撮影中のエピソード
──「EBiDAN」こんなふうに仕上がりました。手にしてみていかがですか?
島田翼 この16ページの中にいろんな側面のPrizmaXが出てると思いますね。みんな同じ衣装のところは統一感があるし、バラバラの衣装ではそれぞれのよさが出てて。
福本有希 撮影のときはけっこうふざけたりしてたよね。僕ら5人になるとプライベートの空気を出してしまうところがあるんですけど、その空気がうまく出てると思います。撮られてるからカッコつけてるっていうよりは、いつもの僕ららしさがすごくよく出てる。
清水大樹 このソロショット(38~42ページ)でそれぞれセーター着たんですけど、みんな普段セーターとかあんまり着ないんで新鮮でしたね。いつものPrizmaXのイメージとは違う優しい感じを見せられたので、個人的にすごい気に入ってます。
黒川ティム 僕はこのモノクロページ(33~37ページ)が一番好きです。一番PrizmaXのカッコよさが出てるなって(笑)。「PrizmiX」(「Ready」PVに登場する架空のコスプレユニット / 43ページ)もあるし、いろんな自分らが載ってるんで面白いです。
森崎ウィン 僕も白黒好きですね。カラーだと、僕色がちょっと濃いんでみんなとの差が……(笑)。でもほんと、白黒だとちょっと大人っぽく見えるので、そこが素敵だなって思います。
──撮影中、メンバーのここが面白かったとか、印象に残ったエピソードはありますか?
黒川 俺はもう「PrizmiX」の“つらら”(島田)ですね(笑)。いつ見ても爆笑しちゃいます。
島田 現実的にありえないじゃないですか、このコスプレ(笑)。最初はやっぱ抵抗あったんですけど、開き直って「もうどうなってもいいや」っていざやってみたらこんな感じになりました(笑)。ほかの4人はみんなかわいいけど、僕は何者なのかもはやわかんないですよね。
福本 ティムは一番かわいくて誰もが認めるマドンナ的存在で、大樹は髪をピンクにしたことによって、自分はかわいいっていう変な勘違いが生まれちゃった子っていう設定があって。
清水 あははは(笑)。
福本 俺はちょっとクールな役どころで、翼は一番キャラが立ってて面白いんですけど……ウィンはなぜかファンの方から何も触れられないっていう。
清水 そう、触れていいのかわかんないみたいな(笑)。
島田 よく言うと一番まとまってるんですけど、悪く言うと味がないっていう感じ。
──辛辣ですね(笑)。
森崎 いやー、自分でも気付いてるんでそこを触れられると傷付きますね……(笑)。
外での撮影を振り返る
──44~48ページの写真は外で撮影したものですね。
森崎 このときは夜だったのでテンションが上がったのと同時に、やっぱ色が濃いんでちゃんと写るかなっていう心配もありました。
清水 暗いから(笑)。
森崎 (笑)。でも、外に出ることによってPrizmaXらしさがさらに出たかなって感じはします。
──このページはカッコいいだけじゃなく、お茶目な感じも出てますよね。
島田 プライベートはこんな感じですね(笑)。ライブ前の待ち時間とか、ほんとアホなことばっかして遊んでるんで。
──ティムくんのポーズがまた特徴的で。
黒川 変なポーズを取るのが好きなんですよ。これ絶対誰もやったことないだろうっていうポーズで写るのが自分たちの中で流行ってて、今回もそれを狙ってます。
福本 この写真(45ページ)、信号が青になってる10秒ぐらいの間に5人ここに並んだんですけど、これを撮るのに10回ぐらいかかりましたね。車が来ちゃって「あー、危ない!」ってなったり、撮ってる最中に車のライトがピカピカ点滅して焦っちゃったり。大変だったのでこの写真が使われてうれしいです(笑)。
お気に入りのページは?
──PrizmaX特集の中から、1人ずつお気に入りのページを教えてもらえますか?
黒川 やっぱ最初でしょ! これ(33ページ)ですよ。
福本 俺、じゃあ最後(48ページ)ですね。このページが一番、僕らのいろんな面が一気に出てる気がして。ちょっと抜けてる僕らだったり、アクティブなポーズを取ってる僕らだったり、仲良さそうな感じが出てたり……うん、これが一番いいなあ。
森崎 俺、これ(38ページ)ですね。
清水 俺も自分のこれ(40ページ)です。
──ウィンくんと大樹くんはソロショットですね。
福本 こういう自分のことしか見ない奴らもいますよ(笑)。
黒川 この2人はね、ほんと自分のことしか見てない。
森崎 いや、これ意外と光が明るく当たってるんだよ。
──顔の色の話ですか?
森崎 そうですね、それがもう評価の基準です(笑)。
福本 ウィンはそうかもしれないけど、大樹は楽屋入ると鞄置くより先に鏡がどこにあるのかを探すくらいですから。
清水 あははは(笑)。
福本 鏡がどこにあるのかを一瞬で察知して、一番近くていい位置に行く。
黒川 鏡の前にイス置いてね。
清水 もう早く髪をセットしないと落ち着かないんですよ。
福本 変なふうにセットして、周りに「えー、ちょっとやめたほうがいいよ、それ」って言われて、またセットし直してを5回ぐらい繰り返してやっとベストな彼ができるんですけど。
清水 そうです、そうです(笑)。最終的にはメンバーが「そこでスプレーしろ」って教えてくれて。
森崎 まあ教えた覚えはないですけどね。
福本 1回もない。
黒川 ないない。
福本 「清水大樹、虚言癖」って書いといてください(笑)。
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- 「EBiDAN」通常版
- 「EBiDAN」ローソン・Loppi・HMV版
「EBiDAN」発売記念ライブ
- EBiDAN THE LIVE ~飛び出すEBi本 2013~
- 2013年12月29日(日)
東京都 品川ステラボール - <出演者>
DISH// / 超特急 / PrizmaX / カスタマイズ / 研究生(オープニングアクト) - チケットはこちらから
収録曲
- Ready
- Baby Be Mine
PrizmaX(ぷりずまっくす)
黒川ティム、森崎ウィン、清水大樹、福本有希、島田翼の5人からなるダンス&ボーカルユニット。スターダストプロモーションに所属する音楽集団「EBiDAN」の“兄貴分”として活動する。2013年3月に1stシングル「Mysterious Eyes / GO!」でCDデビュー。同年10月には黒川&清水が作詞、森崎が作曲を手がけた「Ready」を2ndシングルとしてリリースした。
2013年12月5日更新