69は、真っ白なファーをまとって登場。同い年のISSAとAK-69が仲良しなのは周知の事実だが、音楽の現場でコラボするのは今回が初めてとなる。まさにINVITATIONならではの夢の実現だ。しかもパフォーマンスするのはAK-69の代表曲「START IT AGAIN」で、振り付けと演出を任されたTOMO、KENZO、KIMIの3人は興奮を隠さない。

TOMO AKさんは純粋に俺の中で地元の先輩という立ち位置で、名古屋でやってるときからずっと見ていたので、自分がコラボするというのは想像できなかった。「START IT AGAIN」はAKさんが1回ライブを絶ってニューヨークに行ったときに作った曲で、AKさんはもちろん、ファンの方にとっても大事な曲だと思うんですよ。それを僕たちとコラボして、振り付けもやらせてもらえるということで、本番はもう大緊張でした。DA PUMPのTOMOとしてより、いちファンとして、不思議な感覚になりましたね。しかもAKさんはこの曲を今年の武道館ライブのタイトルに掲げている。10年くらい前の曲なんですけど、それをもう一度掲げるって、相当思い入れが強いんだなと思ったし、だからこそこのタイミングで「START IT AGAIN」を一緒にできて、すげえうれしかったです。

KENZO 今回の振り付けと演出はTOMOくんと2人で考えたんですけど、TOMOくんは名古屋出身で、AKさんのことが大好きなんですよ。僕もAKさんはすごい方だと思っていたけど、大好き度合いではTOMOくんには絶対に勝てない。なので、振り付けするにあたってAKさんのことを研究していたら、僕も大好きになっちゃいました(笑)。DA PUMPだけでリハーサルをして、本番のときにAKさんが入ってくる。そのときに化学反応が起きましたね。その場でしか生まれないインプロビゼーションとか即興力っていうのをすごく感じた。もちろん僕らは振りを踊ってるんですけど、AKさんがいることでそこに命が入ってくる。コラボさせていただいて、自分にとってすごくいい経験になりました。

KIMI ISSAさんとAKさんという同い年同士のコラボにずっとワクワクしてました。本当に特別じゃないですか。AKさんから自分の代表曲を一緒にやろうと言っていただいたのには、すごく深い意味があると思うんですよ。なおかつメンバーが振り付けして一緒にパフォーマンスする。同い年のボーカルとして、どこか深くでつながっている2人でしか感じられない心意気があるのかなって。今日、それを感じられてうれしかったですね。

そんなメンバーの思いと、AK-69&ISSAの心意気が反応し合って、「START IT AGAIN」はストリート感あふれる濃厚なテイクとなった。

そしてDA PUMPとは深い縁のあるm.c.A・Tとのコラボも素晴らしかった。m.c.A・Tはデビュー時からDA PUMPのプロデュースを担当し、現在に至るまで師匠と弟子の関係が続いている。

ISSA m.c.A・Tさんは僕らと切り離せない存在です。言葉のチョイスのセンスがものすごいと思ってます。一見、歌詞に意味がないように感じられるけど、韻を含めて意味がちゃんと込められている。もう言葉のマジシャンですよ。今回のコラボ曲「ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~」のタイトルのインパクトもハンパない。普通、タイトルってもっとカッコつけて洋楽みたいな感じにするじゃないですか。それがもろに日本語で、「ごきげんだぜっ!」ですよ(笑)。それでいて、めちゃくちゃ踊れて自分たちもハッピーになれる。もう1曲の「if...」(作詞:m.c.A・T / 作曲:富樫明生)は、こんなメロウな楽曲があるんだってDA PUMPのイメージを変えてくれた。だから今回はこの2曲を一緒にやりたいなと思ってました。純粋に楽しかったです。好きなようにやってくださいよって感じで、師匠も楽しそうでしたし。もし師匠がDA PUMPに入りたいと言うんなら、もともと人数が柔軟なグループなので、1人増えても大丈夫だと思います(笑)。

