ナタリー PowerPush - 超特急

お楽しみはこれからだ!「Believe×Believe」で目指す次のステップ

超特急のニューシングル「Believe×Believe」(ビリビリ)はアニメ「遊☆戯☆王 ARC-V(アーク・ファイブ)」のオープニング曲としてオンエア中の、躍動感あふれるアッパーチューン。今回ナタリーではメンバー全員にインタビューを行い、シングルやライブツアーにまつわる話を聞いた。

また特集後半では「Believe×Believe」にちなみ、各メンバーがこれまでの人生で感電しそうなほど衝撃を受けたものや出来事を紹介。充実のフォトギャラリーとあわせて楽しもう。

取材・文 / 伊藤実菜子 撮影 / 上山陽介

ユースケのガソリン「Believe×Believe」

──「Believe×Believe」が「遊☆戯☆王 ARC-V」のオープニング曲になることは、「ikki!!!!!i!!」のホールツアー初日に発表されたんですよね。

コーイチ

コーイチ そうですね。追加公演のTOKYO DOME CITY HALLで披露するってことは決まってたんですけど、初日の福岡での発表はほんとに僕たちにとってもサプライズで。そこで初めてタイアップを知りました。

──歌詞に「最強のCard」「魂のペンデュラム」といった特徴的な単語が出てくるので、ピンときたりしませんでした?

コーイチ 僕たちの今までのシングル曲って、「POLICEMEN」は警官、「Bloody Night」は吸血鬼っていうようにコンセプトが強すぎてですね。だからまったく気付かなかったです。

カイ 意外とすんなり入ってくるんだよね(笑)。

──センターのリョウガくんはこの曲を初めて聴いたときにどう感じましたか?

リョウガ 今までの超特急の曲にはないような、聴いたらテンションが上がって前向きになれるような曲だなと思いました。披露するときも毎回楽しいし、サビで変顔すると同時にお客さんがどっと笑うのもすごく気持ちよくて。「笑ってくれたー!」みたいな(笑)。歌詞にある「お楽しみはこれからだ」は「ARC-V」の決めゼリフでもあるんですけど、本当にその通りだなって思います。

タクヤ 僕は“続く曲”が増えてよかったなと思いました。「panipani」「Kura☆Kura」ときて、「Believe×Believe」。

コーイチ はははは(笑)。「Believe×Believe」を一番気に入ってたのはユースケですね。

ユースケ

ユースケ はい。僕は勇気付けられる曲が好きなんですけど、「Believe×Believe」は歌詞がすごい好きで。僕、元気担当なのに落ち込みやすいから……。

ユーキ 元気をもらえるんだね、これ聴いて。

ユースケ そうそう。元気をチャージできるというか。

タクヤ お前が車だとしたら「Believe×Believe」はガソリンってことでしょ。

ユースケ そうだね。だから超特急の曲の中で今一番好きです。ほんとに推せます、これ!

白目の瞬間は自分を捨ててる

──振り付けは白目をむいて顔を振るわせるという、アニメを観ている年代の子供たちが真似したくなるようなユニークさが特徴的ですね。

カイ

カイ ちびっ子が踊ったら絶対かわいいでしょうね! 真似してほしいです。最初に聴いたときは、単純にカッコよくて盛り上がる曲だからサビでは全員でお客さんを煽るような振りなんだろうなあと思ってたら、まさかの「白目をむく」って言われて(笑)。戸惑いましたね、僕とタクヤは白目むけないし。

リョウガ 上向いてるだけなんです(笑)。

カイ でも抵抗ではなくて、「こう来たか!」みたいな。ビックリはしましたけど、実際やってみると楽しい(笑)。

タクヤ 僕たちの振りは基本変わっているんですけど、「Believe×Believe」に関してはほんとに変わっていた(笑)。いまだにシングル曲だって信じられないですもん。

──今まで見せてきたクールでセクシーな超特急のイメージが崩れてきてますよね。

タクヤ 白目の瞬間だけは自分を捨ててますから。

タカシ

タカシ AメロとかBメロはめっちゃカッコいいけど、サビはもう完全にコミカル10割みたいな感じ。特にダンサーはいかに感電してるように見せるかっていうことを意識しているんだと思います。

リョウガ ボーカルも白目むいてんの?

