ナタリー PowerPush - Dancing Dolls
大阪発女子高生5人組「LOVEマシーン」大胆サンプリング
Asukaは「元気娘っていう言葉がぴったり」
──Dancing Dollsは今回ナタリー初登場ですし、皆さんの個性や性格をいろんな人に知ってもらおうということで、ここからメンバー1人のことをほかのメンバーが説明していく他己紹介を行いたいと思います。まず最初にAsukaさんのことから聞かせてください。
Misaki Asukaはチャキチャキしてて、すごく元気。元気娘っていう言葉がぴったりだと思います。「THE 大阪の女の子」って感じで、なんやろ……パワフル! 勢いがあるんですよ。
Hono 踊りに全部表れてるよね。
Misaki そう。その勢いは日常にも表れていて、例えば家を出ないといけない時間だったら「みんな早く行くよ! 行ってるよ!」って先陣切って言ってくれる子です。
Hono それプラス早口なんで。
Mii チャキチャキ感が増すんですよね。
Hono めっちゃ声が大きいし。
──Asukaさんと双子の姉妹のKyokaさんから見てどうですか?
Kyoka(Dance, Cho) その通りだと思います(笑)。でも、しっかりしてるし、みんなを引っ張っていってくれるので、そういう面ではみんなの役に立ってるなと思います。
Mii 役に立ってる?(笑)
Misakiは「お母さんみたいで、ときにはお父さんみたい」
──続いてはMisakiさんについてです。
Mii Misakiはとにかくダンドルの大黒柱。リーダーやし、振り付けの構成もすべて考えてるし、なくてはならない存在だと思います。普段もすごく面倒見がよくて、Miiが一番お世話になってるとは思うんですけど……お母さんみたい(笑)。でもときにはお父さんみたいな存在になって、みんなを見守りつつ、ちゃんと指導してくれるんです。甘くもあり厳しくもある、とても1個上とは思えない人です(笑)。
Hono でも、すごく不思議なんですよ、性格は。不思議ちゃんなんです。
Kyoka ちょっと変わってるんですよ!
Asuka(Dance, Cho) 不思議な行動を取るっていうか。普段はクールなのに、朝起きたときは超ハイテンションだったり。
Hono あと、いきなり公園に体操をしにいったり。
Asuka 急に薬局巡りをしにいったり。いろんなことしてるんですよ。でも、このチームの意見がバラバラなときに最後は1つにまとめてくれるので、やっぱりそこはリーダーだなって思います。
──と、言われてますが(笑)。
Misaki ……らしいです(笑)。
──Dancing Dollsの前からリーダーシップを発揮するタイプだったんですか?
Misaki たぶん、そういうことが好きなんだと思います。実生活でも長女なんで、そういう部分ではお姉さん肌なのかなとは思いますけど、不思議系に関しては「うーん……」って感じで(笑)。ただ、変わってるねって言われるのは好きなんですよ。なんか、うれしいです(笑)。
一同 あははは(笑)。
Honoは「大人っぽいけど、しゃべり出すと年相応」
──次はHonoさんについて聞かせてください。
Misaki Honoはしゃべらなかったら、本当に大人っぽい。「ホントに最年少なの?」ってよく言われるんですけど、しゃべり出すとやっぱり年相応というか。
Mii 年相応以下やな(笑)。
Hono よく小学生かって言われる(笑)。
Misaki あと、ちょっとだけ横着なんですよ。
Mii “ちょっと”じゃない!(笑)
Hono “だいぶ”やな。自分でも思うもん(笑)。
Misaki それとダンスが一番男っぽいというか、男勝りな動きをするんです。
Asuka でも黙ってたら、かわいいし。
Kyoka めっちゃかわいい。
Misaki でもセンターで踊ってダンドルを引っ張ってくれてるので、そういう面は末っ子なのにすごいなって思います。そのギャップがいいんでしょうね。
──確かに5人で並んだときに、見た感じはあまり年下感がないですね。
Hono この5人の中で一番身長が高いんですけど、それも一番下に思われへん理由の1つやと思うんです。
Mii ちっちゃいときから一緒にいて、ずっとMiiらと一緒に大きくなってるから、年下って感じは全然しないんだと思います。
