小倉誠司(Dr)
interview
──「h.ear in Wireless」を使ってみての感想は?
まずワイヤレスで使えるのが便利ですね。ストレスフリーってこういうことかと(笑)。ネックバンドも軽いし、首に掛けたときも気にならないので、ツアー中の長時間の移動なんかにも最適ですね。あと、耳の形に合わせてイヤーピースの大きさを変えられるから、密閉感があるし、そのおかげで音に集中できる。大きなボリュームで聴いても、耳が痛くならないのも気に入りました。音楽をより真剣に、集中して聴きたくなる。
──一方の「h.ear on Wireless NC」はいかがでしたか?
実は俺、ヘッドホンがあんまり好きじゃなくて。耳を覆っている感じだったり、重いのが苦手だったりするんですけど、「h.ear on」は軽いし耳が疲れなかった。ノイズキャンセリング機能も初体験だったんですけど衝撃的でしたね。オンにするだけで雑音がこんなにカットされるのかと。繊細な音を聴くには最適ですね。「h.ear in Wireless」もですけど、色のバリエーションがあるのがいいですね。選ぶときに迷いそうです。
──小倉さんはオーディオ機器にこだわりがあるそうですが、その理由は?
俺がオーディオ機器にハマってる理由って、ミュージシャンがどういう意図で、どういうこだわりを持って音楽を作ったのか知りたいからなんですよね。ほかの楽器ももちろんなんですが、打楽器って特にレコーディングにものすごい時間がかかるんですよ。3、4時間くらいセッティングにかかるんで、そのこだわりがハイレゾだと反映される気がするんです。
──今回flumpoolの皆さんには、「h.ear in Wireless」「h.ear on Wireless NC」で最新シングル曲「夜は眠れるかい?」のハイレゾ版を聴いていただきましたが、聴きどころを教えてください。
重厚感ですかね。ここまでローが出てるヘビーな曲って、これまでのflumpoolにはなかったと思うんですよ。そういった新しいflumpoolの音を、ハイレゾだとより深く楽しんでもらえると思います。
──小倉さんがハイレゾで聴いてみたい1曲は?
「Fly me to the moon」のフランク・シナトラバージョンですね。「Fly me to the moon」は女性ボーカルの印象が強かったんですけど、シナトラのバージョンを聴いてものすごい色気を感じて。この色気をハイレゾで体感してみたい!と思って選びました。
2016年3月11日更新