ナタリー PowerPush - 乃木坂46×富士急ハイランド コラボレーション企画

富士急ハイランドが好き?嫌い?体を張ったガイドブック作りに密着

乃木坂46「オフィシャルガイドブックができるまで」密着ドキュメント

今回オフィシャルガイドブックの制作にあたり、ナタリーでは「富士急ハイランド大好き選抜」「富士急ハイランド大嫌い選抜」とともに現地を訪れ撮影を実施。乃木坂46のメンバーがさまざまなアトラクションに乗車する際に見せる素の表情を密着取材で記録した。この項目では大好き選抜、大嫌い選抜の各メンバーごとのエピソードを紹介していく。

「富士急ハイランド大好き選抜」編

斉藤優里

大好き選抜の中でも「絶叫系に乗ったら両手を上げて、富士山の景色を楽しむ!」と宣言したのが斉藤。彼女は撮影が始まる前から「今日の撮影、ずっと楽しみにしていたんです! 私、富士急の乗り物は制覇してるんですけど、高飛車だけはまだ1回も乗ったことがなくて」とニコニコしながら話し、実際にこの日搭乗した絶叫マシン全てで最高の笑顔を見せてくれた。その様子はガイドブックに掲載されている写真からも伺える。

また斉藤は、絶叫系に対して若干消極的な表情を見せた高山一実、橋本奈々未、松村沙友理に対しても「目を開ける、大声で叫ぶ、両手を上げる。これができれば大丈夫!」とアドバイス。実際、斉藤と同乗したメンバーは皆、乗車後に笑顔で「楽しかった!」と連呼していたのが印象的だった。

高山一実

撮影前は笑顔で「ずっと乗ってみたかった絶叫マシンもあるので今日は楽しみです。ワクワク!」と話していた高山だったが、いざ実物を前にすると若干引いたような表情に。しかし乗車後には「落ちる前には『ああ、もう私死ぬんだ……』って思ったんですけど、周りを観たら最高の景色で。結局、落ちる瞬間もすっごく楽しくて、また乗りたいなって思いました!」と笑顔で感想を語っていた。

さらに高山は当日カメラマンとしても活躍。アトラクション乗車の合間にメンバーの素の表情を写真に収め、メンバーにしか撮れない興味深い写真を残してくれた。これらの写真は高山の一言コメントとともにガイドブックに掲載されている。

橋本奈々未

昨年12月に放送されたテレビ東京系「乃木坂って、どこ?」でFUJIYAMAに乗車した際には、常に無表情という謎のリアクションを見せた橋本。撮影当日「実は私……絶叫系があまり得意じゃなくて。地元の絶叫マシンは全然余裕だったので、富士急のも大丈夫だろうと甘く見てたら『乃木どこ』のロケで叩きのめされて(笑)」と本音をこぼしていた。しかし、実際にいくつかの絶叫マシンを乗車してみると「ゆったん(斉藤)が私の手を無理矢理上げようとして、思わず本気で手を戻しちゃいました(笑)。でも今回はちょっとは目を開けられたし、楽しかったです」と、前回のリベンジをなんとか果たせたようだ。

また、橋本は園内に多数設置された「顔ハメ看板」を見つけると、ほかのメンバーも巻き込んで一緒に遊んでいた。彼女のひょうきんな一面を垣間見ることができた瞬間だった。

松村沙友理

今回の撮影で松村の個性が一気に爆発したのは、EVANGELION:WORLDでのこと。大の二次元オタクとして知られる松村はパビリオン前に到着した時点で興奮状態で、ほかの3人は醒めた表情で松村の暴走ぶりを観察していた。パビリオンを後にした松村は、「映画やテレビの中で観ていたことが実際に体験できて、めっちゃ楽しかったですね。だって実物大のエヴァですよ! 綾波さんとかもおったし、一緒に写真も撮れて……うーっ、幸せですっ!」とこの日一番の笑顔を見せた。

