人類みな兄弟やな
──先ほど「たくさんの場所へ行った」という話もありましたけど、地方で何か楽しかった思い出はありますか？
ユースケ 僕、鹿児島公演のときに1人で温泉に行ったんですよ。そのときの話なんですけど、捕まえたタクシーの運転手さんが「今日はこれで運転終わりなんだ」って話しかけてくれて、そこから会話していたら「僕も一緒に入りにいこうかな」ってなって……僕、タクシーの運転手さんと一緒に温泉入りました。
リョウガ マジで!?（笑） ちょっと大丈夫？ 誘拐じゃないの？
ユースケ 違うの、違うの。帰りも普通に送ってくれたし。写真も撮ったよ。見る？（スマートフォンを取りに行く）
リョウガ おじさんとのツーショット見せられても困るわ（笑）。って言うか、なんで写真まで撮ってんだよ。
ユーキ 誰かに撮ってもらったんでしょ？
ユースケ えっとね、僕が自撮りで撮ったんだよね。（スマホ画面を見せながら）ほら。
一同 あはははは！（笑）
カイ いや、なんかもう、想像通りのおじさんだよ！
コーイチ 友情生まれとるやん！
タカシ 人類みな兄弟やな……。
ユースケ お風呂ではずっと「車線変更が難しい」みたいな話を聞いてた。1時間くらい入ってたからのぼせちゃって（笑）。いやあ……楽しかったですね。いい思い出になりました。
リョウガ ユースケはすげえなあ。
僕にしかできないこと
──素敵な出会いもあったんですね（笑）。写真と言うと、今回のツアーでは「fanfare」でタクヤさんがステージ上からメンバーの写真を撮るという演出がありましたよね。これまでに見たことがないシーンでしたが、これはどういったところから生まれたアイデアだったんですか？
タクヤ 僕は写真を撮るのが好きなんですが、それを「ライブの中で生かせないか」と誰かが言ってくれて。そこから派生して、ああいった演出になりました。
リョウガ コーイチが……。
コーイチ （リョウガの言葉を遮るように）俺や。俺が言ったんや。
リョウガ ……コーイチさあー、普通自分からそんなに主張する？ もう！ アイデア出したのコーイチじゃないです！
コーイチ あははは！（笑）
カイ タカシです。タカシのアイデアです！
タカシ （困惑した表情で）お、俺？
リョウガ まったく。言わなきゃよかった。
コーイチ タクヤの写真て、いいんですよ。これは自分の勝手な感想なんですけど……彼の撮る写真はきれいなんだけど、どこか寂しい気持ちになると言うか。タクヤの目線で切り取るものに孤独感を感じてキュンとするから、僕はすごく好きなんです。それを演出家さんに言ったら、うまいこと取り入れてくれたんですよね。
タクヤ 自分の中ではすごく挑戦でした。それこそライブカメラマンのような気分なんだけど、メンバーと同じ目線でライブ中の写真を撮れるのは新鮮で楽しかったです。一度どこかの公演で、メモリ不足で1枚も撮れなかったときがあって。
ユーキ あった。あれはマジで焦ったよね。
タクヤ 撮り直したこともありました。
コーイチ そのときのタクヤ、なかなかグッときたんですよ。撮れていないことに気付いて、一度「撮り直しはナシ」みたいな話になりかけたんだけど、タクヤが「いや、それは違う」って。「ちゃんと撮ろう」ってことで、アンコールにもう一度カメラを持ってステージに出て撮り直したんです。そのときのタクヤは周りを気にせずに「絶対こっちのほうが8号車のためだ」っていう思いを貫き通したから、その姿を観たときは「カッコいいな」って思いましたね。悔しいけど（笑）。
──タクヤさん、ステージ上でレンズ越しにメンバーを見てみていかがでしたか？
タクヤ いやあ、みんないい顔してました。何より、8号車をバックにいい笑顔してるメンバーが撮れたことがすごくぜいたくだなって。これは本当に、僕にしかできないことだと思うし……プロのカメラマンでもできないことが自分の手でできたことが喜びでしたね。
未来の自分にいいバトンを渡せるように
──今回のツアーは超特急史上最大最長のものでしたが、ツアーファイナルの東京国際フォーラム ホールA公演では皆さん晴れやかな笑顔でゴールテープを切っていたのがすごく記憶に残っています。これまでのツアーだと感慨深げな表情や涙を見ることが多かったから、今までとは違ったファイナルだなあと思いました。笑顔でツアーを終えられたのには、どんな理由がありますか？
