Crossfaithとお酒を飲みながら楽しめるコメンタリー付き
Teru それに、この映像作品は当日観に来れなかった人にもその内容がしっかり伝わる作品に仕上がっていると思いますね。ライブの臨場感はもちろん、DVDでしか観ることのできない視覚表現もしているし、いい作品ができたのではないかと。
Koie ライブを映像化するのってすごく難しいと思うんですよ。それをCrossfaithでやるなら何ができるのか?を模索しながらの制作でした。普通のライブとは違う視覚的効果を映像にだけ入れたりとか。実際に当日にやっていたLEDを使ったエフェクトを映像にもちゃんと反映させてますし。何より大きかったのは撮影チームが、俺たちのことをちゃんと理解していて、どう見せたらいいかをわかってくれていたことですね。愛のある作品に仕上がっていると思います。上がってきた映像を観て俺ら自身もテンションが上がりました。
Teru 特典で付属する副音声のコメンタリーも楽しんでもらえると思いますよ。
──副音声のコメンタリー、非常に気になるのですが、どんな内容なんですか?
Kazuki 映像を解説するようにメンバーが話をしているんですよ。観ているほうはどうなんだろうね。俺たちと一緒に映像を観ているような感覚になるのかな?
Koie そうだね。ただ映像を観ながら、いつもの感じで俺たちがしゃべっているだけなんですけど(笑)。旧曲も演奏しているんで、そのことにも触れたりしながら。面白いと思います。
Hiro 普段メンバーがどんなふうにやりとりしているかがわかるんじゃないかと。
Teru 家で晩酌しがてら観てもらえたら。俺たちも酒飲みながらコメントしているんで(笑)。「Crossfaithと一緒に酒飲みながら楽しむ」ってくらいのゆるい感じで見てほしいですね。
10周年をファンと共に祝うツアーへ
──ホールでの公演も増えてきていますが、ライブのやり方や臨む姿勢で過去と比べて変わっている部分はありますか?
Koie 基本的には変わりませんね。俺の場合は、オーディエンスとの距離感を近付けて、どう巻き込んでいくか、ということを考えながらライブするのがテーマなんですよ。お客さんとつながって一体感を生むってことは常に意識しています。
Hiro 受け取りようによっては、時期ごとに変わっているように見える部分があったりするかもしれませんけど、根底にある部分は常に同じ気持ちです。
──7月2日に開催された「DEAD POP FESTiVAL 2017」におけるライブも、すさまじい勢いでしたよね。いつも以上にエナジーを感じました。
Koie 「DEAD POP FESTiVAL」は、昔から出演しているイベントで、俺たちにとっても特別な思いのあるイベントなんで、その気持ちが出ていたのかもしれないですね。あのときは熱量を前面に押し出してやったろう!っていうのが自分の中でのテーマでもあったんで、よりパッションあるステージになったんじゃないでしょうか。
──「DEAD POP FESTiVAL」や「SATANIC CARNIVAL」ではステージにJESSEさんが飛び入りする場面もありました。シングルでもフィーチャリングされていますが、そういったシーンにおける横のつながりについて、この1年で変わった部分はありますか?
Koie 前シングル「New Age Warriors」では全国のライブハウスを対バン形式で回ったんですが、特にジャンルが違うバンドと回ると刺激になると思いましたね。インスピレーションのもとになったりするので。例えば「DEAD POP FESTiVAL」でもそうなんですけど、JESSEくんは俺らのライブで心からテンションが上がったら飛び入りしてくれるんですよね。こっちが気合い入れてライブをやっていると、それに反応するように入ってきてくれるんです。で、フリースタイルでバッチリ決めてくれる。すごくうれしいです。ライブを通して、自分たちがカッコいいと思っている人たちとつながっていけるのはすごくいいことだし、単純に楽しいですよ。
──10月には結成10周年を記念したツアー「10th ANNIVERSARY TOUR」が始まります。どんなツアーになりそうですか?
