#やっぱりカラオケで歌えない

──確かに。このアルバムは海外のポップスターにも太刀打ちできる要素があると思います。そんな作品を携えて、8月からは野外ライブ「Def Tech Special Summer Live」がスタートします。

Micro　昨年同様にハワイのアーティストさんもゲストに呼びつつ、夏祭りな感じになりますね。

Shen　皆さんの想像を超える楽しさを味わえるステージになると思うので、ぜひ遊びに来てほしいです。

──さらに10月からは「Def Tech Zenkoku Tour 2016」も開催されます。日本だけでなく台湾でもショーを行いますね。

Micro　台湾以外のアジア地域もこれから発表されると思うので、楽しみですね。

──ちなみにライブで2人がオーディエンスに求めることってありますか？

Shen　これは本当に難しいと思いますが、1曲でもいいので歌詞をマスターして来てくれるとうれしいかな。

Micro　カラオケでもかなり難しいからね、僕らの曲。歌いにくいアーティストNo. 1かも（笑）。

Shen　うん（笑）。それでもがんばって覚えてみてほしい。

Micro　英語の勉強にもなるしね。また、日本語も普段使わないようなものを取り入れたりしているので、「こういう表現があったんだ」って気付けるかも。

──そうしたら、2人も歌詞を覚えるのは大変？

Shen　それはそうですよ！ なんせ100曲くらいレパートリーがあるし。だから、たまに「この曲歌って！」ってリクエストをファンからもらうことがあるんですけど、ときどきフリーズしてしまう。「どんなこと書いていたっけ？」って（笑）。

Micro　 「Bolero」とか「Dream」はキツいよね。「いったい誰が作ったんだ！」って気分になる（笑）。俺「My Way」のShenのパートは、いまだに歌えないし。きっとこれからもそういう歌を作っていくんだろうな。なんか“#やっぱりカラオケで歌えない”ってハッシュタグで、SNSでファンに発信されそう（笑）。

Shen　でも、いつか2人のパートをスイッチしてライブやってみたくない？

Micro　それができるようになるのは60歳を過ぎてからかな……？（笑）