このほかにも彼女は、ガイドブック用にさまざまなアトラクションや施設の前でさゆりんごパンチを連発。ページの都合上、ガイドブックに使用されたのは8枚のみだが、実際に撮影した場所は20カ所を超えている。

「富士急ハイランド大嫌い選抜」編+α

生駒里奈

「富士急ハイランドはうちのトラウマ」とさまざまな場所で発言している生駒。今回の撮影では絶叫系を徐々に克服していくというテーマに沿って、遊園地の定番であるゴーカートやメリーゴーラウンドからスタート。アトラクションに乗っている間、生駒は終始笑顔を浮かべ、ときにはカメラに向けてピースサインを送る余裕すら見せた。しかし、彼女のトラウマの原因となったFUJIYAMA、最恐戦慄迷宮の前を通過すると、その表情に変化が。生駒の顔色が急に暗くなっていき、その場にいた誰もが「克服はやはり困難か?」と感じた。

ところが撮影終盤、生駒は勇気を振り絞って「あれなら乗れる!」と徐々に激しいアトラクションにチャレンジしていく。この流れでいけば絶叫系も克服できるのでは……と思った矢先に、なんと生駒の逃亡劇が発生。この一部始終はガイドブックにて写真付きで紹介されている。

白石麻衣

生駒同様、富士急ハイランドに対していい思い出がないという白石。最初は浮かない表情でふさぎ込み気味だったが、生駒とともに定番アトラクションに乗車するごとにテンションが高まり、絶望要塞では終始スギちゃん口調で話す生駒に釣られて「~だぜえ?」を連呼する意外な一面を見せた。

そんな彼女が撮影後半、「私、あれに挑戦してみたいです……」と意を決した表情であるアトラクションを指差す。FUJIYAMAや高飛車のような絶叫マシンとは異なるものの、恐怖心を煽るには十分なこのアトラクションを彼女は笑顔で楽しむことができるのか。その様子をぜひガイドブックで確かめてみよう。

井上小百合

ガイドブックの番外編コーナーのために、大好き選抜&大嫌い選抜に属していない井上も撮影に参加。戦隊ヒーローをこよなく愛する彼女は、富士急ハイランドのマスコットキャラクターと言える「絶叫戦隊ハイランダー」との邂逅を果たす。正義や世界平和を心の底から願う井上と、あくまで“正義のヒーロー風”なだけで実は怠け者のハイランダーによる奇跡的な会談でどのような会話が交わされたのか。その様子はガイドブックおよび今後更新予定の井上ソロインタビューにて明かされる。

また、井上は大嫌い選抜の撮影にも同行。ハイランダーの一員・高飛車ゴールドとともに、さまざまなアトラクションに搭乗し富士急ハイランドを満喫した。

フォトギャラリー 大好き選抜

熊のオブジェで遊ぶ高山一実と斉藤優里(写真左から)。 富士急ハイランドのゲート前でうれしそうな橋本奈々未、斉藤優里、松村沙友理、高山一実。 「松村沙友理のさゆりんごパンチ8連発」のオフショット。ツチノコに扮した高山一実、橋本奈々未、斉藤優里にパンチする松村沙友理。 「松村沙友理のさゆりんごパンチ8連発」のオフショット。松村沙友理にパンチで仕返しをする斉藤優里、高山一実、橋本奈々未。
EVANGELION:WORLD内の顔ハメ看板で遊ぶ橋本奈々未。 EVANGELION:WORLD内の顔ハメ看板で遊ぶ高山一実。 休憩中にアイスを食べる橋本奈々未、斉藤優里、松村沙友理、高山一実(写真左から) 「松村沙友理のさゆりんごパンチ8連発」のオフショット。ミニパトカーにさゆりんごキックをする松村沙友理。