コーイチ むけるかい!(笑) PVではがんばってるよ。

タカシ ライブ中は無理やけど。

リョウガ いつも白目むいて歌ってんのかと思った(笑)。

──中でもユーキくんは特にキレイな白目をむいていて。

ユーキ もう中途半端だと一番恥ずかしいんで。ちょっと黒目残ってるとか(笑)。

カイ 個人的に一番すごいと思うのはユースケ。白目だけじゃなくて、ブルドッグみたいに顔もブワワワワッてなってるから(笑)。

眠気と闘ったPV撮影

──PVでは仲間を集めて大きな敵を倒すストーリーが描かれています。今回の撮影はいかがでした?

タクヤ 撮影時間が長かった。最後の室内での演技シーンのときはもう夜遅くて、みんな眠気と闘いながらやってました。

タカシ 僕は半分意識なかったです。

タクヤ ユーキは演技中に寝ましたからね。

カイ ユースケが僕に対して打ったビームをユーキがかばうシーンがあるじゃないですか。そこで倒れた後のシーンですね。

ユーキ そのあとユースケが逆にリョウガにやられちゃって、タクヤがユースケに駆け寄る間にさり気なく映ってる僕は本当に死んでるみたいです。

タクヤ あとはCGが多いので、見えないものを想像しながら演技するのが楽しかった。ただ最後に出てくるデカい怪獣はポップだって聞いてたんですけど、実際はすんごいキモくて(笑)。

カイ ゆるキャラみたいなやつかと思ったらけっこうガチめのモンスターだった(笑)。

タクヤ

タクヤ あとダンス中のユースケが一瞬カメラ目線になるところが見どころです。

ユーキ あれカッコいいよなー! 俺もあそこ一番お気に入り。無駄にカッコいい。

タクヤ (ユースケに向かって)ちょっと再現して。せーの!

ユースケ 再現!? できないよ(笑)。それよりもむしろタカシのファイティングポーズでしょ。タカシはもう何やってもカッコいい!

──随所にポイントがあるんですね。

ユーキ 一番初めのシーンでは背景のほうに牛いたりしますし。

タカシ そう、さり気なく本物の牛がいるんです。

リョウガ なんでそのまま生かしたんだろう(笑)。

ニューシングル「Believe×Believe」 / 2014年6月11日発売 / SDR
ビリビリ盤 [CD] / 1080円 / SDMC-0153
冒険盤 [CD] / 1080円 / SDMC-0154
ツアー盤 [CD] / SDMC-0155 ※Zeppツアーのチケットに付属
ビリビリ盤 CD収録曲
  1. Believe×Believe
  2. We Can Do It!
冒険盤 CD収録曲
  1. Believe×Believe
  2. Pretty Girl
ツアー盤 CD収録曲
  1. Believe×Believe
"BULLET TRAIN ONEMAN SHOW 2014" 真夏の全国Zepp TOUR~孤高の戦士達が力を解き放つ時 '感電注意報発令!' ~
2014年8月1日(金)東京都 Zepp Tokyo
2014年8月3日(日)北海道 Zepp Sapporo
2014年8月9日(土)福岡県 Zepp Fukuoka
2014年8月14日(木)愛知県 Zepp Nagoya
2014年8月15日(金)大阪府 Zepp Namba
2014年8月29日(金)東京都 Zepp Tokyo(追加公演)
超特急(チョウトッキュウ)

超特急

スターダストプロモーションに所属する音楽集団「EBiDAN」からの選抜メンバーで結成された“史上初!フロントメインダンサー&バックボーカルグループ”。メンバーは1号車コーイチ(お父さん担当)、2号車カイ(神秘担当)、3号車リョウガ(ガリガリ担当)、4号車タクヤ(筋肉担当)、5号車ユーキ(ドジっ子担当)、6号車ユースケ(元気担当)、7号車タカシ(末っ子担当)の7人。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビューし、「Shake body」「POLICEMEN」とシングルリリースを重ねる。2013年6月にはテレビ東京の連続ドラマ「ヴァンパイア・ヘヴン」のエンディングテーマ「Bloody Night」を4thシングルとして発表し、オリコン週間ランキング10位を獲得した。2014年3月に6thシングル「ikki!!!!!i!!」をリリースし、東京・日本青年館やTOKYO DOME CITY HALL公演を含むホールツアーを実施。6月にはアニメ「遊☆戯☆王 ARC-V」のオープニング曲「Believe×Believe」を発表する。ボーカル2人の美しいハーモニー、独特なダンスパフォーマンスで人気を集めている。