「ChouCho the BEST」特集|10年をたどるレビューと著名人4組による愛に満ちたプレイリスト (2/2)

著名人4組が作成した“ChouChoプレイリスト”

佐咲紗花

テーマ:ChouChoが紡ぐMusicStory

私にとっての彼女は公私ともにとても親密な存在であると同時に、ボーカリストとしてだけではなくて、大ファンの作詞家・作曲家です。彼女が紡ぐ言葉やメロディには色や温度や風景が色濃く感じられるところと、そこに彼女にしかない声や歌い方が乗ることでさらに爆発的になる感性が大好きで、楽曲単体というよりアルバム単位でどっぷりその世界に浸ることが多いので、改めてプレイリストを作るのは大変難しく悩ましかったです。
そんな中でも、音楽に対して心から真摯に向き合い、こだわる彼女の音楽世界を私が特に強く感じる、作詞または作曲または両方を彼女が手がけた楽曲からのプレイリストを組んでみました。ああ本心としては曲数が全然足りない…!笑 ラストにそっと自分とのデュエット曲を潜り込ませていますが、これは不遜なつもりはなく、最初にデモを聴いた段階から最大の賛辞を送った素晴らしい旋律の最高な楽曲だからです。
彼女の紡ぐ音楽の多彩さと独創性を、ChouCho愛好家として自分のことのように得意げに自慢したくなるラインナップのプレイリストになりました。ぜひ楽しんでみて下さい。

佐咲紗花

佐咲紗花

プロフィール

佐咲紗花(ササキサヤカ)

2010年1月発表の1stシングル「星彩のRipieno」でキャリアをスタートさせた女性シンガー。その後は国内フェスやアジア、北米、南米、中東など海外のコンベンションイベントにも多数出演。デビュー曲から作詞を担当し、現在は作曲も行う。主にテレビアニメやゲームの主題歌、挿入歌を担当しており、これまでに6枚のアルバムと16枚のシングルを発表。2020年にデビュー10周年を迎え、2枚目のカバーアルバム「SAYAKAVER.2」をリリースした。

仲村宗悟

テーマ:癒し

自分が好きだなと思った選曲にしました。
ChouChoさんの楽曲はメロディラインと歌詞と歌声が美しくて、聴いていて癒されます。
嫌なことがあった日とか、ちょっと疲れたなあって日の心にスッと入ってきてくれます。
僕のデビューシングル「Here comes The SUN」をセルフカバーされていて、印象が全然違って個人的にニヤニヤしながら聴いていました。
皆様もぜひ聴き比べていただけるとうれしいです!

仲村宗悟

仲村宗悟

プロフィール

仲村宗悟(ナカムラシュウゴ)

1988年7月28日生まれ、沖縄県出身の声優、シンガーソングライター。高校卒業後にアーティストを目指して上京し、音楽専門学校に進学する。その後、友人の舞台を観劇したことがきっかけで声優を志し、2015年にゲーム「アイドルマスター SideM」の天道輝役で声優デビューする。2019年3月に「第13回声優アワード」で新人男優賞を受賞。10月に1stシングル「Here comes The SUN」でアーティストデビューを果たし、2020年3月に表題曲とカップリング曲の作詞作曲を手がけた2ndシングル「カラフル」(日本テレビ系「スッキリ」3月度テーマソング)11月には初の配信シングル「Oh No!!」をリリースした。2021年2月には3rdシングル「JUMP」をリリース。自身の誕生日である7月28日に1stアルバム「NATURAL」と4thシングル「壊れた世界の秒針は」を発売した。

fhána

テーマ:ChouChoさんとファナメンとの縁

佐藤純一

ChouChoさん、デビュー10周年おめでとうございます!
こちらのプレイリストは、fhánaメンバーが提供させていただいた曲と、fhánaにとっても所縁のある曲、そして純粋にお気に入りの曲を選びました。ぜひお楽しみください!

