デジナタ連載 フレデリック×インテリアシアター TH-100FP1|高音質、高画質で配信ライブ「BBBLIVE」を楽しむ

生ライブとは違う見せ方、聴かせ方がわかってきた

──フレデリックさんは昨年から今年にかけて配信ライブを多く実施してますよね。画面を通して音楽を伝える機会が増える中で、映像に対するこだわりは変わりましたか?

健司 フレデリックは以前からライブ映像の配信をやっていて、経験はあったんですよ。ただ、そこまで映像に意識を向けていたわけではなくて。映像で音楽をどう伝えるか?ということに強く興味を持ったのは、コロナ禍になって、オンラインライブが増えてからですね。自分たちで研究して、スタッフとも話し合いながら作っていく中で、映像だからこそ伝えられることもあるなと気付いて。去年の7月にやったアコースティック編成の配信ライブ(参照:フレデリック、多彩なアレンジで聴かせて魅せた初オンラインライブ)もそうだし、アレンジやサウンド自体にも変化がありましたね。

康司 やっぱり生ライブが最強だし、一番素晴らしいと思ってはいますが、ライブに足を運べない方も増えている中、オンラインライブもすごく大事になってきて。その中でベストなものを届けたいと思うし、生ライブとは違う見せ方、聴かせ方もわかってきたんですよね。

赤頭 最近は、お客さんからしたら生ライブよりも配信ライブのほうがアーティストを近く感じられるのかもしれないなと思っていて。あと有観客の場合はお客さんのほうを見ることが多いけど、配信ライブのときは普段よりもメンバー同士で目を合わせる回数を増やしているかも。配信の現場はメンバーとスタッフしかいないので、ライブ中にメンバーやスタッフを笑わせようとして、すごい空気になることもあります(笑)。

健司 スタッフの皆さんは真剣にやってるから(笑)。

──(笑)。目の前の人が反応してくれることが大事なんでしょうね。

高橋 そうなんですよね。わかりやすく言うと、有観客のときはお客さんが拍手してくれるけど、無観客だとそれがなくて。当然、曲のつなぎ方や間も変わってくるんですよね。フレデリックは以前から曲と曲のつなぎにも気を使ってきたんですけど、ちょっとした違いで届き方に影響が出る。そこはこだわってますね。

マーベル、「相席食堂」、ホラー

──皆さん、普段はどんな映像作品を観てるんですか?

高橋 僕はマーベル作品ばかり観てますね。「アベンジャーズ」シリーズに出てくるキャラクターはみんな好きだし、新作(11月5日公開の「エターナルズ」)も公開されるので盛り上がってます(取材は10月に実施)。隆児くんの誕生日に、マイティ・ソーのハンマーをプレゼントしたこともあるんですよ。

赤頭 いただきました(笑)。僕は「相席食堂」ですね! 千鳥のお二人が、いろんな土地に行って地元の人たちと相席をする芸能人の方の様子を見守る番組なんですけど、コロナ禍になって、相席ってしづらいじゃないですか。それでもいろいろな方法で相席していて。それを観ていると、「自分たちもどんな状況でもライブを続けないといけない」と思うんですよね。

康司 いい話になった(笑)。

健司 そんなこと思って観る番組じゃないけどな(笑)。

康司 僕はホラー映画をよく観てますね。おすすめは「ヘレディタリー/継承」。「ミッドサマー」で話題になったアリ・アスター監督のデビュー作で、「2010年代で一番怖い」と言われて。怖いだけではなくて、ストーリーが深くて、映像の中に隠された謎がちりばめられているのもいいんですよね。

健司 僕はそんなに映像作品を観てなくて、マーベル作品も「アイアンマン」しか観てないんですよ(笑)。ただ、オンラインライブが増えてから、映像の勉強を始めたんです。DaVinci Resolveというソフトを使っているんですけど、コロナ禍になって以降、いろんな映像クリエイターがソフトの使い方を発信していて。わからないことがあると、解説映像をずっと観てますね。

──作り手の目線なんですね。

健司 そうですね。これからは映画ももっと観たいと思ってます。映画の知識を増やすことで、自分たちのライブ映像に生かせることもあるだろうし。

──フレデリックの映像表現、さらに発展しそうですね。では「インテリアシアター DLPプロジェクター TH-100FP1」を使って観てみたい映像作品はありますか?

