- パーソナリティ
- 須賀健太
オタクなんてもんは移り気、すぐに忘れるから
──皆さん個性豊かで、それぞれ独自の色を持っている感じがしました。
プー・ルイ ももらんどなんてしゃべらなくても色が出せるからすごいですよね。
ももらんど 今もがんばってお話しないといけないとは思っていて……。
プー・ルイ がんばってるじゃん。大丈夫だよ。
ペリ 甘い! 甘すぎるぞ!
プー・ルイ ももにだけ甘いんですよね。かわいいから(笑)。
──(笑)。これからプー・ルイさんが抜けたあと、誰がリーダーを担当するんですか?
キカ すでに新体制のBiSで集まってるんですけど、誰がリーダーっていうのは考えてないです。みんなで舵取りしていく感じ。
パン みんながそれぞれ意見を言えるし、そのときどきでみんながやれることを分担してやっていくほうがいいのかなって思っています。
──メンバーの卒業や入れ替えがある中、ファンの声を皆さんはどう受け止めているんですか?
プー・ルイ まあ1つ言えるのは、オタクなんてもんは移り気で、すぐに忘れるんで大丈夫ってことです(笑)。「さみしい」なんて言ってますけど、どうせ新しい子が入ったら「この子がかわいい」とか言ってTwitterのプロフィールがその子推しとかになっていくんです。「プーちゃん大好き」とかだったのに。
ペリ リアル(笑)。
カミヤ アイコンとか見るとわかりやすいもんね。
プー・ルイ そうそう。いつの間にか私のチェキから新人のチェキに変わるんですよ、絶対に。だからそのへんはあんまり心配してないですね。今は辞める前だから寂しいかもしれないですけど、すぐ忘れるだろうな。
──推しが変わるっていうのは、複雑な心境じゃないですか?
プー・ルイ アイドルあるあるですよ。
キカ 体制が変わるのは寂しいって意見の方もいるんですけど、「新体制も楽しみ」って言ってくれている方もたくさんいるので、その期待に応えたいなって気持ちでいます。
──じゃあ目標としては武道館ですか?
ペリ そうですね。BiSとしての目標を叶えたいです。
──ライブをいつか観に行きたいです。
プー・ルイ ああ! 言ったなあ!
──捕まったみたいな感じに(笑)。
ペリ 機会があったら来てください!
──どんなライブをしているのか、ホントに気になってきましたよ。
キカ お客さんと一緒に1曲丸々スクワット一緒にやったりするので、足腰の準備をしてから来ていただければ。
──スクワット? それはウオーミングアップでやるんですか?
プー・ルイ 振り付け自体が「スクワットをやり続ける」っていう曲(「パプリカ」)があるんです。昔はヘドバンをする曲だったんですけど、悪ノリでスクワットに進化しちゃいました。
カミヤサキ、乙女になる
カミヤ 実は私、須賀さんの舞台を観に行ってました。
──え? ホントですか?
カミヤ 「NARUTO」と「ハイキュー!!」を……。
──ありがとうございます!
カミヤ だからまさかこうやって会えると思わなくて、めっちゃ緊張してます。
──そうなんですね(笑)。どうでした?
カミヤ もう完全に日向翔陽(「ハイキュー!!」の主人公)でした!
──うれしいなあ。原作のマンガも好きなんですか?
カミヤ 原作も好きです。もともとマンガがすごく好きで「NARUTO」を観に行ったときに出ていらっしゃって。でも「ハイキュー!!」は卒業なさるんですよね。
──そう。僕、卒業するんですよ。ぜひまた観に来てください。
カミヤ めちゃくちゃ観に行きたいです!
プー・ルイ 急に乙女になってる(笑)。この際だからいろいろ聞いてみたら?
──ああ、ぜひぜひ!
カミヤ 私、気になってることがあったんです。須賀さんはインディーズのマイナーなバンドさんまでいろいろ詳しいですけど、どうやって調べてるんですか?
──僕、タワレコにけっこう行くんです。試聴機でいろいろ聴きながら1時間くらいブラブラしていて。
ゴ・ジーラ 日本のバンドですか?
──日本のバンドばっかりですね。イチオシとかあります?
ゴ・ジーラ 私は最近だと科楽特奏隊っていうバンドが大好きなサブカルクソ野郎なんです。あとナードマグネットが次に波が来るバンドなんじゃないかって勝手に思ってます。
──ナードマグネットいいですよね! 科楽特奏隊は知らなかったのでチェックしときます。今の時代、CDを買わないとアーティストに還元できることが少ないのかなって思うので、YouTubeとかで見つけたバンドの音源もタワレコで買ってます。
キカ アイドルはあまり聴かないですか?
