前よりもっと面白いことしたいじゃん!
──「a kind of love」のリリース後には、東京と兵庫での大きなアリーナライブも控えています。皆さんが制作に直接的に携わった年末年始のツアーで期待を超えるものを見せてもらった感覚が8号車さんの中にはあると思うし、今回超特急がどんなふうに観る側の想像を超えてきてくれるのかが楽しみです。
タクヤ 今回のアリーナツアーでも、引き続きユーキさんが総合演出を担当するので。ね?
ユーキ そうですね。今回は東京と兵庫でまったく別のライブ構成になり、これは僕らにとって大きな挑戦になると思います。それとは別にまた新しいチャレンジもしたいなって考えていて、今は演出家さんとブラッシュアップしている最中です。6人で初めての大きなライブで、これまでのパフォーマンスを組み直すところも出てくるかとは思うけど、もう不安はすべて取っ払って。終わったあとには「ただただ楽しかった」とか、「これからもがんばれる」とか。観てくれた方をそういう気持ちにさせるものにしたいと思います。
──前回のツアーでの演出の経験は、ユーキさんの糧になっている?
ユーキ そうですね。ツアーを終えて後悔は何1つなかったですし、気持ちを形にするってやっぱり……なんて言うんだろう、すごくやりがいを感じるし、8号車が喜んでくれたらめちゃくちゃうれしいですし。で、何よりも今。今も現在進行形で挑戦が続いているんですよ。その現状に、すごく燃えると言うか。
カイ ファンクラブツアーもそうだけどさ、なんで自分で自分の首を絞めに行くんだろうね、僕ら(笑)。
ユーキ やっぱさ、6人になって前よりもっと面白いことしたいじゃん! 自由に楽しむだけだよ。
railは自分で選ぶから
──では最後に、これからに向けての皆さんそれぞれの思いを聞かせてもらえたらと思います。
タクヤ 日々の活動を大切に。グループとしても個人としても、みんながいろんな場所で幅広く活動をさせてもらっているので、それぞれの場で見てくださる方を元気にできるように、感謝を形にしてお返ししていきたいと思います。6人体制になって、いろんな思いがある中でまだモヤモヤとした感情を抱えている方がたくさんいると思うんですけど……そういう方たちの背中を僕らが押したいと言うか。不安や迷いなく付いてきてもらえるような活動を日々僕らが届けられたらって思いますね。みんなにもっと前を向いてほしいから、そのためには僕らがよりがんばっていかないと。そんな思いです。
カイ そうですね。僕は超特急の“長兄”になったので、メンバーからも8号車からも「頼もしいな」と思ってもらえたらいいなと思いつつ……今年はもうちょっとMCやこういうインタビューでボケていきたいなって。ホントはボケるほうが好きなんですよ!
タクヤ カイがボケに回るとツッコミできるのがリョウガしかいないんだよ! カイとリョウガで成り立っちゃったらコンビの芸人さんになっちゃうじゃん。僕らはどうすればいいの(笑)。
カイ みんなにもっとツッコんでもらいたいんで。しっかりしたところは見せつつ、ガンガンにボケていきます。
ユースケ じゃあツッコむか。僕、ツッコむわ。
タカシ 「より一層パワーアップした超特急を見せるにはどうしたらいいだろう」って今すごく試行錯誤している最中ではあるんですけど、8号車を笑顔にしたいっていう気持ちは変わらないですし、まだモヤモヤしているものを抱えている人がいたら僕らの力でそれを晴らしたいので。8号車への気持ちを一層大事にして、これからも走って行きたいなって思います。
ユーキ 僕は超特急の表現というものを、もっともっと深めながら形にしていきたいと思いつつ……グループの行く先みたいなものを提示できるようになれたらいいなと思います。演出もまだまだ勉強中ですけど、そういうところを含めて。
──自分が超特急の表現を、率先して引っ張っていく。
ユーキ はい。そうできたらいいなって。
──ユーキさんが理想としている超特急って、どんな姿なんでしょう。
ユーキ 今考えている理想は、6人全員がいい意味でぶっ飛んでるっていう姿です。例えば100の振りをもらったとしたら、それを自分たちで150くらいに増幅させちゃう、みたいな。「そう行く?」って見る人が驚くくらいに、予想をユーモアで上回りたい。全員がそういう見せ方をできるようになったら「絶対にいける」っていう確信があるんですよ。まだ誰も走っていない道を勝ち取って突っ走って、そんな超特急の全力に8号車のみんなが付いて来てくれたら……僕らの目指す目標への焦点は、いい意味で絞られてくると思います。
ユースケ 僕は“メンバー発信”が8号車さんにとって一番うれしいことのはずって思っていて。「僕ら6人が何をしたいか」っていう思いを形にしていくことが、8号車さんの喜んでくれることだと思うんですよ。ユーキの演出から始まったこの流れをなくさずに続けていきたいから、思いをしっかり持ってやれることをやりつつ……個人としても今、作詞作曲とか、やりたいことが見えてきていて。メンバーそれぞれが役者さんとかバラエティとか、自分の得意なことを表現していく中で、僕はまた曲を作ることを叶えたいんです。