高橋 やっぱりマーベルかな(笑)。マーベル作品は音の迫力もすごいので、ウーハーがあるとさらに楽しめると思います。

赤頭 映画館みたいな感じになりそう。「相席食堂」も音楽に凝っていて、たまにフレデリックもかかるんですよ(笑)。

康司 あとはライブ映像も観てみたいですね、やっぱり。

健司 スぺシャ(スペースシャワーTV)の番組を流すのもいいかも。「このバンドのライブ映像が観たい」というのもいいけど、流しっぱなしにしておくと、「この曲、いいな」という出会いもあると思うので。

インテリアシアター DLPプロジェクター TH-100FP1で「BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3」の映像を観るフレデリック。

Panasonic「インテリアシアター DLPプロジェクター TH-100FP1」

高輝度2700lm、高精細フルHD、高出力スピーカーを搭載したDLPプロジェクター。投写できる画面サイズは60インチから120インチ。超短焦点レンズを搭載しており、投写面の近くにすっきりと設置できる。60インチの画面サイズの場合、壁から本体までわずか17cmの距離で投写が可能。高輝度の光源により、明るい日中や照明を落とさない部屋でも鮮明な映像で迫力の大画面が楽しめる。またBlu-ray Discレコーダー(ディーガ)やテレビ(ビエラ)など「お部屋ジャンプリンク」対応機器との無線接続もできる。

BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3

BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3

スペースシャワーTVを中心に各種音楽ストリーミングサービス、uP!!!、第一興商などが参加し、新人アーティストに特化したヒットの創出を目指すプレイリスト「BOOM BOOM BOOM」の一環として2021年10月に開催された無料配信ライブイベント。ゲストアーティストのフレデリックとyama、新人アーティスト応援企画「STARTERS MATCH」を勝ち抜いた上位3組の上野大樹、mihoro*、さんひが出演し、パフォーマンスを繰り広げた。

オンエア情報

スペースシャワーTV「BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3」
2021年12月5日(金)23:00~24:00 ※リピート放送あり

ツアー情報

FREDERHYTHM TOUR 2021
~思い出にされるくらいなら二度とあなたに歌わないよ~
  • 2021年10月31日(日) 宮城県 Rensa
  • 2021年11月06日(土) 香川県 高松festhalle
  • 2021年11月13日(土) 新潟県 NIIGATA LOTS
  • 2021年11月14日(日) 石川県 金沢EIGHT HALL
  • 2021年11月27日(土) 広島県 BLUE LIVE HIROSHIMA
  • 2021年11月28日(日) 岡山県CRAZYMAMA KINGDOM
FREDERHYTHM TOUR 2021-2022
~朝日も嫉妬する程に~
  • 2021年12月11日(土) 北海道 Zepp Sapporo
  • 2021年12月17日(金) 大阪府 Zepp Osaka Bayside
  • 2021年12月18日(土) 大阪府 Zepp Osaka Bayside
  • 2022年01月20日(木) 愛知県 Zepp Nagoya
  • 2022年01月21日(金) 愛知県 Zepp Nagoya
  • 2022年01月30日(日) 福岡県 Zepp Fukuoka
  • 2022年02月03日(木) 東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
  • 2022年02月04日(金) 東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
フレデリック
2009年6月結成。双子の兄弟の三原健司(Vo, G)、三原康司(B, Vo)と、赤頭隆児(G)、高橋武(Dr)の4人からなる。幅広い音楽要素から生み出されるユニークなサウンドと、ライブならではのアレンジや多彩な演出でライブバンドとしても定評がある。2012年にMASH A&Rが主催するオーディション「MASH FIGHT!」にて特別賞を受賞。2014年9月にメジャーデビュー作となるミニアルバム「oddloop」を発表した。その後もコンスタントにリリースを重ね、2018年4月に初のアリーナ単独公演となる「FREDERHYTHM ARENA 2018 ~KOKYOのTOGENKYO~」を兵庫・ワールド記念ホールで行い、2020年2月には「FREDERHYTHM ARENA 2020 ~終わらないMUSIC~」を横浜アリーナで行った。9月には新作音源「ASOVIVA」を発表。2021年2月にはバンド初の日本武道館公演「FREDERHYTHM ARENA 2021~ぼくらのASOVIVA~」を成功させた。10月にテレビアニメ「さんかく窓の外側は夜」のオープニングテーマ「サイカ」を配信リリース。11月には須田景凪と共同制作したアプリゲーム「テイルズ オブ ルミナリア」のインスパイアソング「ANSWER」を先行配信し、12月にCDリリースする。現在ツアー「FREDERHYTHM TOUR 2021~思い出にされるくらいなら二度とあなたに歌わないよ~」を実施中。12月から2022年2月かけてはZeppツアー「FREDERHYTHM TOUR 2021-2022 ~朝日も嫉妬する程に~」の開催が控えている。