──うーん、ももクロ(ももいろクローバーZ)は聴くんですけど、アイドル自体あまり聴かないですね。
プー・ルイ でもバンド好きならBiSの音も気に入ってくれるんじゃないかな。
──そうなんです! シングルを聴かせてもらって、歌もオケもめちゃめちゃカッコよくてびっくりしました。
ゴ・ジーラ やったー! ぜひBiSの曲もいっぱい掘って聴いてください。
プー・ルイ 曲だけ掘るといいよね、BiSは。曲だけはいいから。
──“曲だけは”って(笑)。でもBiSの曲は聴くけどライブには行ったことがないって方がいるかもしれませんね。
カミヤ オタクの皆さんは意外と温かいのでぜひ来てもらいたいですね(笑)。ライブ会場には女の子のファンもけっこういます。
プー・ルイ 1回だけ勇気を出して来てほしいです。そしたら変わることもあると思うから。
カミヤ 傍から見ていると「オタク怖い」とか思うかもしれないけど大丈夫です。ちょっとクセが強くて嫌だなあと思うかもしれないんですけど、基本的にいい人たちばっかりなので。
──ライブ中はけっこう激しいんですよね?
プー・ルイ 昔のBiSってライブもハチャメチャだったんで、その先入観はあるかもしれないんですけど、今はリフトやダイブを禁止しているので大丈夫です。ちゃんとステージを観られるような環境になってますし、初めて来た人でも楽しめると思います。
──僕も勇気を出して行きたいです!
一同 やったー!
キカ うれしい! お待ちしております!
ペリ チェキ会も来てください!
──チェキ会のほうがハードル高そう(笑)。CDを買えばみんなと一緒に撮れるんですか?
プー・ルイ 全員で撮る場合はCDを8枚買っていただければ!(笑)
──わかりました(笑)。新しいBiSも楽しみですね。
プー・ルイ はい。今後に期待してほしいですね。新旧のアー写を見比べたらわかると思いますけど、現体制はゾンビなのに新体制は白バックで明るくかわいい感じになってるし。
カミヤ ガラッと変わってる(笑)。
──今後はこういうテイストになっていくんですかね?
ペリ まだ新体制のスタート地点なので、新しいBiSはこれから色が着いていくんだろうと思ってます。
- BiS「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」
- 2018年3月7日発売 / CROWN STONES
- CD収録曲
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- WHOLE LOTTA LOVE
- DiPROMiSE
- WHOLE LOTTA LOVE(instrumental)
- DiPROMiSE(instrumental)
- 初回限定盤DVD収録内容
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2017.10.6.「IDOL is DEAD」@赤坂BLITZライブ映像
- SOCiALiSM
- CHANGE the WORLD
- ぎぶみあちょこれいと
- Never Starting Song
- パプリカ
- I can't say NO!!!!!!!
- Give me your love 全部
- nerve
- My lxxx
- NOT the END
- IDOL
- ロミオの心臓
- Happy Birthday
- twisted grunge
- Fly -Brand-new BiS ver-
- gives
- BiSBiS
<アンコール>
- primal.
- レリビ
- BiS(ビス)
- プー・ルイ、カミヤサキ、キカ・フロント・フロンタール、ゴ・ジーラ、ペリ・ウブ、パン・ルナリーフィ、ももらんどの7人からなるアイドルグループ。BiSは2014年7月をもって解散したが、再始動がアナウンスされ、2016年9月に新体制で活動を再開した。同年11月に1stアルバム「Brand-new idol Society 2」を発表し、1stワンマンライブを東京・下北沢SHELTERで開催。2017年2月に2ndアルバム「Re:STUPiD」をリリース。1月より全国ツアー「Re:STUPiD TOUR」を開催し、それに伴って1週間米しか食べることのできない車中泊ツアーおよび100kmマラソンを敢行した。同年5月よりGANG PARADEのカミヤサキが、アヤとレンタルトレードで加入。カミヤを迎えた体制で同月にシングル「SOCiALiSM」を、10月にシングル「I can't say NO!!!!!!!」をリリースした。2018年3月の東京・両国国技館公演「BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR FiNAL WHO KiLLED IDOL??」をもってリーダーのプー・ルイが卒業。このタイミングでカミヤとアヤのレンタルトレードが終了し、新体制の6人での活動をスタートさせる。さらに同月、両A面シングル「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」」をもって日本クラウンから“再メジャーデビュー”を果たす。
- 須賀健太(スガケンタ)
- 東京都出身の俳優、タレント。1999年に子役デビューし、2002年放送のドラマ「人にやさしく」で五十嵐明役を演じ注目を集めた。その後映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズへの出演を経て、2006年公開の「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」で映画初主演、2010年放送の「新撰組 PEACE MAKER」で連続ドラマ初主演を果たすなど、数々のドラマ、映画で活躍。2015年からはハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」で主人公の日向翔陽を演じている。音楽好きとしても知られ、2017年にはShout it Out「青年の主張」のミュージックビデオに出演した。同年8月には1st写真集「SUGA。-素顔-」を発売し、11月から2018年2月にかけては舞台「髑髏城の七人 Season月」に出演。2018年公開の映画「ちょっとまて野球部!」と「サイモン&タダタカシ」では主演を務める。