──作詞作曲、また挑戦されるんですね。
ユースケ はい。第2弾を考えてます。もうこれは絶対実現させたいから楽しみにしててほしいのと……(作詞作曲第1弾の)「超特急です!!!!!!!!」に関しても自分の中で今考えてることがあるので(参照:「超特急を広げていきたい!」超特急ユースケ、自作曲を8号車にプレゼント)。
──展開があるかもしれないんですね。それはうれしいニュースです。
ユースケ だって、せっかくなんで! ヒャダインさんが一緒に夢を叶えてくれたし、歌ってくれたタカシだって「この曲ヤバい」って言ってくれてうれしかったから。絶対にどうにかしたいです。
──作詞作曲は続けていきたい思いがある?
ユースケ 続けられたら、ですけどね!(笑) 「意外と難しいんだな」って思ったんですよ。「超特急です!!!!!!!!」は「こういう曲があったらいいな」ってパッと思い付いたけど、次はなかなかそうもいかなくて。
リョウガ 前回は20分で1曲完成だもんな。
──でも「降りてきた」っていうのは、才能があればこそのことだと思いますよ。
ユースケ また何かできるように。がんばります!
──では最後に、リョウガさんお願いします。
リョウガ 僕たち超特急、8号車にとってもっともっと必要不可欠な存在になっていきたいと思いますし、グループとしても個人の活動においても、自分たちでレールを敷いて走っていきたいと思っています。僕らは8号車の期待の斜め上をこれからも進んでいきます!
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フォトギャラリー
- 超特急「a kind of love」
- 2018年4月4日発売 / SDR
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通常盤 [CD]
1200円 / ZXRC-1139 -
WIZY限定盤
[CD+Blu-ray]
5800円 / ZXRC-1142
- CD収録曲
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- a kind of love
- Party Maker
- Feel the light
- WIZY限定盤Blu-ray収録内容
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- ライブBlu-ray「東京国際フォーラム ホールA(2017/8/8公演収録)」
- 超特急(チョウトッキュウ)
- 6人組の“メインダンサー&バックボーカルグループ”。カイ(2号車 / メインダンサー / 神秘担当)、リョウガ(3号車 / メインダンサー / ガリガリ担当)、タクヤ(4号車 / メインダンサー / 筋肉担当)、ユーキ(5号車 / メインダンサー / ドジっ子担当)、ユースケ(6号車 / メインダンサー / 元気担当)、タカシ(7号車 / バックボーカル / 末っ子担当)で構成されている。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビュー。2014年3月には6thシングル「ikki!!!!!i!!」を発売し、ホールツアーを実施する。同年12月に1stフルアルバム「RING」を発表。2015年6月にはデビュー3周年記念の9thシングル「スターダスト LOVE TRAIN / バッタマン」をリリースし、インドネシア・ジャカルタでのライブイベントに出演して海外“開通”を果たす。さらに12月23、24日には東京・国立代々木競技場第一体育館でのワンマンライブを成功させた。2016年10月に2ndアルバム「Dramatic Seven」をリリース。2017年4月にはデビュー5周年を記念したシングル「超ネバギバDANCE」を発売し、同作で自身初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得した。同年7月にはフジテレビ系ドラマ「警視庁いきもの係」の主題歌「My Buddy」をシングルリリース。12月から2018年1月にかけ東名阪アリーナツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning」を開催する。その後超特急は6人の新体制に。4月に新体制初のシングル「a kind of love」を発表、発表、5月からは東西アリーナツアー「BULLETTRAIN ARENA TOUR 2018 SPRING『Sweetest Battle Field』」を開催する。