3月23日にリリースされたばかりの、DA PUMPにとって17年ぶりのオリジナルアルバム「DA POP COLORS」から、「DA FUNK」と「Lean Back ~俺たちのキーワード~」の2曲が披露された。リード曲でもある「DA FUNK」は80年代前半のダンスグルーヴを現代にアジャストさせたナンバーで、DA PUMPのエンターテイナーとしてのセンスの高さを見せつけられる。一方の「Lean Back ~俺たちのキーワード~」は力強いメッセージを掲げた曲で、「DA POP COLORS」の核の1つになっている。この曲では、ディープなリズムに合わせてキレキレのダンスが披露されるのと同時に、ヘビーなグルーヴに乗せてとても大切なことが歌われる。作詞はm.c.A・Tだ。「ほらほらほら次第に元気になった みんな知らずに笑顔になった Yeah! Lean Back! 寄りかかれよ」というフレーズは今の時代の気分を的確に映し出していて、2022年を代表するリリックになるだろう。「あんなアンダーグラウンドな曲にああいう歌詞を乗せるって、m.c.A・Tにしかできないと思います」とISSA。メンバー入魂のパフォーマンスが、楽曲の深さと広さを十分に表現していて、この日のベストテイクになった。

収録の最後は、いつものように古舘伊知郎とメンバーとのトークセッションが繰り広げられた。毎回盛り上がるトークセッションだが、今回は特にメンバーたちが心から会話を楽しんでいるように見えたのが印象的だった。「音楽番組なんですけど、お話の振り幅が本当に広くて、僕たちにはない視点や違う角度からお話をしてくださる。古舘さんは下調べが9割とおっしゃっていたんですけれども、それ以上に僕たちのことを知ってくださってる感じがしたので本当にうれしかったです。素敵な時間でした」とU-YEAH。DA PUMPの始まりから現時点までを網羅したセットリストは、「INVITATION」史上、屈指のものだった。

収録を終えて

Crystal Kay

WOWOW「INVITATION」第8回収録より、Crystal Kay。

DA PUMPがデビューしたとき、私は10歳ぐらいだったから、普通にテレビで観てましたね。それまでの音楽番組にヒップホップとかストリートっぽい人たちはあまり出ていなかったから、すごくフレッシュ感があって、歌も突き抜ける感じだし、カッコいいなと思ってました。私がデビューしてからは、テレビ収録の現場ですれ違ったりするくらいで、ゆっくりお話する機会はなくて。一緒に歌ったのは今回が初めてだったので、単純にうれしかったです。

オファーをいただいた「All My Love To You」は、意外なことにバラードで。サビは2人でしっかりハモるんですけど、ISSAさんが上のパートを歌ったので、「あ、上に行くんだ」と思いました(笑)。ISSAさんって声が高いですもんね。それとISSAさんは歌詞を丁寧に歌うから、それが埋もれちゃうともったいないので、ちゃんと伝えたいと思って自分のパートをずっと練習してました。しっとりした曲なんですけど、歌ってると踊りたくなるんですよね。だからコーラスのYORIさんとU-YEAHさんには踊ってほしかったし、正直一緒に踊ってみたかったです(笑)。昔のR&Bだと、コーラスの人がマイクから離れてくるっと回って戻ってくる、みたいな振りがあるじゃないですか。DA PUMPにはそういうベタな振りも合うと思うので、やってみたかった。そうしたら私もボーイズグループの一員になった気になれたかな(笑)。「動いてもいいよ」と言ってくれたので、サビで動いたりしてみたんですけど、またチャンスがあったら一緒に踊る曲もやってみたいです。

私はソロでやっていて、1人で楽という気持ちもあるんですけど、喜びや楽しさは大勢のほうが分かち合えると思う。誰かが弱ってたらカバーすることができるし、チームワークのパワーみたいなのはいいなと思います。みんなでパフォーマンスするのって楽しいですよね。私は最近YouTubeを始めたり、ブロードウェイミュージカル「ピピン」の稽古が7月から始まったりするんですけど、その前にフェスとかに出たいです。やっぱりライブをやらないと寂しいですよね。ファンと会える唯一の場所だから。今回はスペシャルな企画に呼んでいただけてうれしかったです。ぜひ、また呼んでくださいね。

AK-69

WOWOW「INVITATION」第8回収録より、AK-69。

デビュー当時のDA PUMPは、テレビで観てました。「同い年でこんなスーパースターがいるのかよ」というのが最初の印象です。カラオケで歌ったりもしてましたけど、自分がエンタメの道に進めるとも思っていなかったので、「俺もこんなふうになりてえ」と思ってましたね。そのあと時を経て2013年ぐらいかな、ISSAが俺の音楽を聴いてくれていると知って、知り合いを介して会ったんです。なんの違和感も距離感もなく、すぐに意気投合して仲よくなりました。沖縄のナムラホールというクラシックなライブハウスのライブに遊びに来てくれて、ステージ袖であいつが全曲熱唱してくれているのを、ライブしながら「マジで?」と思いながら見てた記憶があります。俺が独立したタイミングで、「自分はまだまだだな。これからどうなっていくのかな」って悩んでた時期でもあったんですけど、ISSAが「こんなことできるやつ、ほかにいないんだから、AKはもっと自信持ってそのまま自分の道を走ってほしい」と熱く語ってくれたのをすごく覚えてます。

