メンバーみんな、大事な時間だと感じていると思います
──では、さくらしめじの2人はどうですか?
雅功 僕と彪我は……。
太智 2人が向く方向違ったら、もう終わりやもんな。
雅功 そうそう!(笑) そうなんですよね。だから本当に「相方が彪我じゃなかったら終わってたな」と、自分は思ってて。とにかく彪我がすごいんですよ。僕をすごくうまくコントロールしてくれるというか。さくらしめじの話し合いでは、僕が好き勝手言うのが基本。僕のワンマンショーみたいな感じになって、彪我はそれをずっと聞いているんですけど……。
洸希 あははは。
雅功 最後に「まあ、こういうことなんじゃない? 雅功のそれ、すごくいいね。でもさ、こういうのもどう?」みたいな感じで、優しく。僕がやりたいこと、彪我がやりたいことをうまいことまとめてくれる感じがあるんですよね。彪我じゃない人だったら、僕のこの感じには耐えられていないんだろうなっていうのは、最近特に思いますね。
──すごくいいバランスの2人なんですね。
雅功 はい。いいバランスだなって、自分でも思います。
要人 げんじぶは、メンバーの誰かが「話し合ったほうがいいな」と思ったら、それをマネージャーさんに伝えて、まずはスタッフさんも含めた話し合いをするんですけど、それだけじゃなくて。例えば現場が終わったあとに近くに大きな公園とかがあったら、7人で……。
NAOYA 公園!?
要人 そこに7人で、ごはんを買って行って……。
太智 ごはんを買って!?
要人 ごはんを一緒に食べながら……。
雅功 え、ピクニック?
タクヤ 現場終わりって、真っ暗な中で?
要人 そうですね。前、横浜で仕事があったときに山下公園に行って、みんなで小籠包を食べながら話し合いをしたんです。すごいくだらない話をしつつも本音をぶつけ合う、みたいな。
雅功 仲いいな!? 青春じゃん!
要人 実際「俺はお前らのことが大好きだ!」って急に泣き出したメンバーがいたりして。ホントに全部をさらけ出しました。
雅功 うわあ、それ誰だか気になる!
太智 空人でしょ?
要人 まあ、空人なんですけど。
太智 だろうね!(笑)
要人 そういうのはすごい……メンバーみんな、大事な時間だと感じていると思います。くだらない話もするし、真剣な話もする時間。すごく大切にしてます。
洸希 いいっすね。
雅功 (ボソっと)彪我、泣いたことないもんなあ……。
──では、ワンエンは?
NAOYA ワンエンもめちゃくちゃ話しますね。定例ではなく、話したいと思ったときに話す感じで。最近はメンバーだけじゃなく、スタッフさんに入ってもらうこともあります。僕たち、プライベートでもずっと一緒にいるんですよ。息抜きにみんなで温泉に行ったりとか。
雅功 へえー!
NAOYA 遠征先のホテルでも、絶対みんなで1つの部屋に集まるし。そうやってプライベートの時間も共有しているからこそ、大事な話になったときも真剣に向き合える感じがします。話し合いの中では、1人ひとりの「こうなりたい」っていう目標や理想を共有する作業もよくしますね。
彼に伝えてます。リーダーなので
──では最後、超特急はいかがでしょう。
タクヤ そうですね……10年以上も活動していると、そういう話し合いの時間もすっかり少なくなるので!(笑) みんなが今言ったようなね、話す時間を決めてやってるとか、お風呂の中でやってるとか、公園でやってるとか、すごく大事にしてほしいなと思いますね!
一同 あはははは!
太智 その段階はもう越えてるってことですもんね。
タクヤ でもやっぱり長く一緒にいると、ちょっと様子がおかしいメンバーがいたらすぐにわかったりするかな。そういう変化に気付いたときは、個々にコンタクトを取ったりとかね。あとウチも大事な話をするときは、マネージャーに入ってもらってますね。あとはね、何かあったときやメンバーそれぞれが何か思ったときはリョウガに。彼に伝えてます。リーダーなので。
一同 へえー。
タクヤ マネージャーやスタッフさんに伝えたいことをそれぞれが個別に発言するとぐちゃぐちゃになっちゃうので、1回リョウガに全部伝えて、まとめて上げてもらうということはやってます。
──リョウガさんって、そういうリーダーとしての実務的な部分をあまり表に見せないと思うので、興味深いです。
タクヤ そうですね。表でドーンとやらないのでね、それぐらいはちゃんとやれよと。
一同 あはははは!
雅功 意外と厳しかった!
