ナタリー PowerPush - ドコモ dtab×AAA
a-nation出演インタビュー
エイベックスが主催する夏恒例のエンタテインメントの祭典「a-nation」が、今年も開催されている。本特集ではa-nation出演アーティストを代表してAAAの日高光啓と伊藤千晃に取材を敢行。2人に、9年連続出場中のa-nationにまつわる思い出を語ってもらい、a-nationの模様が期間限定で最速配信されるNTTドコモの動画配信サービス「dビデオ」をWi-Fiタブレット「dtab」で体験してもらった。
取材・文 / 鳴田麻未 撮影 / 小坂茂雄
a-nationは自分たちの成長がわかる場所
──AAAはデビューシングル発売直前だった2005年から9年連続でa-nationに出演しています。お2人はこのイベントにどんな印象を持っていますか?
日高光啓 デビュー前に初めて経験して、なおかつ今もたくさんの人と同時にコミュニケートできる場として、非常に思い入れは強いです。お客さんもテレビの向こうの世界を楽しみに観に来ている感覚というか、そういうのは非常に感じているので、こっちもエンタテインしに行くぞって気合いが入る。そんなイベントだなと思っています。
伊藤千晃 自分たちの成長が一番わかる場所ですね。自分たちを好きな人ばかりのツアーとは違うので、来てくれるファンの方が限られるじゃないですか。a-nationのステージに立ったときって、自分たちがどれだけの活動をしてきて、どれくらいの人が観てくれてるかっていうのがすごい実感できるんです。やっぱり最初は、歓声もなかったし「誰?」みたいな反応で。「次のアーティストはAAA!」って画面に出て「今、なんか聞こえた?」ってなったのが3、4年目。去年の8回目は歓声がはっきりと聞こえるようになって、本当に自分たちにファンが付いて、応援しに来てくれてるのがわかりました。そんなふうに自分たちの成長の度合いがもろに出ちゃうステージっていうイメージがありますね。
──a-nationはいろんなアーティストのファンが集い、家族連れのお客さんも多い真夏のイベントです。 こういう環境でのパフォーマンスはどんなことに気を遣っていますか?
伊藤 うちらはインパクトだよね(笑)。とにかく出た瞬間から取っ付きやすさをっていうのを意識してます。a-nationに関しては歌って踊ってカッコよく見せるっていうより、みんなで一緒に楽しむ時間にしようよっていう姿勢がベースにありますね。だからできるだけメンバーが左右に広がったり、手を振ったり、みんなで一緒にできることを必ず作ろうっていう話はしてます。
日高 いい意味で隙を見せるというか、それも含めてバラエティ感みたいなものを出す。そういうコミュニケーションの取り方を心がけています。
らしさを探しながらいろいろ挑戦していくのが「Attack All Around」
──今年はまず8月5日に国立代々木第一体育館で行われたa-nation islandの「Asia Progress ~Blue Ocean~」に出演しました。この日はAAAと同じくダンス&ボーカルグループが多数出ましたが、そういう場で自分たちの存在感を残すために何か意識はしていますか?
日高 やっぱりどこかで“ぶち壊しにいく”っていう感覚は持っていようと思ってます。スマートでクールなテイストのアーティストも多いですし、会場のそういうカラーも予想できるので、いい意味でちゃぶ台ひっくり返すような瞬間が作れたらいいなと。
伊藤 私はあんまり堅く重く考えないようにしてます。「AAAらしさって……」っていうこともデビュー当時からすごく考えてきたけど、そんなことより今ここに立たせてもらってることのありがたさを感じながら自分たちが楽しむべきなんじゃないかな。来てる人も楽しませるには、結局自分たちが楽しまなきゃ。だから「こういうふうに見せよう」「ここでカッコつけよう」っていうより、もう決められた歌とダンスはあるんだから、その中でとにかく楽しい雰囲気を作ろうと。
──デビュー当時から考えてきたという“AAAらしさ”って、あえて言うとどういうところだと思いますか?
伊藤 AAAらしさっていまだになんなんだろうと思うんですよ。だけどたぶん、それを探しながらいろいろ挑戦していくのが「Attack All Around」(ユニット名の意)なのかなと思っていて。結局コレって決めてしまったら私たちはつまらないんだろうなと。きっとこの7人でいろいんなことにチャレンジしてぶつかっていくからこそ、そのうち周りから「AAAってこうかも」っていう見方が生まれるのかなと思うんです。そう思えば「らしさって?」って聞かれても「私たちそのものです」としか言いようがないかなと、今私は思ってますね。
クレさんがa-nationでどういう戦い方をするのか楽しみ
──8月25日には長居スタジアム、9月1日には味の素スタジアムでのa-nation stadium fes.に出陣するAAAですが、それぞれパフォーマンスを楽しみにしている共演アーティストがいたら教えてください。
日高 個人的にはクレさん(KREVA / 8月25日、31日出演)とa-nationで会うっていうのは不思議な感覚です(笑)。幸いなことにライブハウスから大きなハコまでいろんなところでご一緒させてもらう機会があるんですけど、クレさんは今までライブを観たいろんな人の中でも、ジャンル問わず、一番お客さんを自由に踊らせることができるアーティストだと思うので。特にこの前のツアーとか観てそう感じました。なので、a-nationでどういう戦い方をするのか楽しみだなあと思っています。
──伊藤さんはどなたかいますか?
伊藤 私は倖田(來未)さんとTRFさんですね。倖田さんは産休から復帰して初のa-nationで、やっぱりママになるって女性にとってはすごいスペシャルなことだと思うので、母になった倖田さんがどんなパフォーマンスするのか、すごく期待しちゃいます。あとやっぱり、TRF観ないとa-nationは終われない(笑)。
──TRFはエイベックスを代表するアーティストですし、AAAの直系の先輩と言える存在ですからね。
伊藤 体の筋肉の付き方からパフォーマンス、盛り上げ方まで、すべてにおいてすごいなと思います。
日高 この時間は毎年スタッフさんも含めてみんなで踊るんですよ(笑)。
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※ご利用には、Wi-Fi通信環境のほか、spモードを契約しているドコモ スマートフォンとdocomo IDが必要です。
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キャンペーン期間:2013年9月30日まで
※キャンペーン適用条件があります。
「a-nation stadium fes.2013 powered by ウイダーinゼリー」
2013年8月24日(土)大阪府 長居スタジアム
2013年8月25日(日)大阪府 長居スタジアム
2013年8月31日(土)東京都 味の素スタジアム
2013年9月1日(日)東京都 味の素スタジアム
- AAA 38thシングル「恋音と雨空」2013年9月4日発売 avex trax
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- SKY-HI メジャーデビューシングル「愛ブルーム / RULE」
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- CD+DVD AVCD-48722B / 1890円
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AAA(とりぷるえー)
西島隆弘、浦田直也、日高光啓、與真司郎、末吉秀太、宇野実彩子、伊藤千晃からなる男女7人組のボーカルダンスグループ。2005年にシングル「BLOOD on FIRE」でエイベックスよりメジャーデビュー。同年、レコード大賞新人賞を受賞。デビュー1周年にあたる2006年9月13日には初の日本武道館ライブを無料招待で行い、約1万人の動員を記録した。2011年9月にはベストアルバム「#AAABEST」をリリースし、アルバムにおいて自身初のオリコン週間ランキング1位を獲得。2012年末には3年連続となる「日本レコード大賞」優秀作品賞受賞、「NHK紅白歌合戦」出場を果たす。2013年は過去最大規模となる全国41公演15万人動員のツアーを開催した。