Koie 10周年なんで、新旧織り交ぜたセットリストで、最新の楽曲はもちろん、昔の楽曲もプレイしようってアイデアもあります。昔はライブに来ていたけど最近は観ていないという人にも、ぜひとも観に来てほしいですね。10周年を祝う場として考えています。
──なるほど、共に祝おうというツアーなんですね。
Koie そう思っています。だから全国をガッツリ回りますからね。たくさんの人に観てほしいと思っています。
- Crossfaith「FREEDOM」
- 2017年8月2日発売 / Sony Music Records
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初回限定盤 [CD2枚組]
1600円 / SRCL-9470~1 -
通常盤 [CD]
1300円 / SRCL-9472
- CD収録曲
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- Freedom(ft. Rou Reynolds from ENTER SHIKARI)
- Rockstar Steady(ft. JESSE from The BONEZ / RIZE)
- Diavolos
- 初回限定盤付属CD収録内容
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- Revolution(The Bloody Beetroots Remix)
- Kill 'Em All(Shikari Sound System Remix)
- Rx Overdrive(TeddyLoid Remix)
- Crossfaith「Crossfaith -LIVE IN JAPAN- AT MAKUHARI MESSE」
- 2017年8月2日発売 / Sony Music Records
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[Blu-ray Disc]
5980円 / SRXL-131 -
[DVD]
4980円 / SRBL-1761
- 収録内容
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- New Genesis
- Monolith
- We Are The Future
- Jagerbomb
- Kill 'Em All
- Snake Code
- Eclipse
- Wildfire
- Mirror
- Madness
- Photosphere
- Tears Fall
- Scarlett
- System X Remix
- Xeno
- Raise Your Voice
- Devil's Party
- Astral Heaven
- Rx Overdrive
- Revolution
- Drum Solo
- Countdown To Hell
- Leviathan
公演情報
- Crossfaith「10th ANNIVERSARY TOUR ONE MAN SHOWS - FAITH LASTS FOREVER -」
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- 2017年10月27日(金)東京都 Zepp Tokyo
- 2017年11月5日(日)愛知県 Zepp Nagoya
- 2017年11月10日(金)宮城県 Rensa
- 2017年11月12日(日)石川県 金沢EIGHT HALL
- 2017年11月17日(金)広島県 広島CLUB QUATTRO
- 2017年11月18日(土)福岡県 DRUM LOGOS
- 2017年11月22日(水)青森県 青森Quarter
- 2017年11月24日(金)北海道 札幌PENNY LANE24
- 2017年11月29日(水)香川県 高松オリーブホール
- 2017年12月10日(日)大阪府 Zepp Osaka Bayside
- 2017年12月16日(土)沖縄県 桜坂セントラル
- Crossfaith(クロスフェイス)
- 2006年11月にKoie(Vo)、Teru(Program, Vision)、Kazuki(G)、Hiro(B)、Tatsuya(Dr)により結成。2009年4月にリリースした1stアルバム「The Artifical theory for the Dramatic Beauty」が国内メタルコア、スクリーモシーンを活気付ける起爆剤に。その後「Warped Tour UK」「Sound Wave Festival 2013」「Download Festival 2014」「Reading / Leeds Festival 2014」など海外の大型フェスにも多数出演し、各国のメディアに取り上げられる。2014年10月にキャリア初となるシングル「MADNESS」をソニー・ミュージックレーベルズからリリースするが、2015年1月にKazukiが脳内出血の治療によりライブ活動を休止。サポートギタリストを迎えてライブ活動を行う一方で新曲レコーディングを実施し、9月にメジャー1stアルバム「XENO」をリリースした。同月のKazuki復帰後は世界遺産・日光山輪王寺でのライブや日本テレビ系「スッキリ!!」への出演など国内での活動も活発化させる。2016年7月にシングル「New Age Warriors」をリリース。アジアツアーを挟み、9月よりバンド最長ツアー「New Age Warriors Tour 2016」を開催し、2017年2月にツアーファイナルとして千葉・幕張イベントホールにて大成功に収める。同年8月にニューシングル「FREEDOM」と、幕張イベントホールでの公演の模様を収めたDVD/BD「Crossfaith -LIVE IN JAPAN- AT MAKUHARI MESSE」を同時リリース。