カスタマイZ初のバラード

──カップリングの「永遠に」はゆったりとした優しいバラードかと思いきや、途中でテンポアップするという変化球の1曲です。

HAMA　そうですね。カスタマイZ初のバラードで、コンセプトは「身近な人に向けた曲」なんですよ。だから歌詞にもそういう意味が込められていて。メロディもキレイで、僕はすごく好きな曲です。

──HAMAくんはバラードを歌うと、また歌声の雰囲気が変わりますね。

DAICHI　確かに、いつもとちょっと違いますよね。

HAMA　レコーディングのときは身近な人を思って歌いました。家族だったり、チームZのみんなだったり。

GORO　僕もこの曲は個人的にすごい好きで。なんだろうな……心が浄化されるというか。洗い流してくれるような曲だなって思いますね。僕もレコーディングでチームZのみんなを思って歌ったんですけど、ライブではチームZが目の前にいるんですごく歌いやすいです。目の前のみんなに向けて歌ってます。

──ライブではHAMAくんがピアノを弾くんでしょうか？

HAMA　そうなんですよ。

HIROKI　あ、やるんだ？

HAMA　やるよ。ピアノ弾きながら歌う。

HIROKI　マジか！ えっ、かっけー！

DAICHI　落ちサビはピアノだけの弾き語りなんで、イメージではHAMAにスポットライトが当たってて、俺らは下向いてる状態で。で、HIROKIのベースの「ブーン！」で一気に……。

HIROKI　ああー!!

DAICHI　それたまんなくない？（笑） もう僕にはそういうビジョンができてる。落ちサビからバーン！ってラスサビに入る瞬間がもう楽しみでしょうがないです。

HIROKI　ああーいいね！ こうやって、4人で1つのイメージ持つのってやっぱ大切だよね。音も変わってくるしね。

GORO　ギターソロもすごくいいんですよ。伸びやかで、でも泣きの要素も入ってるような。弾いててすごい気持ちが入ります。

HIROKI　それが一番大事だね。

「一筋の光明」は今までになかったカスタマイZ

──通常盤のみに収録される「Never Give Up」はライブでとても盛り上がりそうですね。

DAICHI　いやーほんとにそうですね。

GORO　もはやライブで盛り上がるための曲ですね。お客さんとの一体感がすごい生まれると思う。

DAICHI　「Never Give Up」と言えば“ライブで最後に盛り上がる曲”っていうのをチームZと共有したいよね。しかもコール＆レスポンスもあるので。

──「一筋の光明」「永遠に」「Never Give Up」と、カスタマイZのいろいろな側面を表す3曲がそろいましたが、この中で一番カスタマイZらしいと思う曲はどれだと思いますか？

HIROKI　「Never Give Up」じゃね？ カスタマイZらしいのは。

GORO　「永遠に」じゃない？

DAICHI　いや「一筋の光明」だろ、そこは。

HIROKI　やっぱり「Never Give Up」だと思う。「一筋の光明」はシリアスだから、今までになかった新たなカスタマイZって感じしない？

HAMA・DAICHI　ああー。

GORO　わかる。

HIROKI　カスタマイZはもともとみんなが突っ走ってるイメージだから、「Never Give Up」は“ザ・カスタマイZ”って言える曲なんじゃないかな。

GORO　いろんなことに挑戦して、どんな壁でも乗り越えなきゃもったいないっていう若さあふれる歌詞だし。そういう意味でカスタマイZらしいってことだね。