タクヤ やらせてます、はい(笑)。
──ちなみに、困難に直面するようなことがあったとき、解決のためにタクヤさん自身が意識していることはありますか?
タクヤ 僕はそれこそリョウガに相談してますね、そういうときも。
──そうなんですね。ということでKEVINさん、すごく個性豊かなアドバイスが集まりました。
KEVIN ありがとうございます。みんなの話を聞いて、やっぱり話すのが大事なんだなってすごく感じました。普段からコミュニケーションを大切にして、情報を共有して、お互いの気持ちに気付けるようになったらいいグループになれるのかなって。BUDDiiSもがんばります!
みんなを引っ張っていく中で、ただパフォーマンスをするだけじゃない関わり方ができたら
──では、今後EBiDAN全体としてやってみたいことなどはありますか?
雅功 次はさくらしめじもEBiDAN大運動会に呼んでほしいです!(参照:EBiDAN初の大運動会で超特急、M!LK、スパドラが激突!熱狂と祝福にあふれた第1回大会)
NAOYA ONE N' ONLYも呼んでほしい!
雅功 僕ら2人組なので、そこは要相談なんですけど……(笑)。
KEVIN BUDDiiSのメンバー派遣しますよ!
雅功 あはははは、ありがとう!
タクヤ ね、全グループ出て運動会やりたいよね。
洸希 そうですね。
タクヤ あと「エビライ」に関しては、うちのユーキが今後もしかしたら演出をやるかも?という話も出ていたりするんです。DISH//がEBiDANを抜けて、僕ら超特急が年長グループとしてみんなを引っ張っていく中で、ただパフォーマンスをするだけじゃない関わり方ができたらいいのかなとも思いますし。最近の「エビライ」では各グループが持ち曲を披露して、シャッフルユニットをやって……という流れが定番になっているけど、もっとエンタメ性のある見せ方をユーキが考えている雰囲気なので。もしそうなったら、みんなに付いて来てほしいなと思いますね。
──では最後に、それぞれのグループの今後の目標やアピールポイントについて、順に聞かせてもらえたらと思います。
雅功 さくらしめじは生演奏でやっていますけど、生演奏のよさは実際にライブに足を運んでもらって、肌で感じるものだと思うので。音源よりも何よりもまず、ライブに来てくれたらうれしいです。ぜひライブに来てください!
洸希 スパドラは9人の個性がいい意味でバラバラで、そこが面白いポイントだと思います。何より音楽に対する姿勢がみんなめちゃくちゃ熱いので、1曲1曲を大事に活動して、皆さんと一緒に、音楽を楽しく共有できたらと思っています。
太智 M!LKの目標はドームツアーをすることで、今はその夢に近付けるように走っている最中。「STARS」という新曲もリリースしましたし、来年には「CHECKMATE」というツアーもありますし……今M!LKを応援しておけば間違いなしだと思うので! YouTubeなんかも今すごくがんばっているので、ぜひいろんな場所で僕らを見てもらえたらと思います。
KEVIN BUDDiiSはまだまだ駆け出しなので、とにかくがむしゃらにがんばっているんですけど、来年はさらに飛躍できるように本当にがんばります! ぜひライブに来てください!
要人 げんじぶは「2次元と3次元を行き来する存在」というコンセプトを武器に活動しています。ライブでは、その場でしか感じられない、げんじぶならではの空間に強くこだわっていけたらと思っています。これからもがんばります!
NAOYA ONE N' ONLYはSNSなどにもめちゃくちゃ力を入れているので、そういうところにも注目してほしいですし、何より来年には5周年を迎えるので、今みんなでいろいろと考えているんです。楽しい1年になるんじゃないかなと思いますので、楽しみにしていてください!
──では最後、タクヤさんお願いします。
タクヤ そうですね、これからは後輩たちにモノとかお金を渡して……。
一同 あはははは!
太智 ちょっと!(笑)
タクヤ (笑)。超特急は結成から10年経ってはいますけど、新メンバーが入ってイチからのスタートという感覚です。後輩グループよりもフレッシュな気持ちで、またがんばっていこうと思います。年末のワンマンライブでは全曲のパフォーマンスを9人全員でできるように、今は新メンバーのみんなもがんばっている最中なので。パワーアップした姿を今年の締めに届けたいですし、来年も面白いことがあると思いますので楽しみにしていてください。
──ありがとうございます! インタビューは以上です。
洸希 じゃあタクヤくん、ありがとうございます!
太智 やったね! まずは連絡先を教えてください!
タクヤ (太智を見ながら)あいつには教えません! 絶対に!(笑)
一同 あはははは!
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後編:2つのグループインタビュー / Q&A