BUDDiiS「Magic」インタビュー&MV密着|“10人の歌声”から生まれる魔法 「Magic」で見せる新しい形 (3/3)

「Magic」MV撮影密着フォトレポート&インタビュー

4月上旬、「Magic」のミュージックビデオ撮影は関東近郊の屋外セットを舞台に行われた。直前まで荒天が予想されていた天気は当日に好転し、時折晴れ間がのぞくほどの撮影日和に。海外の街並みを思わせるセットにカラフルな配色のジャケットスタイルで現れたメンバーは、ワンカットで行われる撮影の流れを何度も念入りに確認したうえで本番に臨み、1人の女性に次々とアプローチをしていくコミカルな演技を披露した。

10人のチームワークが必要とされた今回の撮影の思い出は? このページでは、撮影の裏側を記録した写真とともに、メンバーのコメントを紹介する。

MV撮影を終えて

FUMINORI 今回のMVは、女性の役者さんに僕らが1人ひとりアプローチしていくっていう、初めてのアクティングシーンが見どころですね。人によってアプローチの仕方が全然違うので、自分の好みのメンバーを見つけていただいてもいいですし(笑)。

SHOW おおー。

FUMINORI ワンカットの中にいろんな面白さが詰め込まれているので、すごく見応えのある作品に仕上がったんじゃないかな。天気予報は悪かったけど、なんなら太陽が覗くほどの天気になってね。持ってるなと思ったよね。

YUMA アクティングは今までやったことがなかったので、撮り終わるごとにみんなの表情を見るのが面白かったです。バディも、メンバーそれぞれの表情やカメラを誘導する手の動きを楽しめると思います。自分のパートの見せ方を考えるのも楽しかったし、SHOWのプロポーズの表情が特に面白かった(笑)。

FUMINORI SHOW、ホントにいい顔してたよね(笑)。「好きです!」と思いを真摯に伝える姿が最高によかった。

SHOW まあ、余裕でフられますけどね! フられたあと、最初は悲しい表情をしてたんですよ。そうしたら監督さんに「リアルすぎるからもうちょっとコミカルに」って言われました(笑)。

HARUKI カメラの前でどんどんメンバーが入れ替わっていくシーンの撮影のとき、みんなが「俺だ俺だ!」って前の人を押しのけていく、その勢いがすごく面白かったです。アプローチするみんなの熱意がすごかった(笑)。

撮影中の珍プレー、好プレーは?

FUMINORI 好プレーで言うなら、MORRIEが押しのけられて驚く演技がうますぎましたね。何回撮っても完璧だから、プレイバック見るたびに「すごいね」って。

MORRIE 将来スタントマンになりたいんで! 吹っ飛びすぎて机の下に潜り込んじゃって、そのまま勢いで起き上がったからガコン!って机を持ち上げちゃったこともありました(笑)。でも痛みは感じないんですよ。スタントマンなんで。

FUMIYA いや、突き飛ばす役の僕が心配になっちゃうから(笑)。

MORRIE FUMIYA、マジで心配してくれたもんね。でも僕は自分から飛んでるんで大丈夫。

FUMINORI あと、カフェ店員役のTAKUYAはカメラが向くタイミングで扉から出てこなきゃいけないんですけど、それも毎回、1秒もズレないタイミングで出てきてて。監督に褒められまくってたよね。

TAKUYA 僕的“珍プレー”はHARUKIさん。僕はHARUKIさんが読んでた新聞を顔に当てられるんですけど、当てる強さが想像以上に全力で(笑)。監督の指示もあったんですけど、普段全然そういうことをしないタイプだから「そんな感じで来るのね!?」って、ちょっと笑ってしまいました(笑)。

KEVIN 珍プレーで言うと、ワンカット撮影なのでカメラ裏での移動が大変でしたね。僕はアクティングシーンの最後に出てくる人を演じたので、クライマックスの全員でのダンスシーンに間に合わないときがあって(笑)。なかなか入るタイミングがつかめないから、スタッフさんが「今ー!」って叫んでくれたのを合図に「はいー!」みたいな感じで合流してました。メイキングで見るのがちょっと恥ずかしい感じかもしれないです(笑)。

MVと同じ状況で、実際に自分がアプローチをするとしたら……?

FUMIYA 僕はMORRIEくんのマジック作戦かなあ。

SEIYA できるの?

FUMIYA できないけど(笑)。

FUMINORI 僕はFUMIYAがやってたお花屋さんで攻めますね。働いているキャラクターなんで、信頼につながると言いますか……。

FUMIYA 職が安定してるよアピール?(笑)

FUMINORI そうそう(笑)。信頼度を考えると、お花屋さんが一番かなと。

SHOW 僕は話しかけられずに通り過ぎていっちゃう……というのがリアルだと思います。口説けずに終わる(笑)。

SHOOT 僕も同じだな。急に声かけてもびっくりしちゃうと思うし、向こうが気付いてくれたらいいな、くらいのテンション感で眺めるだけかも。

KEVIN 僕も絶対に自分から声をかけるタイプじゃないから、SHOOTと同じですね。

YUMA 僕はカフェでお茶をしているときにアプローチをする役なんですけど、実際それが一番可能性高いんじゃないかなって……。

一同 あはははは!

FUMINORI なんでそんなガチテンションなんだよ!(笑)

YUMA 「一緒にカフェに行こうよ、1杯どう?」って声かけるのが、一番可能性が高いと思います(笑)。

FUMIYA HARUKIはどうするの?

HARUKI うーん……。

FUMINORI HARUKIには知らない人にアプローチするっていう概念がないもんね?(笑) わかるわかる。

TAKUYA でも釣りは得意じゃん。

HARUKI (釣りのポーズをしながら)僕は物理的に釣ろうかと思います(笑)。

TAKUYA 僕はイチかバチか、SHOWさんスタイルの全力プロポーズでいきます。純粋に気持ちを伝えるしかない。

一同 おおー。

MORRIE 僕はHARUKIスタイルで行きますね。特に何もせず、新聞を読むっていう。彼が映像の中で読んでるのって英字新聞なんですよ。その姿を見せて、「1人で新聞読んで、おとなしい子なんだな。あれ、この人英語できるんだ? カッコいい……」。これです。

FUMIYA ガチ感あるなあ(笑)。

SEIYA 自分がやってみたいもので言うと、FUMIYAのようにめっちゃ大きな花束を使ったアプローチかなあ。花束はきれいですし、「こんなにたくさん持てるんだぞ!」っていう力強さも見せていきたいと思います(笑)。

SHOOT そんなん、成功するの絶対SEIYAじゃん、もうー。

FUMINORI いや、全然ナシだろ!(笑)

ライブ情報

BUDDiiS vol. 05 -MAGiiCAL-

  • 2023年6月17日(土)東京都 日比谷野外大音楽堂
  • 2023年6月24日(土)大阪府 大阪城音楽堂

プロフィール

BUDDiiS(バディーズ)

2020年9月結成の10人組ダンス&ボーカルグループ。2021年5月に配信シングル「CLICK ME」でデビューし、2022年5月には神奈川・横浜武道館で男性アーティスト初のワンマンライブを、8月には初の全国ツアーとなる5大都市Zeppツアー「BUDDiiS vol.03 Zepp Tour – JOURNiiY –」を開催。12月に「her+art」「The One」を2曲同時に配信リリースした。2023年5月に「Magic」を配信リリース。6月には、東京・日比谷野外大音楽堂(日比谷野音)と大阪・大阪城音楽堂で、グループ初の野外ワンマンライブを開催する。

2023年5月12日更新