CHEERZはファンとの総力戦

──5月のランキングで天川さんが2位、中根さんが3位という結果になりました。中根さんは前回1位で先月に続けてのインタビューになりますね。

中根礎子　ありがとうございます。またファンの皆さんががんばってくださって、3位という順位をいただきました。メンバーを代表して今回もがんばります！

──そして初登場の天川さんが2位という結果に。天川さんはCHEERZを始めたばかりですよね？

天川宇宙　はい、3月から始めました。私、ゲームが大好きなんですけど、CHEERZってちょっとゲーム感があるというか、ファンの皆さんとの総力戦のようなイメージがあって。イベントのときはみんなの力を結集してランキングを勝ち取るみたいな。だから今回2位という結果になってすごくうれしいです。

──ほかのアイドルの投稿もチェックしてますか？

天川　やっぱり気になりますね。ほかのアイドルさんをチェックしてけっこう"CHEER"してます（笑）。

──例えばどんなアイドルをチェックしてます？

天川　プティパの篠崎こころちゃんは最初にお気に入りにしました。CHEERZは気になってたアイドルの子がたくさん参加してるので、その子たちの写真をいっぱい見れておいしいなって思いました。

──戦いの場でもあり、おいしくもあり（笑）。アイドルの皆さんも有効活用してるんですね。

天川　楽しく活用させてもらってますね。CHEERZで私たちの存在を知ってもらえるしランキングという形で評価もされるので熱いなって思います。

強い大学生

──天川さんはもともとコスプレイヤーとして活動されていたということですが、どうしてアイドル活動を始めたんでしょう？

天川　中学のときに趣味でコスプレをやっていて、ブログに写真を載せ始めたんですけど、だんだんイラストを描いたり文章を書いたり、写真以外も投稿していくようになって。そうしたら徐々にフォロワーさんが増えていってだんだんと注目されるようになっていったんです。だから初めはアイドルとかまったく興味がなかったんですけど、いろいろやっていくうちに作詞とかも興味出てきて、自分が書いた歌詞でライブができるアイドルみたいな活動ができたらもっと楽しくなるのかなって思ったんです。それで昨年「ミスiD2015」にエントリーしたのがきっかけで今の事務所の方にお声がけいただいて。

──天川さんは活動としてもいわゆるライブアイドルっていうのを主軸に置いてるわけではないですし、ひとくちに“アイドル”っていうカテゴリでもないですよね。

天川　それは自分でもわかんなくて、Twitterのプロフィールでは「強い大学生」ってなってます（笑）。

──なんか間違ってはないような気はしますね（笑）。

天川　自分が何者かっていうのはいつもモヤモヤします。私、アイドルって言い切るのがまだ抵抗あるんですよ。アイドルってみんなに夢と希望を与える存在だというイメージがある中で、私は負の感情も排出しちゃうタイプだし。

──もはや“天川宇宙”っていうカテゴリでいいんじゃないですか？

天川　そうなんです！ 天川宇宙っていうカテゴリとかジャンルでありたいです。

──ちなみに天川宇宙って本名ではないですよね？

天川　さすがに違います（笑）。イラストを描いてたとき“宇宙戦士”って名前でやっていたんですけど「ミスiD2015」にエントリーするときになんか名前があったほうがいいなと思って3秒くらいで思い付いたのが天川宇宙でした。

──先ほど作詞に興味があったと言ってましたけど、何かきっかけがあったんでしょうか？

天川　椎名林檎さんの世界観が昔から好きで、私も椎名さんのような独創的な世界観を表現するような歌詞を書きたくなったんです。例えばいいフレーズができてもそれを朗読するのってちょっと恥ずかしいんですけど、歌にしたら恥ずかしくないし聴いてもらいやすいんじゃないかなって思って。

──「まほうつかいになんてなりたくない」では作詞を担当してますが、天川さんならではの“ゲームモチーフ”だったりファンタジーとリアルが交錯する世界観だったりが表現されてますね。メロディがすべてゲーム音楽のピコピコ音なのも斬新で楽しいです。

天川　この曲はGigandectさんっていうクリエイターの方に作曲していただいてるんですけど、ゲームボーイに作曲ツールを組み合わせて曲を作ってるんですよ！

──天川さんのイメージにピッタリですね。今後新たにチャレンジしてみたいタイプの楽曲はありますか？

天川　寝る前に聴く感じの曲とかやってみたいですね。ゲームの中でも雪の街とかのBGMはシンっとしてるじゃないですか。ああいう聴いてるうちに眠くなる感じのを作ってみたいです。私「MOTHER」ってゲームが大好きなんですけど、ゲーム中に出てくる「マジカント」っていう場所のBGMみたいなのを作ってみたいです。