Miiは「私生活ではけっこう妹的な感じ」
──なるほど。ではMiiさんについてお願いします。
Misaki Miiはすごく歌がうまくて、ダンドルの歌の面を引っ張ってくれてると思うし、パフォーマンスもオーラがハンパなく出ていて。だけど私生活ではけっこう妹的な感じで、ステージとのギャップがあるんです(笑)。
Hono 一番甘えん坊ですね。
Misaki Miiは5人の中で唯一の1人っ子なので、はじめほかの4人は「1人っ子ってこういう感じなんや」って思ってました。
Hono ステージではしっかりしてるから、MCでもちゃんとしたことを言うし、ちゃんとオチも付けるんですけど、それ以外では「何もできひん……」みたいな感じになって(笑)。最初の頃はビックリしたんですけど、今はもう慣れました。
Misaki さっきもなあ、「1人暮らししたい」とか言うんですけど、全員が「心配や!」って言って(笑)。
Kyoka ちょっと止めとくわーって(笑)。
Asuka 心配ですね。
Misaki でもパフォーマンスでは引っ張っていってくれるんで、私生活でちょっと甘えるぐらいはいいかなと(笑)。
──なぜステージではしっかりやれるんでしょうね?
Mii なんやろ、ステージ上では「ダンドルのMii」を演じてる面があるんですよ。なので降りた瞬間、一気に「はあー……」ってなっちゃうのかな(笑)。
Hono 気ぃ張ってんねんな、舞台では。
Mii みんなたぶんそうだと思うんですけど、やっぱりステージ上では普段の自分じゃない自分を演じてる部分もあるので、ステージから降りた瞬間にみんなが言うとったようなMiiになります。
Kyokaは「一番女優気質だけど、普段は人見知り」
──じゃあ最後にKyokaさんについてです。
Hono Kyokaはダンドルの中では、表情に一番注目していただきたいんですけど。
Misaki 一番かわいい(笑)。
Hono そうなんですよ。自信に満ちあふれていて。ライブパフォーマンスでもいろんな表情ができて、一番女優気質というか。
Asuka それでいて、たぶんあまり他人のことに興味なくて。
Kyoka ちょっと! 姉妹やからさ、言葉のチョイス、もうちょっと考えてよ(笑)。
Asuka ゴメン(笑)。舞台の上でのKyokaのほうが、自分でもしっくりきてるんじゃないかなって思います。普段はちょっと人見知りな部分があるんですよ。
Hono ちょっとどころじゃない(笑)。
Mii Miiと逆な気がする(笑)。
Hono ですけど、MCでは急に「はい!」みたいな感じで、ポンッ!って前に出てくるんです。そこが最近特に面白い(笑)。
- ニューシングル「DD JUMP」 / 2013年7月24日発売 / Sony Music Records
- 初回限定盤 [CD+DVD] / 1500円 / SRCL-8312~3
- 通常盤 [CD] / 1200円 / SRCL-8314
CD収録曲
- DD JUMP
- Sunshine
- ONEWAY LOVE
- フレンズ
初回限定盤DVD収録内容
- DD JUMP -Music Video-
- DD ガールズトーク
Dancing Dolls(だんしんぐどーるず)
平均年齢17歳、大阪出身の幼なじみ同士で結成された本格派ダンス&ボーカルユニット。メンバーはHono(Vo, Dance)、Mii(Vo, Dance)、Misaki(Vo, Rap, Dance, Choreograph)、Asuka(Dance, Cho)、Kyoka(Dance, Cho)の5人。AsukaとKyokaは双子で、Asukaが姉。動画投稿サイトにアップした“踊ってみた”動画で注目を集め、地元・大阪城公園でストリートライブを定期的に行う。デビュー前に動画投稿サイトの総再生回数は1000万回を突破し、ネットを中心に話題となる。2012年9月にシングル「タッチ -A.S.A.P.- / 上海ダーリン」でメジャーデビュー。メンバー自身が考案する個性的な振り付けと、圧倒的なボーカル&パフォーマンスで観る者を圧倒し続けている。2013年7月に3rdシングル「DD JUMP」をリリース。