沙夏がすっごい悪い顔してた（笑）

──髙松さん、佐々木さん、野口さん以外のメンバーはどんな役どころなんですか？

大場　私は唯一みんなと絡む生徒役で、それぞれの関係をかき回すのを楽しんでいると言うか。教育実習生の諸橋（沙夏）先生に指示をされて、別の先生同士の不倫現場をパパラッチしたり。

髙松　あのシーン、沙夏の表情がすごかった！

大場　すっごい悪い顔してたよね（笑）。

なぎさ　私は男性の先生を好きになってしまって、先生の背中にピトッともたれるシーンがあるんですが、最初は全然うまくできなくて。女子校出身で、男性にもあまり近付いたことがないから本当に緊張しました。そのたびに周りで見てるメンバーから「がんばれー」って言われて。

樹愛羅　でも、なーたんは後半の崩れ落ちるシーンの芝居がすごかった。先生のデート写真を見て「なんでよー！」ってなるんだけど、完成した映像を観て苦しくなるくらいだった。

なぎさ　そこは隣にいる樹愛羅の芝居もよかったよ。私よりも先に樹愛羅が写真を見て、「見ちゃダメ！」みたいに慌てるシーン。

佐々木　樹愛羅、写真を3度見くらいしてるよね。そのときの目がすごい。

なぎさ　ぜひそこは皆さんにも注目してほしいなって。

野口　今までにない黒い制服衣装のダンスシーンも含め、かなり見どころの多いMVになったと思う。冒頭で話した「けものフレンズ」の演技経験も、自分以外のキャラクターになるという部分に大いに生かされてたよね。

樹愛羅にしか歌えない曲

──カップリング曲「樹愛羅、助けに来たぞ」の話も聞きたいのですが、これはタイトル通り樹愛羅さんのセンター曲ですね。

樹愛羅　はい。タイトルだけ先に聞いたときは、「え！」って動揺しちゃいました。絶対ドッキリだと思ったし。でもタイトルに名前が入るってなかなかないことなので、あとで実感が湧いてきたときはすごくうれしかったです。作詞は指原さん、作曲はヒャダインさんが出がけてくださって、そんな豪華な曲を私がセンターで歌っていいのかなって不安はまだ少しあるんですけど……。

佐々木　いやいや、これは樹愛羅にしか歌えない曲だよ。どちらかと言うと2次元寄りの世界観で、容姿も声もバーチャルっぽい樹愛羅にぴったり。

大場　で、そんな樹愛羅をほかのメンバーが助けに行くっていう内容なんだよね。歌詞で共感する部分はある？

樹愛羅　つい弱気になっちゃうところは自分と同じだなって。あとみんなが「樹愛羅、助けに来たぞー」って言ってくれるところは本当にうれしかったです。私がセンターで批判が来たらどうしようとかいろいろ考えちゃうんですけど、指原さんが私の名前入りの曲を作ってくださったということで、その期待に応えられるよう精一杯がんばりたいと思ってます！

日比谷野音はイコラブ史上最大のキャパ

──今後の予定ですが、続々とライブが決定していますね。

髙松　5月26日に「＠JAM 2018」、7月7日にはパリで開催される「JAPAN EXPO 2018」、8月下旬は「TOKYO IDOL FESTIVAL」に出演させていただきます。「@JAM」は去年の夏にオープニングアクトとして出演したんですけど、今年は通常のステージで、「手遅れcaution」もきっとやると思うのでぜひ観に来ていただきたいです。1年前の「TIF」は私たちにとって初ステージで、あれからもう1年経つんだなあって。

野口　早いよねー。

髙松　この1年で成長した私たちのパフォーマンスをぜひ観てもらえるとうれしいです。

佐々木　あと今回のシングルの全国握手会が決まってて、東京は日比谷野外大音楽堂でもやるんです。

髙松　イコラブ史上最大のキャパになります。直接お話もできるので、ぜひ「手遅れcaution」のMVの感想とかも聞けたらなって。

大場　ファンの方が想像した相関図を教えてもらっても面白そう。

髙松　そうだね。たくさんの方とコミュニケーションがとれたらうれしいなと思っています。