ユーキ もう年末のアリーナツアーが決まっていた、ってことが大きいと思います。最長のツアーを終えての熱い思いはもちろん心の中にあったけど、今年中に超えなきゃいけない大きな目標が先に見えていたから、そっちのほうにスイッチを切り替えると言うか……「落ち着いてる場合じゃないな、次のステップに進まなきゃ」って。だからみんな、ああいった前向きな感じでツアーを終えられたんだと思います。
コーイチ 「Trans NIPPON Express」は毎回毎回本当に楽しかったし、楽しみながらライブパフォーマンスも進化していけたと思う。そんなツアーの締めくくりだったから、「ここまで来たらやるだけ」っていう気持ちがありました。それに加えて、次のアリーナツアーに向けて、未来の自分にいい形でバトンを渡せるようにっていう思いがあったから、ひたすらにその瞬間のパフォーマンスにかける超特急の姿が国際フォーラムでは見せられたんじゃないかな。
──では最後に、そのアリーナツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning」へ向けた意気込みを聞かせてください。
ユーキ すごくてんこ盛りのライブになりそうです！ まず、12月24、25日はクリスマスライブ。25日は僕たちにとって大切な結成記念日でもあるので、大切にやりたいなと思いつつ……その後の公演では挑戦し続ける気持ちを忘れない、進化し続ける超特急を皆さんに見せたいです。あと年始の公演は初めてなので、年始にちなんだこともやりたいね！
──1月6日の大阪城ホール公演ですね。
タカシ 大阪城ホール、うれしいですね。去年「MBS音祭」のオープニングアクトで初めて立って、そのときの数十分のステージでもうれしかったのに、今回は単独ですもん。正直どんなライブになるのか想像がつかないんですけど……でも、想像がつかないのも正解なのかなって。「一体どうなるんだろう？」って、わからない分ドキドキします。不安よりも楽しみのほうが勝つ心境なので、どんなことがあっても楽しんでいこうと思います。
──すでに発表されているツアーのビジュアルはとてもクールな印象ですが、公演の内容もこのイメージに沿ったものになりそう？
コーイチ いや、裏切ると思いますよー！（笑）
ユーキ 超特急は日々皆さんの想像を裏切るからね。今回もいい意味で裏切っていけたらと思います。
- 超特急「Bullet Train 5th Anniversary Tour 2017 Super Trans NIPPON Express」
- 2017年11月15日発売 / SDR
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初回限定盤 [Blu-ray2枚組]
8888円 / ZXRB-3025～6 -
Loppi・HMV限定盤
[Blu-ray+2CD]
8888円 / ZXRB-3027 -
通常盤 [Blu-ray Disc]
4800円 / ZXRB-3028
- Blu-ray収録内容（共通仕様）
-
- Overture～Opening
- One/O Signal
- No.1
- Believe×Believe
- 超えてアバンチュール
- Superstar
- DJ Dominator
- One Life
- Pretty Girl
- What's going on?
- Seventh Heaven
- Shake body
- panipani
- refrain
- Turn up
- ライオンライフ
- Star Gear
- We Can Do It!
- LIBIDO
- COMP!! COMP!! COMP!!
- STYLE
- Beasty Spider
- Billion Beats
- Drive on week
- Bloody Night
- Beautiful Chaser
- Yell
- EBiDAY EBiNAI
- Secret Express
- 走れ!!!! 超特急
- 超ネバギバDANCE
- Peace of LOVE
- バッタマン
- fanfare
- Kiss Me Baby
- Burn!
