エビ中 個人面談
出席番号3番 真山りか
──6人体制になってからの個人的な課題などを教えてください。
自分は何がしたいんだろう、と考えることが今は多いです。メンバーそれぞれが少しずつ自分なりの何かを身に付けていている中で、私は今まで自分を主張してきたつもりでいたけど、実は全然主張できていないのかもと感じるんです。廣田が自分の道を選んだからこそ「じゃあ自分は」と考えることも多くて。エビ中の真山、最年長の真山でいることも1つの個性だと思うんですけど、「熟女になっても」を歌いながら「熟女になっても永遠に中学生でいるわけじゃないだろうな」って(笑)。でも転校を決めているわけでもないし、エビ中としてもっとがんばっていきたい気持ちもある。自分なりの何かをエビ中に反映させたいと考えたときに……歌詞を書きたいなとは思いました。言葉を扱うのは簡単なことじゃないと思っていますけど、自分のやりたいこと、好きなものをもっと具体的にして、グループに還元できたらなって。二十代になって、もしかしたらタイムリミットというものが近付いているのかもしれないけど、リミットを決めずに、未来を見据えつつ勢力的に活動していきたいと思います。
──ほかのメンバーで「最近ここがよくなったな」とか「変わったな」と思うところは?
ひなたがまとめてくれたり、りったん(中山)が実はおしゃべりだったり……それって単純に今まであまり見えてこなかった部分が、6人になったことでよりハッキリ見えてきただけだと思うんですよ。6人でやると決めたからには、それぞれのパーソナリティをもっと磨いて、もっともっとグループを魅力的なものにしていきたいですね。
出席番号5番 安本彩花
──6人体制になってからの個人的な課題などを教えてください。
最近取材を受けていて思ったのは、この曲を作った意図だとか、このイベントに出る理由だとか、私は知らないことが多くて。アイドルってそういうものかもしれないと思うし、このままでいいのかもしれないけど、インタビューでは曲の意味とか内容について聞かれるから、きちんと理解しておくべきだなと思っています。ちょっとずつ周りの大人から聞き出しておきたいなって(笑)。もっとエビ中のことを考えたいです。作詞作曲に挑戦したり、去年から少しずつやってるんですけど……今までは言われたことだけをやる人間だったので、もっと「これをやりたいです」「こんなのを作ってきました」と自分から提案できるようになりたいです。
──ほかのメンバーで「最近ここがよくなったな」とか「変わったな」と思うところは?
みんなそれぞれあるけど、最近私は中山さんに頼る部分が大きくて。莉子ちゃんは物事をすごく冷静に見ているし、例えばバラエティ番組に出たときとか、最初に司会の方と話したときの感じで自分の立ち位置を見つけて、求められたことを期待に沿うようにやってるんですよ。ライブのMCでも、今のエビ中はツッコミが不在だけど、莉子はボケなのにツッコんでくれたりとか、私が気付かないことも拾い上げてビシッと入ってくるんです。今まであいかに頼っていた部分を莉子に感じることがあって。あいかとはお仕事でコンビになることが多くて、信頼できる関係性だったから、最近の莉子に同じ空気を感じて頼ってしまいますね。歳下なのに頼っちゃって申し訳ないですけど(笑)。
出席番号7番 星名美怜
──6人体制になってからの個人的な課題などを教えてください。
エビ中の中で一番発信力のあったあいかが転校したことで、今の6人でどれだけ発信していけるかが課題になるなと思ってました。やっぱりエビ中=声の不思議な子がいるグループというイメージはなかなか払拭できないと思うんです。私立恵比寿中学のイメージをこの6人でどれだけ変えていけるか。私は趣味や個性を前に出すのがあまり得意ではなくて、誰かがやっちゃったから自分はいいや、と思ってしまうところがあって。自分がどこまでできるかわからないけど、最近始めたInstagramとかで「私はこれが好き」とはっきり見せて、共感してくれる人を増やしていけたらなと思ってます。
──ほかのメンバーで「最近ここがよくなったな」とか「変わったな」と思うところは?
ひなたはすごく変わった気がします。あいかとひなたは歌もダンスも上手で、なんとなく双子感があったんですよね。ひなたもあまり自分を出す子じゃないから少し遠慮してたところがあったのかもしれないけど、今は伸び伸びと自分を表現しようとしているのが伝わってきて。振り付けをやりたいとか、今までだったら自分から言い出さなかったと思うんですよ。
出席番号10番 柏木ひなた
──6人体制になってからの個人的な課題などを教えてください。
あいかがいなくなったぶん歌のパートも増えて……あいかのパートってやっぱりあいかの印象が強く残ってるんですよ。それを全部自分のものにして、自分の個性が出していけるように春ツアーではがんばってます。「まっすぐ」の最後のパートはすごく重要なところなので、皆さんの期待もすごくあって。もしかしたらこのパートは私になるかもという予感はあったんですけど、歌割りをもらったときは「きたか……」って。あいかを真似て寄せていく必要はないって思いながらも、つい考え込みすぎちゃって、ツアー5本目の大阪で初めて歌ってる途中で声が出なくなっちゃったんです(笑)。自分を追い詰めすぎてたんだとそのときに気付いて、1回何もかも白紙にしてしまおうと。大阪の2DAYSのあと、5月7日のパシフィコ横浜のときに初めて納得のいく「まっすぐ」が歌えました。このツアーを通して何か学ぶことができたらいいなと思っていたけど、あまりにも早く1つ大きな学びがあったので(笑)、ここから自分がどのぐらい変わって、ツアーファイナルに大きなものを得られるか楽しみです。
──ほかのメンバーで「最近ここがよくなったな」とか「変わったな」と思うところは?
