ナタリー PowerPush - 超特急

お楽しみはこれからだ!「Believe×Believe」で目指す次のステップ

「遊☆戯☆王」ファンに超特急の面白さを見せたい

──ライブではどういったことを意識してパフォーマンスしていますか?

タカシ 「前向きになろう!」っていう情熱をストレートに込めた曲なので、「前見て歩いていこうぜ」って語りかけるつもりで、元気よく歌うようにしてます。

ユーキ

ユーキ ボーカルは声で耳へ思いを伝えなきゃいけないんですけど、僕たちは目で見させるんで、ちょっと変わったダンスをしっかり目に焼き付けてもらいたいなっていう気持ちで踊ってます。それに今回はボーカルとダンサーが協力しあって、7人でひとつのものを見せるところが多いんです。1人ひとりがニュアンスだったり手の角度だったり、そういう細かい部分を心がけなきゃいけない振りで。全員そろってないとキレイに見えないんで、そういうところに神経を配ってますね。

──では「遊☆戯☆王」と超特急の共通点を挙げるとしたら?

リョウガ

リョウガ 今回の「ARC-V」のテーマが「エンタテインメント」で、主人公は人を楽しませる戦い方をするんですね。超特急も8号車を楽しませるパフォーマンスをするので、そこはリンクしてるんじゃないかなと。あとはメンバーみんなデュエリストです。

コーイチ 世代ど真ん中ですから。

──ライブで披露するときも、「遊☆戯☆王」カードで遊んでいるからこそ表現できるものがありそうですね。

タクヤ いや、踊ってるときは「遊☆戯☆王」カードのことは頭にないです。それよりも「遊☆戯☆王」ファンの方に受け入れられるように気を付けてます。15年も続いてるアニメだし、今までオープニングを務めていたアーティストと比べたら、サビでこんな顔振って白目むいてるアーティストは絶対いないと思うので。

ユーキ 今回タイアップが決まったのも、アニメスタッフの方が「今まで観てきたアーティストの中でもエンタテインメント性を意識しているのは超特急」って思ってくださったのがきっかけなんですよ。だからなおさらしっかり、僕たちなりのエンタテインメント性や超特急の面白さを、アニメを観てる人たちに見せていけたらなって思います。

いつまでも子供じゃない

──ではカップリングの「We Can Do It!」について。

ユーキ 出た! 大好き。

──「キーが常に変化し続ける、休みどころがまったくないドSな楽曲」という前情報が入っています。

コーイチ 転調し放題ですからね。

タカシ リズムもいきなり変わるし。なだらかになったかと思えば言葉が立て続けに入ってきたりして、今までの曲より切り替わりが激しいです。

コーイチ 忙しいよね。

──この曲はボーカルだけじゃなくダンサーも忙しいんですか?

タクヤ

タクヤ まだ振りが付いてないんですよ(※取材は5月中旬に実施)。でも「Kiss Me Baby」よりセクシーになると思いますよ。今年20歳になるメンバーも5人いるんで、もっと色気を出して大人らしさを表現したい。いつまでも子供じゃないよ。

リョウガ 誰に言ってんだよ(笑)。

カイ 世間にね。世間にアピール(笑)。

タカシ この曲には「たっぷりと甘い蜜 吸い上げてみようか」っていう歌詞があるんですけど……なんて言うんですかね、僕まだ未成年やから、吸い上げれるかな?って思ったりもします(笑)。

──今の自分にとっては背伸びしたような歌詞だと。

タカシ 全然身の丈に合ってない気がする。でもライブで披露するときはカッコよく、セクシーに歌えたらって思ってます。

──ボーカルの力量が求められる曲だと思うんですが、ダンサーの皆さんはボーカル2人の現状をどう見てますか?

ユースケ これは厳しいユーキさんからバシッと。

ユーキ (ボーカル2人に向かって)まず1回初心に帰ることだよね。

ユースケ あはははは!(笑) 誰!

タカシ プロデューサーですかあなたは!

ユーキ

ユーキ でもなんだろうな、ほんとこの2人は正反対な性格なので。釣り合ってるときと釣り合ってないときの差がすごい出る。うまいこと噛み合えばいいんですけど、噛み合ってないときはとても不安です。

コーイチ 僕とタカシは性格も歌い方もほんとに違うんですよ。バランスが取れてるときは2人とも手応えを感じてるんですけど、そうじゃないときは「ヤベッ」て思うんですよね。で、どっちかががんばっちゃうと、もうその時点でバランスが取れてないことになるんで。それは2人だから際立つのかもしれないけど……安定感っていうのはこれからの課題ですね。

ニューシングル「Believe×Believe」 / 2014年6月11日発売 / SDR
ビリビリ盤 [CD] / 1080円 / SDMC-0153
冒険盤 [CD] / 1080円 / SDMC-0154
ツアー盤 [CD] / SDMC-0155 ※Zeppツアーのチケットに付属
ビリビリ盤 CD収録曲
  1. Believe×Believe
  2. We Can Do It!
冒険盤 CD収録曲
  1. Believe×Believe
  2. Pretty Girl
ツアー盤 CD収録曲
  1. Believe×Believe
"BULLET TRAIN ONEMAN SHOW 2014" 真夏の全国Zepp TOUR~孤高の戦士達が力を解き放つ時 '感電注意報発令!' ~
2014年8月1日(金)東京都 Zepp Tokyo
2014年8月3日(日)北海道 Zepp Sapporo
2014年8月9日(土)福岡県 Zepp Fukuoka
2014年8月14日(木)愛知県 Zepp Nagoya
2014年8月15日(金)大阪府 Zepp Namba
2014年8月29日(金)東京都 Zepp Tokyo(追加公演)
超特急(チョウトッキュウ)

超特急

スターダストプロモーションに所属する音楽集団「EBiDAN」からの選抜メンバーで結成された“史上初!フロントメインダンサー&バックボーカルグループ”。メンバーは1号車コーイチ(お父さん担当)、2号車カイ(神秘担当)、3号車リョウガ(ガリガリ担当)、4号車タクヤ(筋肉担当)、5号車ユーキ(ドジっ子担当)、6号車ユースケ(元気担当)、7号車タカシ(末っ子担当)の7人。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビューし、「Shake body」「POLICEMEN」とシングルリリースを重ねる。2013年6月にはテレビ東京の連続ドラマ「ヴァンパイア・ヘヴン」のエンディングテーマ「Bloody Night」を4thシングルとして発表し、オリコン週間ランキング10位を獲得した。2014年3月に6thシングル「ikki!!!!!i!!」をリリースし、東京・日本青年館やTOKYO DOME CITY HALL公演を含むホールツアーを実施。6月にはアニメ「遊☆戯☆王 ARC-V」のオープニング曲「Believe×Believe」を発表する。ボーカル2人の美しいハーモニー、独特なダンスパフォーマンスで人気を集めている。