できる限り皆さんの近くで歌いたい

──これからライブもしていくんですよね？

小野坂　どんな感じになるのか想像つかないですよね。でも予想以上にいい曲ばかりなので、そこは自信を持っています。

──小林さんはどんなライブがしたいですか？

小林　最初は北海道のイベントから始まるので、そこで経験を積ませていただいて、たくさんたくさん歌いたいと思っています。ゆくゆくは日本一周するような、全国ツアーにもいきたいですね。海外も素敵かもしれませんね。

小野坂　うん、ゆうちゃん。「どこでライブがしたいですか？」じゃなくて、「どんなライブがしたいですか？」って質問だから、ちょーっと違うかなあー。

小林　あっー！ 大変申し訳ありません。

小野坂　（小声で）ドーンって爆発させたいとか、お客さんを盛り上げたいとか、そういう答えがいいと思うよ（笑）。

小林　爆発させて、お客さんを盛り上げたいです！（笑） 小野坂さんは本当に、いつもこうして優しくしてくださるんですよ。素敵なお兄様なんです。あっ、あとはダイブさせていただきたいです。

小野坂　ダイブすんの!?

小林　ヘッドバンキングはドクターストップをいただいているので、せめてもその代わりにと……。でもそれくらい楽しく盛り上げて、できる限り皆さんの近くで歌いたいですね。これから何枚もアルバムを出したいですし、ワンマイライブができるのならお芝居のお時間を作ったり。

小野坂　お芝居！

小林　あとはラジオタイムとか、コントとか。

小野坂　コント！

小林　ファッションもこだわりたいですね。

小野坂　ああ、それはいいね。ランウェイ作って、tkrくんが音作って、ショーにしちゃおうよ。

小林　それは素晴らしいですね！

──後藤さんはどんなライブを目指したいですか？

後藤　私はダンスを中心に担当させていただくと思うので、全力で歌って、踊ろうと思ってます。普通のアーティストさんって、歌う人ってあまり踊ってなかったりすると思うんです。でも、私は踊りますよ！ そこを注目していただきたいですね。

tkrism　ライブもどんどんやっていきたいですよね。CDでじっくり聴いていただくのもいいですけど、ダンスミュージックでパーティ感のある音楽なので、イベントで楽しんでほしいです。

「こんなこともやるの？」と思われるくらい挑戦したい

──tkr先生もライブには出るわけですよね？

tkrism　はい……たぶん。

小野坂　出るよ！ たぶんじゃないよ！ なんなら歌いますよ！

後藤　わあっ！ 歌ってもらいましょうよ。

tkrism　いや本当に歌うのはカンベンしてください……。

──では最後に今後EMERGENCYとして活動していく上での抱負をお願いします。

小野坂　まずは皆さんに楽しんでいただくのが一番。だからこれからも作品は作り続けたいし、「なんでこの曲？」っていうような、マニアがニヤリとしちゃう仕掛けも入れていきたい。例えば小さい子供が「お父さんの時代にはこんな楽しいアニソンがあったんだね」なんて思ってくれたら、めちゃくちゃうれしいですね。それをきっかけとして、アニメも観ていただけるようになれば最高です。

小林　そうですね、私も精力的に活動していきたいです。EMERGENCYは音楽も素晴らしいけど、ファッションもすごいんですよ。小野坂さんは電飾がお体でピカピカしていて、友香里さんと私はスカウターを付けてるんです。小野坂さんのお衣装には心臓やお背中にも電飾が付いていて、すごくカッコいいんですよ！ そういった部分でもとがっていきますので、ぜひ楽しんで、驚いていただきたいです。

後藤　今回はアニソンにダンスミュージックを“輸入”して作りましたが、今度は私たちがアニソンをほかのジャンルに“輸出”していけたらいいですよね。

小野坂　うん、そういう流れも考えてるんですよ。tkrくんが作ったオリジナル曲を僕たちで歌って、アニメのテーマ曲にしたりね。どんどん狙っていきたいですよね。　

tkrism　僕としてはエレクトロなダンスミュージックの枠にとらわれず、ちょっと危険な香りがする面白そうなプロジェクトだと思ってもらえるとうれしいです。

小野坂　やっぱり決められたことをやるだけじゃつまらないし、「コイツらこんなこともやるの？」と思われるくらい挑戦していきたいですね。