- Clap Our Hands!
- gr8est journey
- Summer love
- PAPAPAPA JUMPERS
- HOPE STEP JUMP
- Documentary of Trans NIPPON Express with Ryoga ※初回限定盤、Loppi・HMV限定盤特典映像
- 初回限定盤付属Blu-ray収録内容
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「Trans NIPPON Express Live Visual Selection」
- Kiss Me Baby
- Opening Visual
- Opening Visual ～ One/O Signal（Intro） Super ver.
- fanfare（Tour Final Special edit）
- Burn! 超全力サビver.（コーイチ・カイ・リョウガ・タクヤ・ユーキ・ユースケ・タカシ）
- Loppi・HMV限定盤付属CD収録曲
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DISC 1
- Overture
- One/O Signal
- No.1
- Believe×Believe
- 超えてアバンチュール
- Superstar
- DJ Dominator
- One Life
- 5thAnniversary Super Medley
- Pretty Girl
- What's going on?
- Seventh Heaven
- Shake body
- panipani
- efrain
- Turn up
- ライオンライフ
- Star Gear
- We Can Do It!
- LIBIDO
- COMP!! COMP!! COMP!!
- STYLE
- Beasty Spider
- Billion Beats
- Drive on week
- Bloody Night
- Beautiful Chaser
- Yell
- EBiDAY EBiNAI
- Secret Express
- 走れ!!!! 超特急
- 超ネバギバDANCE
DISC 2
- Peace of LOVE
- バッタマン（Performance）
- バッタマン（Super ver.）
- anfare
- Kiss Me Baby
- Burn!
- Clap Our Hands!
- gr8est journey
- Summer love
- PAPAPAPA JUMPERS
- HOPE STEP JUMP
- BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning
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- 2017年12月24日（日）千葉県 幕張イベントホール
- 2017年12月25日（月）千葉県 幕張イベントホール
- 2017年12月27日（水）神奈川県 横浜アリーナ
- 2017年12月30日（土）愛知県 日本ガイシホール
- 2018年1月6日（土）大阪府 大阪城ホール
- 超特急（チョウトッキュウ）
- ボーカル2人の美しいハーモニー、奇抜で独特なダンスパフォーマンスで人気を集めている“史上初!! メインダンサー＆バックボーカルグループ”。コーイチ（1号車 / バックボーカル / お父さん担当）、カイ（2号車 / メインダンサー / 神秘担当）、リョウガ（3号車 / メインダンサー / ガリガリ担当）、タクヤ（4号車 / メインダンサー / 筋肉担当）、ユーキ（5号車 / メインダンサー / ドジっ子担当）、ユースケ（6号車 / メインダンサー / 元気担当）、タカシ（7号車 / バックボーカル / 末っ子担当）の7人で構成されている。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビュー。2014年3月には6thシングル「ikki!!!!!i!!」を発売し、ホールツアーを実施する。同年12月に1stフルアルバム「RING」を発表。2015年6月にはデビュー3周年記念の9thシングル「スターダスト LOVE TRAIN / バッタマン」をリリースし、インドネシア・ジャカルタでのライブイベントに出演して海外“開通”を果たす。さらに12月23、24日には東京・国立代々木競技場第一体育館でのワンマンライブを成功させた。2016年3月にカンテレ・フジテレビ系ドラマ「お義父さんと呼ばせて」の主題歌を表題曲とするシングル「Yell」を発表。10月に2ndアルバム「Dramatic Seven」をリリースする。2017年4月に、デビュー5周年を記念したシングル「超ネバギバDANCE」を発売し、同作で自身初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得。7月にはフジテレビ系ドラマ「警視庁いきもの係」の主題歌「My Buddy」をシングルリリースした。11月15日には、6月に行われた初の日本武道館公演の模様を記録したBlu-ray「Bullet Train 5th Anniversary Tour 2017 Super Trans NIPPON Express」を発表する。
