古賀隼斗(G)

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interview

──「h.ear×WALKMAN」で聴くハイレゾ音源はいかがでしたか?

サウンドに立体感があってすごかったですね。試聴した中で印象的だったのはサカナクション。立体的な音作りを意識してレコーディングしていたんだろうなっていうのが明確にわかって、アーティストの意向が垣間見えました。あとEaglesも印象的でしたね。ハイレゾ音源で聴いてみたら、“枯れたギター”っていうか、ビンテージサウンドの質感がすごくわかった。

──ハイレゾ音源を聴いたときに一番耳を引いたところってどこでしたか?

アコースティックギターの音ですね。ボディに手が当たった音とか、弦を弾いたときの音とか……そういう細かいところからアコギならではの雰囲気が出てて耳に残りました。

──「h.ear on」の付け心地はいかがでしたか?

軽い! ヘッドの部分も柔らかくて、長く装着できそうな形でしたね。デザインもいいし。ヘッドホンってごついイメージがありますけど、「h.ear on」は見た目がカジュアルだし、気軽にいい音で音楽が聴けるという印象を受けました。

──今回の企画は音楽とファッションのコラボがテーマなんですが、古賀さんはいつもライブのステージ衣装は黒が基本ですよね。何か理由があるんですか?

ライブで黒い服を着てステージに立ったら、ライブがビシッと決まったことがあったんですよ。それ以降願掛けみたいなところがあって。今では、黒以外着ないキャラになっちゃったんですけど(笑)。

──ファッションを含めて憧れているアーティストはいますか?

ファッションではないかもしれないんですけど、僕、ジョン・フルシアンテがすごい好きで。ギターをチョーキングするときに彼の長い髪がファッサーってなる姿に憧れてるんです。今はちょっと無理ですけど、40代くらいになったら挑戦したいですね。

古賀隼斗がハイレゾで聴きたい“この2枚”

Eagles「Hotel California」
Eagles「Hotel California」

高校を卒業して、いろんな作品のギターを聴いたり、勉強をしていた時期に出会った1枚です。当時はフレーズの巧みさに惹かれて聴いていたのですが、今はそのビンテージギターの質感に惚れ惚れしています。ハイレゾ音源だと、なお質感がしっかりとわかるでしょうね。

Nothing's Carved In Stone「MAZE」
Nothing's Carved In Stone「MAZE」

ナッシングスとの出会いは、高校を卒業してすぐ。「MAZE」に限らず、ナッシングスのアルバム全部ハイレゾで聴いてみたいですね。濃密な音の構成、音圧で押してくるダイナミックなサウンドなどを高音質で体験してみたいものです。

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