個性が集まったチーム

──この4人でユニットを組むことになったとき、皆さんそれぞれどう思いました？

井上東万　4人とも同い年で仲がよかったんで、いい感じのグループになるんじゃないかなと思いました。

髙橋楓翔　普段から仲のいい、親友と呼べるような仲間たちだったんで、一緒に組めるなんて「最っ高！」と思いましたね。

中村祐翔　僕は東万と一緒にEBiDANに入ったんです。彼とは特に仲がよかったんで、一緒に組めてうれしかったです。

松田琉冬　EBiDANには中学1年生って少ないんですよ。同い年の中でもこのグループは個性のある人が集まったチームなんで、なんかいいなあと。

楓翔　うんうん。そうだな。

東万　楓翔は個性ありすぎ！

琉冬　褒めてるわけじゃないからな？

楓翔　いやいや、うれしいばかりです（笑）。

──去年の11月にお披露目ライブをして4カ月ほど経ちましたよね。4人のチームワークは前と比べてどうですか？

祐翔　楓翔くんがチームワークに欠けますね（笑）。

琉冬　団結してる部分もあるけど、欠けてるところが……（笑）。

楓翔　俺が思うにな、グループってな、1人ひとりの個性が大事なんだよ。でな、チームワークって最初はよくないものじゃん。そこからよくしていくものなんだよ。まだまだこれからですね。

琉冬　お前何様だよ！

東万　まあ、前よりはよくなってます！（笑）

最近はリリックも

──グループを組む前って、ヒップホップになじみはありましたか？

東万　正直言ってあまり聴いたことがなかったですね。

琉冬　僕はたまに聴いてました。

──どんなアーティストの曲を聴いていたんですか？

琉冬　KREVAさんとかヒルクライムさんとかですね。

──ラップに挑戦してみた感想はどうでしょう。難しいですか？

琉冬　僕は滑舌が悪いから難しいです。韻を踏むところと速いテンポのところが特に。

東万　ラップしながらどういう動きをすればいいかも迷うしね。

琉冬　最近はリリックを書く練習もしてますよ。

──デビューシングルの制作にはNIPPSさん、VIKNさん、MACKA-CHINさんといった名立たるヒップホップアーティストが参加されてますよね。彼らには会いましたか？

琉冬　皆さん、お会いしたことがあります！

──お会いした印象はどうでした？

祐翔　普通に話してるときもなんだか堂々としてたよね。

琉冬　MACKA-CHINさんは握手の仕方が独特だったな。あと皆さん、すごくオーラが出てる感じがしたね。

東万　皆さんフランクに接してくれたよね。俺らがしゃべりやすいようにしてくれてるんだなって思いました。

魔法をかけてやる！

──皆さんが「MAGiC SPELL～かけちゃうぞ！ぴっぴっぴっ～」の中で気に入っているところを教えてください。

楓翔　それはもちろん「かけちゃうぞ ぴっぴっぴっ」というフレーズです！

──このフレーズを歌うときはどういった気持ちを表現しているんですか？

楓翔　「魔法をかけてやるー！楽しませるぞー！」って気持ちですね。

祐翔　あと、韻を踏むところの歌詞はファンの皆さんも一緒に歌ってもらいたいね。

東万　俺は「We are EBiDAN」っていうリリックが気に入ってる。俺たちはEBiDANだってことはやっぱり主張していかないとね。

「ぴっぴっぴっ」で流行語大賞を

──MAGiC BOYZの目標は「ラップで世界進出」なんですよね。これからどんな活動をしていきたいなって考えてますか？

祐翔　最初は東京からスタートですよね。そこから……。

楓翔　日本、アジア、からのヨーロッパ……海外でライブしたいなあ。

東万　そこは最終的な目標だよね。

楓翔　まずは日本だね。我々MAGiC BOYZは、この日本列島を“マジボ”だらけにしていきます！

祐翔　“マジボだらけ”って気持ち悪くない？

東万　いいじゃん！ 俺らの魔法の杖を持った人が普通に街を歩いてたりしたらうれしいじゃん。そして「ぴっぴっぴっ」で流行語大賞を受賞したい！