アウェイだと燃える

──「Coming Next」のように自分たちを初めて観るお客さんが多い場所でのライブは、ある意味アウェイな感じだと思うんです。アウェイな場所でのライブだとどういう心構えになりますか？

岡本　ひめキュンはアウェイだと燃えるタイプですね（笑）。フェスとかに出させてもらう機会も多いので、「初めて観るお客さんが多くても、絶対に盛り上げてみせる！」っていう意識を持ってライブをやる機会は多いです。

谷尾　イベントに出るときってだいたい5曲くらいパフォーマンスするんですけど、「Coming Next」は出演者さんも多いから2曲分の時間しかないんですよね。2曲で魅せる難しさっていうのはものすごく感じましたし、ステージも大きいのでライブハウスとは感覚も違いますし、私たちにとってはすごく勉強になったイベントでした。

岡本　私たち自身、この2曲で出し切ることをすごく意識しましたし、18組の出演者すべてが渾身の2曲を披露するのが「Coming Next」だと思うんです。お客さんからしたら初めて観るアーティストさんが多いかもしれませんけど、どのパフォーマンスも絶対観たほうがいいと思います。

谷尾　もしかしたらこれまでの「Coming Next」で2年続けて私たちのことを観てくれた人がいるかもしれないんですけど、きっとバリキュン!!とひめキュンで全然違う2曲をパフォーマンスしたからギャップがすごすぎて驚いたんじゃないかな（笑）。

気になるアーティストは

──「Coming Next 2017」の出演アーティストがすでに決定していますが、この18組の中でお2人が気になるアーティストはいますか？

岡本　もちろん同じレーベルのMaison book girlちゃんは応援しています。

谷尾　あ、ボイメン（BOYS AND MEN）さんが出るんだ！ 前に私たちが名古屋に行ったとき、テレビを付けたらボイメンさんばっかり出ていたんですよ。調べてみたら、私たちみたいに地方を拠点にしてる男性アイドルさんで一度ライブを観てみたいなって思ってるんですよね。しかも「Coming Next」にはボイメンさんの研修生さんも出るんですね。

岡本　エグスプロージョンさんって「本能寺の変」のダンスを踊る方たちですよね！ すごい、いろんな方が出るんだ。

谷尾　お客さんにとって「Coming Next」のようなイベントは、いろんなジャンルのアーティストさんを観ることができるのが魅力だと思うんです。私たちが出るときも、初見さんのお客さんにどう楽しんでもらおうかっていうのは、すごく考えましたから。

岡本　私、ひめキュンの公式Twitterアカウント（@himekyun）を動かしているんですけど「Coming Next」に出た直後はフォロワー数が増えてた記憶があるんです。だから初めて観てくれたお客さんにも、伝わるものがあったのかなって。

谷尾　「Coming Next」には単純に音楽が好きな人が集まってる印象があって。だからどのアーティストさんの曲も楽しんでもらえてる感じがしたし、お客さんにとっても出演者にとっても新しい出会いがあるイベントですよね。

岡本　各レーベル期待のニューカマーが一堂に会するイベントなんてほかにないですし、もしかしたら出演者の中から将来大ヒットするアーティストさんが出てくるかもしれないわけですから。私たちも観に行きたいくらい注目のイベントだと思います。