今回、ISSAからコラボしてほしいと突然連絡があってびっくりしました。「俺?」みたいな(笑)。一緒にやった曲があるわけじゃないので「どうやってコラボするの?」と思ってたら、俺の代表曲「START IT AGAIN」をISSAが歌ってくれるっていう。「それは面白いな」って。ISSAがサビを歌って、ブリッジでハモって、最後のサビもハモってくれて、単純に気持ちよかったですね。

俺は1年中ライブをやっているタイプなんですけど、2週間歌わないと声の出し方を忘れちゃうんですよ。だから今日も不安だったんですけど、リハでなんとなく思い出してきて、やっと本番でチャンネルが合いました(笑)。それと基本的にあの歌には振り付けがないので、今日はメンバーの振りが新鮮でした。俺の4月の武道館公演は「AK-69 START IT AGAIN in BUDOKAN」というタイトルで、この曲がライブのキーになっているんです。なので今回、コラボできたのはよかったですね。ここからギアを上げないといけない。今回の武道館は自分のベストオブライブになるような、メッセージ性の強い公演にしようと思ってます。

もし俺がDA PUMPをプロデュースするとしたら、聴いたことないような曲調の曲をやってみたい。今までのDA PUMPにはなかったゴリゴリの今っぽいやつを聴いてみたいです。「U.S.A.」も新しい側面で走ったんだから、今度は超ドープなヒップホップとかね。「ISSAにこっち側のトップラインでやってもらったら、超やべえ曲ができるのに」って、勝手にプロデューサーになった気持ちで考えてます。ISSAにめっちゃ黒いメロディを歌わせたら、絶対ヤバいと思うんですよね。

m.c.A・T

WOWOW「INVITATION」第8回収録より、m.c.A・T。

DA PUMPのメンバーと一緒に歌うのはひさしぶりだったので、すごく緊張しました。もう、彼らの邪魔をしないようにっていう(笑)。DA PUMPのツアーに同行したりプロデュースもしたりしてるんですけど、「ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~」と「if...」は以前よりかなりダンスが進化してるんですよね。進化してる6人のダンスに自分がどう入ろうかとビデオを観ながら考えたんですけど、今からこれを全部コピーするのは無理(笑)。で、ちょっと悩みながらリハに行ったら、ISSAを含め「師匠はここでこの位置に行ってください」とか、俺に負担を与えないようなプランをちゃんと考えてくれていて非常に感動しました。自分たちだけだったらもっとすごいことができるのに、俺みたいなのをちゃんとダンスに入れ込んで構築してくれていたので、リハのときは感激しましたよ。あと1週間くらいあったら、俺ももう少し踊れたのかもしれないですけど(笑)。

「ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~」は俺のシングル曲のカバーなんです。俺もライブでいつもやっている曲で、普段はバンドでやってるんですけど、今回はDA PUMPの中に入って歌えた。自分的にはご褒美みたいな感じで(笑)、ありがたくてうれしかったです。今回のDA PUMPのニューアルバム「DA POP COLORS」にもいろいろ関わらせていただいてるんですけど、最新のダンスをやりたいというところから音楽作りを始めたいというリクエストがあって。例えば作詞をさせてもらった「Lean Back ~俺たちのキーワード~」では、音楽的には今風なファンクのマニアックなリズムで行きたかったけど、「みんなが聴きやすい歌詞が欲しい」というTOMOからの要望があった。それで一聴するとマニアックな曲に聞こえるけど、みんなも付いてこれるようなリリックを書きました。今の時代背景も含めた歌になってると思います。今のDA PUMPはそういうふうにメンバー個々人が主張しながらも、出すぎず、自分の得意なことをやろうとしている。最終的にはISSAがリーダーシップを取る形で収まる図式ができてきたので、これからグループとしての完成形になっていくんだろうなという気がしています。

m.c.A・T個人として今考えているのは、俺の頭の中には先人の名曲の記憶もあるし、新しい曲もチェックしているし、若い人に曲を作ってるところが強みだなって。あとはパフォーマンスがどうなるのかが課題ですけど、74、5歳まではがんばってみたい。ただそういう前例が日本でも世界でもあまりないので、どうなるかは俺にもわからないです(笑)。

