小泉貴裕(Dr)
interview
──「h.ear×WALKMAN」で体感するハイレゾ音源はいかがでしたか?
音質はいいし、こんなにクリアに1つひとつの音が聞こえるんだってびっくりしました。ハイハットもクリアに聞こえるし、レコーディング中のドラムの位置が明確にイメージできるんですよ。ミュージシャンとしては、逆に怖いところもありましたね。自分たちの音のアラがわかっちゃいそうで(笑)。
──ハイレゾだからこそ聞こえる音ということでしょうか?
そうですね。ハイレゾ音源をスピーカーで聴いたときは、「わりとクリアで高音も聞こえるな」という感じだったんですけど、ヘッドホンで聴いたらさらにクリアでしたね。自分たちの作品もじっくりハイレゾ音源で聴いてみたいです。
──ハイレゾの魅力ってどこにあると思いますか?
普通のヘッドホンでは聞こえないような音が鮮明に聞こえるんで、曲のよさがより伝わるところですね。僕ら、“四つ打ちロックバンド”って枠でくくられることが多いんですけど、曲によってドラムの音を1つひとつ変えてるし、リズムが同じ曲でも細かい違いがあるんで、ハイレゾだとその違いがわかると思います。
──「h.ear on」はデザインやフィット感にもこだわっているんですが、装着してみていかがでしたか?
付け心地もいいし、外部の音が全然気にならない! それと色がどれもすごい洋服に映えますね。これを付けるだけでおしゃれになる気がしました。ヘッドホンって高校時代からおしゃれなヤツが使ってるっていうイメージで、鮪も初めて会ったときはヘッドホンを付けてたんです。高校の入学式が終わって教室にいたら、1人だけヘッドホンして入ってきたんですよ。あれは目立ってたなあ(笑)。