みんな少しずつ変わってきてますけど、お客さんの目に止まるのは歌穂ちゃんじゃないかなと思います。この春ツアーで彼女の中で何があったのかわからないけど、より歌穂ちゃんらしさが引き立っているような気がして。ツアーのテーマも歌穂ちゃんらしいところがあるので、好きが全面に出ていて楽しそうなんですよね。今までよりも表情豊か……もともとすごく表情豊かでしたけど(笑)、全身から楽しさがあふれていて、ハッピーな黄色いオーラの中に「やってやるぞ」という赤い炎のようなメラメラ具合がちょっと出ている気がします。
出席番号11番 小林歌穂
──6人体制になってからの個人的な課題などを教えてください。
私はエビ中の中で唯一柔らかい声質だから、最近はホワッとした声を曲に生かせるように少しずつ歌い方を変えているんです。そしたら最近歌がよくなったと褒められることが多くなったので、エビ中のみんなを包み込めるような歌を歌える人間になりたいです。反省点は、自分が楽しみすぎちゃうと全部がとっ散らかっちゃうこと。ライブではちょっと冷静にいなくちゃいけないから、心の底から楽しんじゃいけないんだなという発見があって。どこか冷静を保っていないとダメなんだなと気付きました。「自習」で演出を考えるのがすごく楽しかったので(各メンバーがプロデュースを務める特別公演。参照:エビ中、カホリコの個性を凝縮「自習」ライブ)、セットの一部だけでも考えたりしたいです。絵を描くのも好きなので、ステージのイメージを考えたり。あと彩花ちゃんが作詞作曲に挑戦してたから、いずれは私も1フレーズぐらい歌詞を書いてみたい……と思った、春。あはははは(笑)。
──ほかのメンバーで「最近ここがよくなったな」とか「変わったな」と思うところは?
美怜ちゃんのアイドルのキラキラが増してきた気がします。振り付けでペアになることが増えて、なんかわかんないけどすごい「アイドルだ!」って感じるんですよ。真山の歌声はさらに深くなって心地いいなって思います。あと安本さんのいじられ方のバリエーションが増えた(笑)。もっとしつこくいっても大丈夫だってことにみんな気付いて、どんどん新しい顔が出てきています。
出席番号12番 中山莉子
──6人体制になってからの個人的な課題などを教えてください。
ぁぃぁぃの転校発表があったときから、自分の中で何か変わったなと感じることがけっこうあって、そこから新しい自分がスタートしている気がします。メンバーは家族でも友達でもなんでもない……なんでもなくはないけど(笑)、ただの仲良しじゃない、一緒にアイドルとしてやっていく仲間という意識ができて。そのとき、ようやくみんなと同じ位置に立てた気がするんです。前まではぁぃぁぃに頼りきってたところがあったのかなって。課題は……今はライブとかでも「自分はこうしたい」と伝えることができるようになったけど、具体的な言葉が出てこなくて(笑)、もっとうまく伝えられるようになったらいいなと思います。
──ほかのメンバーで「最近ここがよくなったな」とか「変わったな」と思うところは?
ひなたちゃんは7人のフォーメーションを6人に変えてくれたり、わちゃわちゃしていてもキリッと切り替えて言ってくれるようになりました。ひなたちゃんが一番変わった気がします。
- 私立恵比寿中学「でかどんでん」
- 2018年6月6日発売 / SME Records
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初回限定盤A
[CD+Blu-ray]
1800円 / SECL-2291~2 -
初回限定盤B
[CD+Blu-ray]
1800円 / SECL-2293~4 -
通常盤 [CD]
1500円 / SECL-2295
- 初回限定盤A CD収録曲
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- でかどんでん[作詞・作曲・編曲:U-re:x]
- 熟女になっても feat. SUSHIBOYS[作詞:SUSHIBOYS、さつき が てんこもり / 作曲:さつき が てんこもり / 編曲:雲豹]
- でかどんでん(Less Vocal ver.)
- 熟女になっても feat. SUSHIBOYS(Less Vocal ver.)
- 初回限定盤A Blu-ray収録内容
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中学生だけのドライブ映像 ~横濱邪決斗撮影編~
- 初回限定盤B CD収録曲
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- でかどんでん
- スウィーテスト・多忙。[作詞:西寺郷太 / 作曲:野井洋児 / 編曲:佐藤優介]
- でかどんでん(Less Vocal ver.)
- スウィーテスト・多忙。(Less Vocal ver.)
- 初回限定盤B Blu-ray収録内容
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「響」Music Video(Solo Short ver. ×6)
- 通常盤 CD収録曲
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- でかどんでん
- 熟女になっても feat. SUSHIBOYS
- スウィーテスト・多忙。
- 響[作詞:後藤まりこ / 作曲:AxSxE / 編曲:野村陽一郎]
- でかどんでん(Less Vocal ver.)
- 熟女になっても feat. SUSHIBOYS(Less Vocal ver.)
- スウィーテスト・多忙。(Less Vocal ver.)
- 響(Less Vocal ver.)