古舘伊知郎

WOWOW「INVITATION」第8回収録より、古舘伊知郎。

DA PUMPは本当に不思議なグループだと思います。メンバーの新陳代謝のおかげか、いろんな生命体が入れ替わっている感じがして、25周年とは思えない。若々しいし、踊りはすごくキレがあるし、ISSAさんの歌も得意な高音域が出ているし、ベテランなのに発展途上な感じがして、とにかくフレッシュなんですよ。僕はそれが改めて魅力的だなと思った。どうしてそんなにフレッシュでいられるのか。ISSAさんは「これが好きだから、売れようが売れまいがやり続けたい」と本気で悟ってる。もちろん売れたほうがいいしウケたほうがいいんだけど、この境地に入った人はすごいんです。修行がつらいと思ったら、お坊さんをやってられませんよね。本当のお坊さんは嬉々として厳しい修行に入って、得も言われぬ境地を感じる。それってある意味、自我が取れている“空の境地”なんですよ。DA PUMPって、それに近いんじゃないですかね。

僕は以前、サグラダ・ファミリアの彫刻部門のトップの方と話したことがあるんですけど、その方が言うには「自我を持って自分が外側から石に向かって彫ってるときはダメなんですよ。でもあるとき、彫ることに埋没していくと、気が付いたら自分が石になって石の内側から外に向かって彫っていた。そういうときは時間を忘れていいものが作れるんですよ。自我が削げ落ちている」。そういう境地って、普通の時間の流れとは違う気がしていて。ISSAさんやDA PUMPが年齢を感じさせないのは、“空の境地”まで行ってるからじゃないかと思うんです。ISSAさんは自分たちのやっていることを無理なく楽しんでるって本気で言ってますからね。もちろん苦しいときもあるんだろうけど、あの無邪気さっていうのは、そういうところに理由があるような気がしちゃいましたね。

一方でKIMIさんが冗談っぽく言ってたけど、ISSAさんは人をエスコートするのがうまい。だからCrystal KayさんやAK-69さん、長い付き合いのm.c.A・Tさんとコラボしても、ISSAさんは自分が引いて相手を立ててました。優しさとも気遣いとも言えるところがあるんですよ。DA PUMPは“空の境地”と“優しさ”を持っている。だから光ってるんですね。

DA PUMP 公演情報

LIVE DA PUMP 2022 TOUR DA POP COLORS
  • 2022年4月16日(土)千葉県 森のホール21 大ホール
  • 2022年4月24日(日)静岡県 アクトシティ浜松 ⼤ホール
  • 2022年4月28日(木)広島県 上野学園ホール
  • 2022年4月29日(金・祝)岡山県 岡山市民会館
  • 2022年5月3日(火・祝)宮城県 仙台サンプラザホール
  • 2022年5月4日(水・祝)岩手県 盛岡市民文化ホール 大ホール
  • 2022年5月8日(日)石川県 本多の森ホール
  • 2022年5月14日(土)鹿児島県 川商ホール(鹿児島市民文化ホール)第1ホール
  • 2022年5月15日(日)福岡県 北九州ソレイユホール
LIVE DA PUMP 2022 ARENA TOUR DA POP COLOR
  • 2022年5月26日(木)東京都 日本武道館
  • 2022年5月29日(日)兵庫県 ワールド記念ホール
  • 2022年6月11日(土)千葉県 幕張メッセ国際展示場 7・8ホール
DA PUMP(ダパンプ)
DA PUMP
1996年11月に結成されたダンスボーカルグループ。現メンバーはISSA、YORI、TOMO、KIMI、U-YEAH、KENZOの6人。1997年にm.c.A・Tプロデュースのシングル「Feelin' Good ~It's PARADISE~」でデビュー。その後、「Love Is The Final Liberty」「ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~」「Crazy Beat Goes On!」「We can't stop the music」「if...」など、数々のヒットシングルを世に放つ。近年では2018年6月にリリースした29枚目のシングル「U.S.A.」が大ヒットを記録。同楽曲のミュージックビデオの再生回数は2億4千万回を突破している。2021年3月にリリースした「Dream on the street」で初のオリコンシングルランキング1位を獲得。2022年3月に、DA PUMPにとっては17年ぶり、現メンバーとしては初となるオリジナルアルバム「DA POP COLORS」をリリースした。同年4月から全国ホールツアー、5月からアリーナツアーを開催する。