フォトギャラリー 大嫌い選抜+井上小百合

ドドンパピンクと記念撮影をする井上小百合、生駒里奈、白石麻衣(写真左から)。 富士急ハイランドのゲート前で「イヤだーっ!」と叫ぶ白石麻衣と生駒里奈(写真左から)。 絶叫戦隊ハイランダー、ジュッカーとともに記念撮影をする井上小百合、生駒里奈、白石麻衣。 絶叫戦隊ハイランダーの顔ハメ看板で遊ぶ井上小百合、生駒里奈、白石麻衣(写真左から)。
グレート・ザブーン付近に設置された波のオブジェで遊ぶ井上小百合、生駒里奈、白石麻衣(写真左から)。 あるアトラクションを乗り終えご機嫌な井上小百合(写真右)と、搭乗を断念し無表情の生駒里奈(左)。 休憩中にアイスを食べる生駒里奈、白石麻衣、井上小百合(写真左から)。 休憩中、FUJIYAMAブルーと記念撮影をする生駒里奈、井上小百合、白石麻衣(写真左から)。

富士急ハイランド営業概要

営業時間

8/1~8/10、8/16~8/27:8:30~22:00
8/11~8/15:7:00~22:00
8/28~8/31:8:30~21:00

※9月以降、時期により開園・閉園時間が異なるので、オフィシャルサイトで要確認。

休園日

8、9月は無休

※10月以降についてはオフィシャルサイトで要確認。

料金

入園料:大人・中高生 1300円 / 子供 700円
フリーパス:大人 5000円 / 中高生 4500円 / 子供 3700円

交通

▼車
・新宿から中央自動車道で約80分、河口湖ICに隣接
・東京から東名高速道路・御殿場IC、東富士五湖道路経由で約90分

▼バス
・新宿から中央高速バスで約100分、富士急ハイランド下車
・東京駅から東名高速バスで約150分、富士急ハイランド下車
(バスは要予約)

▼電車
・JR中央本線大月駅で富士急行線に乗り換え富士急ハイランド駅下車、大月駅から約50分

ニューシングル「走れ!Bicycle」/ 2012年8月22日発売 Sony Music Records

Type-A 収録曲
  1. 走れ!Bicycle
  2. せっかちなかたつむり
  3. 涙がまだ悲しみだった頃
  4. 走れ!Bicycle off vocal ver.
  5. せっかちなかたつむり off vocal ver.
  6. 涙がまだ悲しみだった頃 off vocal ver.
Type-B 収録曲
  1. 走れ!Bicycle
  2. せっかちなかたつむり
  3. 人はなぜ走るのか?
  4. 走れ!Bicycle off vocal ver.
  5. せっかちなかたつむり off vocal ver.
  6. 人はなぜ走るのか? off vocal ver.
Type-C 収録曲
  1. 走れ!Bicycle
  2. せっかちなかたつむり
  3. 音が出ないギター
  4. 走れ!Bicycle off vocal ver.
  5. せっかちなかたつむり off vocal ver.
  6. 音が出ないギター off vocal ver.
通常盤 収録曲
  1. 走れ!Bicycle
  2. せっかちなかたつむり
  3. 海流の島よ
  4. 走れ!Bicycle off vocal ver.
  5. せっかちなかたつむり off vocal ver.
  6. 海流の島よ off vocal ver.
乃木坂46(のぎざかふぉーてぃしっくす)

乃木坂46

2011年8月に「AKB48の公式ライバル」として誕生したアイドルグループ。グループ名の「乃木坂」は最終オーディション会場の「SME乃木坂ビル」、「46」は「AKB48より人数が少なくても負けないという意気込み」に由来する。総合プロデュースはAKB48同様、秋元康が担当。全国規模のオーディションにより、3万8934人の応募の中からスターティングメンバーとして33人が選出された。2012年2月にシングル「ぐるぐるカーテン」で待望のメジャーデビュー。オリコンウィークリーチャートで初登場2位を記録し、20万枚を超えるセールスを記録した。同年5月には早くも2ndシングル「おいでシャンプー」をリリースし、初のオリコンウィークリーチャート1位を獲得。8月22日には待望の3rdシングル「走れ!Bicycle」を発売した。


2012年8月24日更新