towana

fhánaがイベントでカバーさせていただいたこともある「starlog」など、ChouChoさんの楽曲はつい口ずさみたくなるようなものがたくさんあります。伸びやかな歌声といつもやさしくお話してくださるお人柄が大好きです。ChouChoさん、10周年おめでとうございます!

kevin mitsunaga

ChouChoさんデビュー10周年おめでとうございます! 思えば、fhánaのデビュー以前からChouChoさんの楽曲をfhánaで作らせてもらったり、懐かしくも楽しい思い出がいろいろとよみがえってきます! これからも応援しています!

yuxuki waga

ChouChoさん10周年おめでとうございます。Chouchoさんと「明日の君さえいればいい。」を一緒に作れたことが本当にうれしいです。また一緒に音楽しましょう! 素敵な歌声をたくさん聴かせてください。

fhána

fhána

プロフィール

fhána(ファナ)

男性のサウンドプロデューサーである佐藤純一、yuxuki waga、kevin mitsunaga、そして女性ボーカリストのtowanaからなる4人組バンド。2013年8月に「ケセラセラ」(テレビアニメ「有頂天家族」エンディング主題歌)でメジャーデビュー。これまでに16作品のアニメで主題歌の担当を務めており、10thシングル「青空のラプソディ」(テレビアニメ「小林さんちのメイドラゴン」オープニング主題歌)のミュージックビデオは、2021年12月現在、YouTubeで4200万回再生を突破している。日本国内だけでなく海外でのライブも積極的に実施。各メンバーは、バンド活動以外にもほかアーティストへの楽曲提供、プロデュース、執筆活動など多岐に渡って活動している。

松井洋平

テーマ:歌という本を開いて朗読するような歌声

ChouChoさん、「7th heaven」で歌詞を書かせていただいたのがご縁のきっかけでしたね。今回は「歌という本を開いて朗読するような歌声」というテーマでプレイリストを選ばせていただきました。ChouChoさんの歌声はまるで、書籍を読み上げるように歌の言葉1つひとつを丁寧に拾い上げ、意味をこめて送り出すようで、「ああ、この人は歌という小説が心から好きなんだな」と。最初のアルバムを聴いて、自らが書き上げていかれる歌詞を読み解いて、初めてライブで歌う姿を見て、一緒に舞台(2015年の~whitepetals~に舞台演出で参加させて頂きました。)を作り上げて、そんな気持ちが深まっていきました。恋愛小説、ファンタジー、SF、私小説、エッセイ。飾ることなく素直に、聴く人の心に染み込んでいくような歌、その歌い出しの呼吸、そして聴き終わったときにあふれる読後感の余韻のような息、「flyleaf」という1stアルバムのタイトル曲にすべて込められているんだなと感じています。デビュー10周年おめでとうございます。これからもいちファンとして、たくさんの楽曲を息吹かせていかれるのを、ずっと聴いていきたいと思っております。

松井洋平

松井洋平

プロフィール

松井洋平(マツイヨウヘイ)

作詞家でテクノポップユニット・TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのメンバー。劇場アニメ「アイの歌声を聴かせて」の挿入歌、アプリゲーム「あんさんぶるスターズ!」の関連楽曲、「ガールズ&パンツァー」シリーズの関連楽曲などの作詞を手がけている。

イベント情報

ChouCho 10th Anniversary Tour ~ChouCho the BEST~

  • 2022年6月19日(日)大阪府 Music Club JANUS
  • 2022年6月25日(土)東京都 ヒューリックホール東京

プロフィール

ChouCho(チョウチョ)

2011年にテレビアニメ「神様のメモ帳」のオープニング主題歌「カワルミライ」でメジャーデビュー。その後も「氷菓」「ガールズ&パンツァー」「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」など、話題のアニメ主題歌を数多く担当している。国内に留まらず海外のイベントにも出演。2019年より仲村宗悟や上田麗奈ヘの楽曲提供も行っている。 2021年12月にはデビュー10周年記念ベストアルバム「ChouCho the BEST」をリリースした。